「私なんてダメだ・・・」と責めてしまう。「ダルダルうつ子さん」かもしれません!

7/24に発売した『女子のうつ PMSがラクになる本』(飛鳥新社)では、生理前に起こる心身の不安定さや不調を”女子のうつ”と名づけ、性格傾向に合わせて4つのタイプに分類しています。
4タイプそれぞれの特徴を4回に分けてお届けしており、今回は最後のうつ子さんのご紹介です。4つ目は人にも自分にも厳しい完璧主義タイプの「ダルダルうつ子さん」について解説していきます。
自分はどのタイプなのか? ぜひ生理前の症状と照らし合わせて読んでみてください。 

ダルダルうつ子さんの特徴

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ダルダルうつ子さんの特徴は4タイプの中でも、もっとも他人には理解されにくいタイプかもしれません。
なぜなら、他人に見せている顔と、実際との顔に大きな違いがあるからです。ダルダルうつ子さんの特徴はダルダルという言葉からは想像しにくいかもしれませんが、とにかく【完璧主義】ということ。

職場や友人関係、さらには家族や彼氏の前でさえも完璧であらねばいけない思って振る舞い、発する言葉も常にポジティブ。
完璧ではない自分も理解されたいと深層心理では感じていますが、「バカにされたくない」「ダメ人間だと思われたくない」「見捨てられたくない」「嫌われたくない」などの思いが人一倍強く、常に100%の自分を他人の前では演じてしまいます。

そんなダルダルうつ子さんはホルモンの波の影響を受けると、日頃ピーンと張った糸が切れやすく、体調を崩したり、精神的に不安定になったり、何もやる気がなくなったりとドーンと落ちる傾向にあります。
そして、そんな姿を誰かに見られることを恐れ、予定をドタキャンしてしまったり、衝動的に嘘をついてしまったりを繰り返してしまうのです。完璧主義なダルダルうつ子さんはそんな自分を責めてしまい、常に生きにくさを感じ、人とも自ら距離をとってしまいがちな傾向にあります。

ダルダルうつ子さんに必要なのは過去の自分を癒やす時間

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ダルダルうつ子さんは、本来目標達成型で、学生の頃から目標に向かって努力してきた経験や、部活に打ち込んできた経験など、向上心があり努力家なタイプです。だからこそ、自分の中にも私には出来るという信頼感や自負もあったりします。

しかし、その中でもダルダルうつ子さんの症状に陥っている人というのは、過去の挫折体験を消化しきれずにいることが多いのです。
例えば、受験に失敗した経験や、自分が1番だと自負していたのに、上には上がいることに気づいたり、もともと競争意識も強いため、自分の方が劣っていると感じる経験が受け入れがたい挫折経験として心の中に居座っているのです。

そんなダルダルうつ子さんが、どんな自分やどんな経験も楽しみながら喜んで受け入れていく人生を歩んでいくには、過去の自分を癒やし、今この瞬間にフォーカスしていく練習が必要になります。

要は、過去は過去。過去の経験と現在、そして未来の自分は別物なんだ。むしろ過去のすべての経験が今の自分や今の幸せに繋(つな)がっているんだなと思えることが重要です。
そのためにオススメしたいのが、ノートを一冊用意し、過去に失敗した経験や、挫折した経験、屈辱を感じた経験などを書いていきます。

そして、それらの経験の横に、その経験を通して学んだことやあの経験があったから成長できたと思えることを書き出してみてください。

最後に、これらはすべて終わったことだ。と自分に言いましょう。
書くという行為にはものすごい効果があります。頭で考えているだけよりも客観視しやすく、頭や心の整理もしやすくなります。

少しずつで構いませんので、あの経験があって良かった。と思えるように過去の自分を責めることなく癒やしていってあげてください。そうすると不思議なことに、完璧じゃなくてもいい、どんな自分も今を一生懸命生きているんだと、自分のことも他人のことも愛しく感じることができるようになるでしょう。

さらに詳しいことを知りたい方はこちらもチェック!

『女子のうつ』西村留美著¥1,200(税込) 飛鳥新社

冒頭でもご紹介したこちらの書籍では、女性が感じるイライラや気分の落ち込み、不安といった症状のせいでうつなのかも!?と悩む方に女性ホルモンの影響やPMSについて知っていただき、少しでも心を軽くしていただけたらという想いで仕上げました。

もちろん、どうしたら女子のうつを改善できるのか?の具体的な実践法や、女性として自分の体を大切にしながら、自分らしく生きていくための考え方のヒントもたくさん盛り込んでいます。

全国の書店にて、ぜひ実際に手に取り読んでいただけると嬉しいです!

文/西村留美

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西村留美 / 女性ホルモン専門家
ナビゲーター
西村留美 / 女性ホルモン専門家
14年間セラピストとして、人の身体や心をケアする仕事に従事。20代の頃から原因不明の不快症状(イライラや不安、無気 力など)に悩まされ、人生が思うようにいかないもどかしさを感じ、鬱なのかも?と思い、精神科を受診したことも。 後にそれらがPMSだったことを知り、生活習慣改善に取り組み克服したことを機に、同じ悩みを抱えている女性が他にもたくさんいるはずだ! と女性ホルモンについて徹底的に勉強し、女性ホルモン専門家となる。 現在は、女性が社会で自分らしく生きていくためには、女性ホルモンとうまく付き合っていくことは必須のスキルだという強い想いのもと、カウンセリングやセミナーを通して、世の中の女性たちに女性ホルモンが心身に与える影響や生理の大切さを積極的に伝える活動を多方面でしている。
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