パンデミック以降、肌が意外と打たれ弱くなっていることに気づいた。気候変動、花粉、紫外線そして季節の変わり目にはとりわけ乾燥が進み、ちょっと油断するとゴワつく。それでも最近、「肌の調子、いいね」と言われることが増えた。その理由はシンプル。アミノ酸スキンケアを取り入れたから。一般的に知られている‟アミノ酸”の真の力、そして揺らがない、へこたれない肌(※2)の土台(※1)作りについて、美容ジャーナリストの永富千晴が紐解きます。
※1 角層
※2 乾燥に揺らぎにくい健やかな肌
パンデミック後、肌は打たれ弱くなった?

なぜアミノ酸? そう思う人もいるかもしれない。けれど、肌の構成成分のひとつはアミノ酸ってご存じですか? 耳慣れた‟アミノ酸”ですが、実は肌内部でキーとなる成分。アミノ酸が不足すれば、肌のバリア機能が低下し、乾燥やくすみが加速するといわれています。
肌は水分60%、タンパク質30%、脂質10%で構成されている。そのなかで、美肌に欠かせないタンパク質の正体こそ、アミノ酸の集合体。そして、ハリや弾力のもととなるコラーゲンも、実はタンパク質だ。肌内部でハリや弾力を生み出すコラーゲンはアミノ酸がつながってできた3本の紐がツイスト状になったビーズネックレスのようなもの。

アミノ酸はそもそも一つひとつがバラバラの状態。それが2〜数十個がつながると肌の中でコラーゲンの生成促進を行う‟ペプチド”になり、肌の構造を支えるタンパク質は数十個以上がつながって出来上がっている。つまり、アミノ酸が「もと」となっている。
しかし、30代を過ぎると角質層のアミノ酸量は減少し、50歳になる頃には10代の時の40%しか残らないと言われている。これにより、乾燥やキメの乱れやハリ・弾力不足などが気になるようになり、結果として、お手入れの迷子に陥ってしまいがちなのだ。
「塗るアミノ酸」がもたらす‟アミノ美肌理論”
では、化粧品で補うアミノ酸は? 答えはシンプル。保湿力に優れたアミノ酸を肌細胞に巡らせ土台※3から整えることが、健やかな肌への近道であり、肌本来の美しさにつながるのだ。だからこそ、肌に直接「塗るアミノ酸」こそが、美肌への的確なアプローチとなる。
※3 角層

あまりにも有名すぎる成分ではあるが、実は、アミノ酸は単なる保湿成分ではないことを知っていただろうか。「潤いを引き込むもの」「肌の乾燥を防ぎ、ごわつきやくすみ※4をケアするもの」「肌を健やかに保つことで角層を整えるもの」など、多様な役割を持つ。その代表が、美肌タンパク質「デスモグレイン-1」だ。このタンパク質が豊富な肌ほど、角層の水分量が多く、バリア機能を支えることが研究で明らかに。そこで着目したのはその「デスモグレイン-1」の働きをサポートするアミノ酸「アスパラギン酸」※5を中心とした独自処方。これにより、乾燥や外的ストレスに負けない健やかな肌を育むことが可能になったのだ。
※4 乾燥による
※5 保湿成分
100年にわたる研究が生んだ、確かな技術
アミノ酸スキンケアを牽引する味の素社発「J I N O( ジーノ)」。食品分野での長年の研究を活かし、肌に最適な※6アミノ酸バランスを見極めた処方を確立。代表的なスキンケア「モイスト アミノ」エンリッチド ローションと、同エッセンスは、厳選されたアミノ酸を‟カクテル処方”で配合し、保湿もエイジングケア※7も同時に叶えてくれる。
※6 自社原材料比において
※7 年齢に応じたお手入れ

特に注目すべきは、その成分バランス。ヒスチジン、アスパラギン酸、アルギニン、トレオニン、さらにはバリア機能を保護する‟エルデュウ”といったアミノ酸※8を組み合わせ、単なる「補うケア」ではなく「肌の土台※9を整えるケア」へと昇華させている。
※8 すべて保湿成分
※9 角層
アミノ酸で肌は変わる

実際に使い続けると、しっとりとした使い心地の良さに驚く。乾燥して花粉で荒れがちなときや鼻炎などでティッシュが手放せないときでも、うるおい成分がピタッと肌に密着しているような心地よさに包まれるのだ。この違いこそが、アミノ酸スキンケアの本質だ。
また、アミノ酸は医療現場でも活用されている。たとえば、医療従事者が繰り返す手洗いで肌荒れを起こす問題を、アミノ酸成分が取り組んだ例がある。さらに、他の成分との相性が良く、組み合わせによるトラブルが起きにくいのも大きな利点だ。
そしてこれほどまでに肌との親和性が高く、優秀なアミノ酸を詰め込んだ高い保湿力のパープルカラーのクリームが「JINO(ジーノ)」にあることも見逃せない。肌の調子がイマイチというときも、守護神的な存在であり、これから年齢を重ねていくときでも「へこたれない」をリアルに導いてくれる。
土台※11なくして美肌は構築できず。10日間使い続けて安定感のあるケアを!
※11 角層

ただし、アミノ酸スキンケアには難しさもある。配合バランスによってテクスチャーが左右されるため、ヒスチジンやアスパラギン酸の溶けにくさを克服するには、何度も試作を繰り返す必要がある。また、より肌への浸透※15を高めるためにアミノ酸誘導体を組み合わせるなど、高度な研究が求められる。その点、「JINO(ジーノ)」はコストではなく品質を最優先し、良質なスキンケアを提供してくれている点もアミノ酸のリーディングカンパニーであるがゆえ! 今まで肌荒れを起こしがちなときは、「とにかく守る」「そっとしておく」など後ろ向きであることが中心だった。しかし、肌が本当に必要としているのは、「アミノ酸」。速攻性が求められる時代だけど、そもそも土台※15がしっかりしていなければその上に美は成り立たない。JINO(ジーノ)のスキンケアを続けることで、「肌の土台※15を育み、へこたれにくくなる」。それを実感したら、もう手放せない。
まずはトライアルセットを取り寄せて、テクスチャーや肌への感触を確かめてみて。
※12 乾燥小じわを目立たなくする
※13 乾燥による
※14 年齢に応じたケア
※15 角層
取材協力/味の素ダイレクト
https://direct.ajinomoto.co.jp/jino/
永富千晴(ながとみちはる)
美容ジャーナリスト。美容コミュニティサロン「Club.C」主宰。アラサー・アラフォー世代のリアルビューティを追求。最近ではYouTubeチャンネルもスタート。