Travis Japanが全国アリーナツアー「Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual」を完走! 1月4日からスタートし、全国8ヶ所を巡った本公演。最終の地である千葉・ららアリーナ 東京ベイ公演には活動休止から復帰した川島如恵留さんが合流し、7人完全体のパフォーマンスを披露した。ここでは6月8日に行われたツアーファイナルの模様をコメント中心に詳細レポート!
新たな演出を取り入れ、さらにパワーアップした「VIIsual」の世界で、最高のパフォーマンスを発揮!

約半年間にわたって行われた本ツアーの最終日。7色のペンライトが輝く会場はすでに熱気がたっぷり。開演前にも‟トラジャ”コールが沸き起こっていた。壮大なOvertureのあと、本ステージのスクリーンに「FINAL」という文字が大きく映し出され、大歓声のなか始まった1曲目は「99 PERCENT」。メンバーは7つのダイヤ型照明‟VIIダイヤモンド”のなかから登場し、クールなパフォーマンスを披露した。7人でのダンスブレイクなど、目を引く演出でコンサートを勢いづける。「Happy Groovy」では「いつものメンバーたちが集まるダンスホール」という歌詞に合わせ、ステージの中央にメンバーが集合。7人ぎゅっと肩を組みながら歌い、笑い合う一幕は素敵なハイライトとなった。
7人バージョンにアップデートされた映像を経て、ステージは「Whiskey and Tonic」のパフォーマンスへ。隠れ家のようなBARを舞台に、メンバーがチルな雰囲気でゆったりと歌う。2番の頭で川島さんが入り口のドアをノックし、店内に入るという演出は、この公演から追加された。「おかえり」と声をかける七五三掛さんに、「ただいま」と続く川島さん。中村さんは川島さんの後ろから抱きつくようにし、7人揃った喜びを分かち合うような、穏やかでアットホームな時間を届けた。
一緒に楽しめるダンスナンバーの連続で、会場がダンスフロアと化した3rdブロック。「DRIVIN' ME CRAZY」ではメンバー、ファンのほか、ツアースタッフまでもが一緒にダンシング。簡単な振り付けとコールで一体感を増した「Dance With Me ~Lesson 1~」。全員が踊る空間を前に、宮近さんも「踊ってくれるみんなが大好きだよ」と一言。ホワイトタイガー型の“トラッコ”に乗ったメンバーがアリーナ中を駆け巡り、ファンの近くで交流を楽しんだ。次に披露されたのは、新曲「Would You Like One?」。キャッチーな歌詞とコミカルなダンスが魅力の一曲。曲中のコールも大盛り上がりで、会場をさらなる熱狂空間に。そんなにぎやかな雰囲気のまま、次のMCへとつなげた。
大盛り上がりのMCの一部をほぼ全文で紹介!

七五三掛龍也さん(以下・七五三掛) ラスト、みんなの声やばいね!
松田元太さん(以下・松田) やばい!
宮近海斗さん(以下・宮近) 熱いよ。もう開演前からね、俺らがステージ上に出る前からみんなの声聞こえてました。
松田 やっぱりパワーいただけるね。
宮近 もう始まってたね、開場から。ありがとうございます。そして、ついにファイナルです!
松田 あっという間だね。
宮近 終わっちゃいますね「VIIsual」。
七五三掛 1月から始まって、半年かけてやるツアーって今回初めてじゃん。
宮近 半年はそうだね。長かったね。
七五三掛 長いって思ったけど、いざやってみたらめちゃめちゃ早いなと思って。
松田 本当にそうだよね。長いと思ったけど、いざやってみたら……。
宮近 あら、再放送! すぐ再放送やるね!
七五三掛 でも如恵留が戻ってきてくれてよかったね!
松田 本当だよ!
中村海人さん(以下・中村) 如恵留おかえり!
川島如恵留さん(以下・川島) ありがとうー!
宮近 「VIIsual」もね、海人がタイトル考えて。VIIってね、英数字の7が入って、造語になるんだけど、“ビジュアル”って読むっていう。7人の7で始まってますから。そんなアルバムから始まったツアー、最初は6人でスタートしたけど、最後はね、7人で立つことができて本当にうれしい限りですね。
客席 (拍手)
宮近 僕らが7人でできてよかったなと思えているのも、みんなの応援があってこそなので、本当に感謝しております。ありがとうございます。
他メンバー ありがとうございます!
七五三掛 うみ(中村)プロデュースでさ、うみのこだわりで、如恵留がいつ戻ってきてもいいように、この床のLEDも7本にしてたりね。
川島 プロデューサー(泣)。ありがとう(泣)。
中村 いやいや。でもこのコンサート自体もね、総合演出として立ってはいたけど、みんなで作らせてもらったから。みんなで待ってたって言えばいいのかな。ね?
松田 それもあるけど、そうやってうみ言ってくれるけど、でもちゃんとうみ考えてくれていたから。そこはうみにもう感謝ですよ。
吉澤閑也さん(以下・吉澤) 賞賛されるべきだね。
宮近 リスペクト!
中村 それこそ今回みんなに曲作ってもらったじゃん。ちょっとみんないろんなことが重なって忙しかったりもしたけど、俺めちゃくちゃいいアルバムができたなと思って。去年の「Road to Authenticity」も如恵留くんが初めて総合プロデュースとかいろいろやってくれて、やっぱりこう続かないとなっていう気持ちもあったから、一生懸命みんなの力も借りてできたわけだけど…。まあ2があるということは3もあるからね。それは楽しみに待っててほしいなと思うし、俺たちもアルバム出せるように頑張るので、応援よろしくお願いします!
他メンバー お願いします!
中村 あと改めてさ、7人でやったときのオーラ半端なくね? 俺ら。
他メンバー えへへ!
松田 あれでしょ、この同じパフォーマンスしていると。
宮近 ステージ上で。横を見るとね。
中村 そう。横を見たときに仲間が多いのは素敵だなって。
宮近 ちなみに如恵留は復帰が決まって、そこからリハがスタートしたわけじゃん。みんなで集まれたのも何回かあったけど、自主練してたんだよね? ひとりでリハとか。
川島 してた、してた!
宮近 どうなの? ひとりでコンサートリハするって、あんまないことじゃん。
川島 めっちゃ寂しいよ? ひとりだとそれこそソロコンとか、去年上田(竜也)くんにお世話になったフェスとかではあったけど、TJの楽曲をひとりでリハするのは初めてだったから、めっちゃ寂しかった。
松田 リハの前にライヴ映像とかは観たりしてたの?
川島 めっちゃ観た!
松田 てかさ、静岡公演、観に来てたよね?
川島 静岡に観に行かせていただきました!
吉澤 実は来てたんだよね。
川島 初めてTravis Japanの公演観ました。かっこよかったです。
七五三掛 目の前で、真ん中で観てたよね。
川島 そう、一緒に踊ってたよ。
七五三掛 そのあとみんなでご飯も行ったよね。
松倉海斗さん(以下・松倉) それ観てたから、リハーサルでもなんかちょっとイメージがつくみたいなさ。
川島 そう。本当に俺はいなかったんだけどステージには。でもなんか自分がいるような感じがして。本当みんなの愛にうるうるしてました。ありがとうございます。
宮近 7人でその経験を経て、今こうして一緒に立てているということは、その寂しかった時間すらひとつの思い出になっていると思うし、やっぱり7人はね……家族。‟オハナ”だからね!
他メンバー うぇーい!
中村 それ今俺言おうとしてたのに!
吉澤 リーダー先に言っちゃいました。
宮近 ‟オハナ”といえば……!
中村 はい! 僕『リロ&スティッチ』の日本語吹替版声優として、デイヴィッド役で出させていただいています!
松田 中村・デイヴィット・うみんちゅ!
中村 どうも中村・デイヴィット・うみんちゅです! Travis Japanとしてもね、日本版のエンドソングを歌わせていただいていますので。観に行ったよって方いますか?
宮近 (客席を見渡しながら)オハナだ! オハナ!
中村 ぜひまだ行けてないよって方は、時間を見つけて行っていただけたら。
宮近 そうね。忙しいと結構“トゥキバワバ”なんだけど、隙間ぬってね、オハナしてほしいよね。アロハ、アロハ。
中村 一緒に観てオハナになりましょう!
宮近 ぜひぜひ、アヒポキしてもらって。
川島 ハワイのやつ言えばいいってことじゃないからね?
中村 全部言ってるからね、今ね。
松田 でも本当今日これ終わったらロコモコ食おうかなって。
中村 食べたい! 俺ガーリックシュリンプ食いたいわ!
全員 (笑)
話題の新曲「バーニング・ラヴ」を初パフォーマンス!
映画の話が盛り上がるなか、ここで中村さんから「今日最終公演なので、今から『バーニング・ラヴ』を披露できたら」との提案が。思わぬサプライズに会場は大歓声。ファンの前でいち早くフルサイズのパフォーマンスを披露した。曲終わりには、中村さんが「僕たちの楽曲のなかでも新しい楽曲になったというか。いろんな可愛い部分が見えるんじゃないかなと思っているので、ぜひ皆さん『バーニング・ラヴ』をいっぱい聞いてください!」と呼びかけ。ちなみに今回の公演でセットリストに追加された新曲は、この「バーニング・ラヴ」を含む全5曲。すべて本ツアー期間中に発表されたもので、現在のTravis Japanの勢いを証明していたように感じた。さらにうれしいお知らせとして、このツアーの円盤化が決定したことも発表。こちらは9月17日にリリースされる。
その後も吉澤さんと川島さんによる‟エアービリビリ椅子ゲーム対決”が行われたり、わちゃわちゃとした様子で楽しく展開されたMC。その終盤、中村さんが「実はまだやらないといけないことが…」と言い始め、そのまま「くら、ごめん!お待たせ!」と話を松倉さんにパス。一方で話を振られた松倉さんは「え?」とぽかんとした表情。それを見かねた宮近さんが「最後の公演だからね。記念に(写真を)撮りたいなって提案してくれた方がいて。まちゅなんだけど」と状況を説明し、写真撮影を仕切るはずの松倉さんがその存在を忘れてしまったことがわかると、会場は爆笑に。微笑ましいハプニングであった。そしてコンサートはいよいよ後半戦へ。
「7人のTravis Japanは最高かい?」たくさんの感謝を伝えたアンコール

あっという間に本編ラストの曲「Staying with you」を迎え、メンバーは横一列で、丁寧に歌を紡いだ。締めの挨拶はリーダーの宮近さんが担当。「本日は我々の作り出したTravis Japanの『VIIsual』楽しんでいただけましたでしょうか? 僕たちのパフォーマンス届いたでしょうか? 最高の熱い思い出になったでしょうか?」と何度も客席に問いかけ、そのひと言一言に大きな歓声が返ってくると、「その言葉が聞けて何よりもうれしいです」と笑顔を見せた。ここからはメンバー、ファンそれぞれに対し、感謝の言葉と力強いメッセージを語りかけるように話した。
「1月4日からスタートしたこのツアー。アルバムの準備期間で言えば11月、10月。そして構成期間、頭で考えていた時間で言えばもっと前から始まったこの『VIIsual』。最後まで引っ張ってくれましたうみんちゅ、ありがとう。お疲れ様!」と話し、それを受けた中村さんも「ついてきてくれてありがとう!」とコメント。
「そして12月に如恵留さんがお休みするという発表があり、6人でステージに立つことを決めました。まず6人でよく頑張りました。ありがとう」
「未来のために勇気あるお休みするということを自分で決めて、自分の言葉にしてくれて、その先でまた戻りたいという思いってすごく勇気あることだと思うけど、Travis Japanでやりたいって熱い思いを持ってここに帰ってきてくれました。本当に如恵留ありがとう」
「そんな一歩一歩きれいに順当に行く俺らじゃないけど、そんな俺たちをどんな場面だってどんなシチュエーションだって、可愛いって、かっこいいって応援してくれるみんな、ここに来れてないみんなも、トラジャ担本当にありがとう」
「無事半年間走り切ることができました。でもまだTravis Japanが終わったわけではありません。これからもっともっとかましにいくぞって7人含め、チームで決めているので、みんな熱い応援、そして俺らの背中を見て、そばにいてくれたらうれしいです。こんなTravis Japanですが、何卒これからもよろしくお願いします。改めて本日はありがとうございました!」
本編終了後に流れるエンドロール映像には、7人でのリハーサルや川島さんひとりでのリハーサルの様子、さらには川島さんの特技である「バク宙土下座」を中村さんがメンバーのサポートのもと挑戦するシーンも収められた。その後すぐに川島さんが動画内に登場、同じ「バク宙土下座」を披露し、7人で笑い合うという仲睦まじい展開は、まさに多幸感そのもの。
アンコールでは4曲を披露。スマホ撮影OKのステージでは、「Golden Girl」をパフォーマンスした。すべてのパフォーマンスを終え、「俺たちとひとつになってくれたこと、その気持ち、この景色忘れません。自信にして前に進み続けます」と宣言した宮近さん。コンサートを締めくくる定番の円陣の際には、「寂しい気持ちもあるけど、『VIIsual』終わってしまうけど、去年もそうだし、今年のもそうだし、ツアーやるたびに俺らやばいことしてるって、熱いことできてるって自信を持ててます。だからこそまた次、またその先って熱い思いを込めてTravis Japanで羽ばたいていきたいので。そんなTravis Japanについてきてもらっていいですか?」と叫び、ファンがそれに「賛成!」と大きな声で応えた。それぞれがステージを後にし、ひとり去り際に「またすぐ会おうね」と笑顔を見せた中村さん。
アンコール後も鳴り止まないトラジャコール。割れんばかりの歓声に応えるべく、7人がステージに再登場。ダブルアンコールが始まった。「またすぐ会ったね」と笑った中村さん。他メンバーも「大きい声が聞けるのはうれしいね」と喜びを口にし、ダブルアンコールで披露する曲決めがステージ上で始まった。メンバーから「Namidaの結晶」「Blue masquerade」「Paranoia」「VOLCANOの太鼓バージョン」などの候補曲が挙がるなか、流れた一曲は「Unique Tigers」。最後の最後出し切るように全員が声を出し、最高の一体感でフィナーレとなった。「7人揃ったから歌えた曲だね」と宮近さん。その後はメンバーとファンがお互いに「ありがとう」「どういたしまして」を交わし、「絶対にまた会いましょう」と約束をしてコンサートが終了。
驚きはまだまだ続き、ひとりステージに残った中村さんが「じゃあみんな、俺たちのことをこれからも最高に愛してくれよな! Travis Japan 7人から愛してるよ!」と叫んだのを合図に、目の前のスクリーンに7人の手書きメッセージが映し出された。この粋なプレゼントには客席からの感嘆の声が止まらない。最初から最後まで7人のあたたかさ、愛あふれる演出が印象的な公演だった。
大成功を収めた日本ツアーを終え、7月からはワールドツアーがスタート。ニューヨーク、アナハイム、台北、香港、バンコクを回る。そして先月より再開した、川島さんの連載『のえるの心にルビをふる』も引き続きお見逃しなく!
メンバーメッセージ
▼宮近海斗さん
日本公演「Vllsual」を無事に締めくくれること、改めてのスタートを7人で切れること、ファンの皆さまと会える機会を楽しめたこと嬉しく誇りに思います。我々の道に還元して、強くまた一歩を踏み出したいと思います。いつも近くで応援して、支えてくれている皆さま、ありがとうございます。
▼中村海人さん
「Vllsual」最初は6人で始まりましたが、7人で無事終えることができて、Travis JapanのVIIを見せることができたことが何より嬉しいです。次のワールドツアー「Vllsual」も全力で挑んでいきたいと思います!! 僕たちの内から出るオーラ、音楽性、ダンス、そしてVllsualを見せつけていきます。
▼七五三掛龍也さん
どの公演でも如恵留を感じながら如恵留がいつ戻ってきても大丈夫なようにメンバー全員で力を合わせてやってきました。最終的にTravis Japan7人で無事に日本のツアーを終えることができて本当に幸せです。僕たち7人のエンターテインメント、旅はこれからも続いていきます。まだまだファンの皆さんと一緒に叶えたい夢が沢山あります。改めてこれからもTravis Japan7人全力で頑張るのでついてきてください! よろしくお願いします!
▼川島如恵留さん
メンバーの6人と共にTravis Japanとしてステージに立てることを心より嬉しく思います! この当たり前を、いつまでも当たり前であり続けさせたいです! これからも7人のTravis Japanをよろしくお願いいたします! メンバー、ファンのみんな、力を貸して下さる関係者の皆さまに、今一度大きな声で感謝を伝えたいです! ありがとうございます!
▼吉澤閑也さん
皆さん、ライブツアー楽しんでくれてありがとうございます! 無事に7人で終えられたことがすごく良かったと思っています。それも皆さんが支えてくださり、待っていてくれたから実現できたことです!! ワールドツアーも楽しみましょう!
▼松田元太さん
Travis Japan7人でのステージを皆さんに届けられたことがまず何より嬉しく、ステージでもメンバー全員と歌って踊れたことが何より幸せです。Travis Japanのパフォーマンスは、自分たちが一番理解していてちょっとした環境の変化で何かが変わる様なチームです。7人でのパフォーマンスは、やっぱりコレだなっていう感覚がありました。間違いなく僕ら自身が楽しめて一曲一曲噛み締めながら最高の時間をファンの皆さんと過ごせました。コンサートのステージが、一番好きです。これからワールドツアーもあります、沢山のファンの方にTravis Japanを届けにいきたいと思います!
▼松倉海斗さん
無事にVII人で「Vllsual」日本ツアーを完走することができました! 本当にファンの皆さんの温かい声援のおかげです! ワールドツアーもより馬力を上げたTJで挑みたいと思います! Travis Japanを盛り上げていきます!
Travis Japan
https://www.universal-music.co.jp/travisjapan/
https://www.instagram.com/travis_japan_official/?hl=ja
https://www.youtube.com/channel/UCoEIdZkDEZdrCDCJSqwifzw