毎週火曜よる11時から放送中の火ドラ★イレブン「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」で、キーパーソンとなる“北くん”を演じるのがGINGERおなじみ岩瀬洋志さん! いつもとは違うゆるふわな表情の裏には、たゆまぬ努力があったそうで…。
可愛いキャラクターとの未知なる出合い

今年3月、GINGERがインタビューしたときに、「2025年はこれまでになく新しいことに挑戦する機会が増える年になりそう」と答えていた岩瀬洋志さん。あれから数ヵ月、私たちはその挑戦を目の当たりにすることに!
火ドラ★イレブン「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」が7月1日(火)からスタート。看護師・浅田南(役/本田翼さん)、パン屋の店員・比留間東子(役/志田未来さん)、書店員の西野悠(役/増子敦貴さん)の3人が、老若男女問わずすべての人をトリコにする不思議な魅力を持った真中北(役/岩瀬洋志さん)に恋をし、これ以上恋のライバルを増やすまいと、北くんの愛を3等分ずつシェアする「33%の会」を結成。北くんと4人での同棲生活を送るという、前代未聞のシェアラブコメディ。

岩瀬さんが演じる北くんは、万人から愛される“ナチュラルボーン天使”という役どころ。他人を受け入れすべてを包み込む北くんのゆるふわな雰囲気を作るために、乗り越えなければならない壁がいくつもあったという。
「今まで演じてきた役は、僕と似ている部分もあって、サバサバした役だったりツンとした役が多かったんです。だから、北くんはお芝居を始めてから初めて演じるタイプで戸惑う部分もありました。最初のほうは手探りのなかお芝居をして、ふんわりした雰囲気を出すことが課題だと思ったんです。
ひとつは声の出し方。いつも僕は地声よりトーンを下げてお芝居をすることが多いのですが、今回原作や台本を読ませていただいて、それが通じないと思い、トーンは高くても自然に出るように意識しました。もうひとつは表情。僕はクールな印象を持たれがちなのですが、北くんはいつも笑顔で可愛らしいキャラ。なので、私生活から笑顔を絶やさないようにしていました。おかげでプライベートでも自然と笑顔が増えていいことだと思っています。また、北くん特有の雰囲気をなじませるために、どんな人、どんなコト、どんなモノに対しても、前のめりに興味を持つ姿勢を意識していました」

3人でシェアする「サブスク型恋愛」を描く本作、カメラの前でも後ろでも4人で過ごす時間がほとんど。事前に行われた制作発表会でも仲の良さやチームワークの良さを感じられたが、岩瀬さんも「今まで以上に楽しい現場」だと話す。
「皆さん気さくな方で、ずっとおしゃべりをしています。3人のなかで特にギャップを感じたのは志田さん。共演する前はクールな印象があったんですが、実際はすごく優しくて話しやすいし、物知りだから僕が会話を振っても全部拾ってくれるんです。良い意味でギャップを感じる、可愛らしくてステキな方です」
新たな挑戦となった「北くん」を演じたことで、また違う表情を見せてくれた岩瀬さん。「タカラのびいどろ」や「南くんが恋人!?」、「スノードロップの初恋」などのドラマや、映画『お嬢と番犬くん』に加えて、自身初となるファンミーティングや卓上カレンダー発売記念イベントなど、多忙な1年となった。目まぐるしく過ごす毎日でも、自身と向き合うことを大事にしている。
「感じることが増えたんです。たとえば、これまでは褒められたり、怒られることがあってもあまり感情が動かなかったのですが、最近はすごく感じ取れるようになりました。それはきっと自意識が外に向くようになったから。いろんな作品や初めてのことを経験して、それまでは自分のことだけに向いていた意識が周囲に巡るようになったんです。良いことも悪いことも敏感に感じ取れるようになったけれど、お芝居で表現する俳優としては、とても良いことだと思いますし、実際にお芝居がやりやすくなったんです。これまでは理解できなかった感情が分かるようになってきて、人間くささみたいなものが少しずつ付いてきたんじゃないかなと思います」
火ドラ★イレブン「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」

出演/本田翼 志田未来 岩瀬洋志 増子敦貴 ほか
原作/榊こつぶ「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」(双葉社 JOUR COMICS)
制作著作/カンテレ
※カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて毎週火曜よる11時〜11時30分放送中!
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