料理が得意なフリーランスライターのKUMICOさんが、最近人気の“食パン”を上手に美味しく調理する方法を紹介。さまざまな食材を使ったり、トースターでの焼き方を工夫したり…同じ1枚でもこんなに変わる! 定番人気のパンをとことん楽しんで。
最高の焼き上がりに!基本のトーストの手順をチェック
最近人気の食パンをいつもより美味しくベイクしたいなら、ちょっとしたテクニックが必要。焼く前、焼いている途中のひと手間が食パンを「極旨トースト」へと導くのです。高温がいい? オーブンを使う? いえいえ、難易度も低くて、誰もが簡単にマスターできる方法も。今回はサクサク&ジュワッを家庭でも簡単に堪能できる、シンプルな食パンのトースト方法のレシピをご紹介します。
パンのトーストのコツ1:焼く前に食パンに切り込みを入れる
ひとつ目はスライスされた食パンの耳に沿って内側に切り込み(貫通させる)を入れる方法です。このとき四隅は切り離してしまわないよう注意します。パン耳との間に隙間ができることでトースターの熱が伝わるスピードが増し、厚みのある耳でも短時間で均一に水分が飛びサクサク食感のトーストに仕上がります。
ふたつ目は食パンに厚み半分程度の切り込みを格子状に入れてオーブントースターで焼く方法です。食パンの大きさによりますが、縦横2~3本の切り込みがベター。
切れ目を格子状にすることで、短時間で水分が蒸発しやすくなるだけでなく、バターが中まで浸透しますし、食べやすくなるというメリットも。焼き上がりの見た目も抜群でテンションの上がる美味しいトーストに。斜め切りもおすすめ。
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パンのトーストのコツ2:バターは2度塗りでジューシーなトーストに仕上げ
あらかじめ予熱しておいたトースターに、切り込みを入れた食パンをイン。温度は180度くらいに設定し、様子を見ながら焼くのがベストです。表面にほんのり焼き色がついた頃にお好みの量のバターを塗り、再びトースターに入れて焼きます。
こんがり焼き上がったらお皿に移し、最後にバターをさらに重ねたら、焼き目のきれいな絶品バタートーストのできあがりです。使用するお皿はトースターの上に乗せて一緒に温めておくのが、冷めにくいトーストにするポイント。焼き立てをアツアツのうちに召し上がれ!
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パンのトーストのコツ3:食パンは切り込みを入れてから冷凍保存。凍ったまま焼いて
食パンを保存したいときは、切り込みを入れてから冷凍保存を。冷凍保存しておいた食パンは凍ったままの状態で焼くのがベター。切り込み効果を狙いたい場合は、冷凍する前に1枚ずつ切り込みを入れるのがおすすめです。厚切り食パンほど熱を通しにくいので、このひと手間がさらなる美味しさに繋がりそう!
人気の高級食パンはもちろん、リーズナブルな食パンも、調理の工夫でワンランク上の贅沢な美味しさに格上げ。短時間で焼き上がって、明日の朝食をちょっとリッチな気分に変えてくれる手軽なトースト方法をご紹介しました。耳はカリカリ、外はサクサク、中はふわふわ、バターが染みた「極旨トースト」をぜひお試しくださいね。
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