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TRENDLIFESTYLE

2025.07.18

「またこの場に立てた」King & Prince、ふたりで見つめたドームの景色【囲み取材レポ】

7月10日に行われた、King & Princeのドームツアー『King & Prince LIVE TOUR 24-25 ~Re:ERA~ in DOME』の東京ドーム公演。ライヴに先がけて行われた、囲み取材の模様をレポート!

ベストフレンドのミッキーと一緒に挑戦したいことを発表!

会見場に「どうもー! よろしくお願いします!」と、爽やかに現れたおふたり。まずはご挨拶ということで、「今日は2人になって初めてのドーム公演にお越しいただきましてありがとうございます。とても暑いですよね、最近…。すみません、本当に! 全然水飲んでください。短い間ですがよろしくお願いします!」(永瀬廉さん)、「今日はたくさんの方にお集まりいただき、本当嬉しく思ってます。短い間ですけど、ちょっとでも楽しくできたらなと思うのでよろしくお願いします!」と、それぞれコメントした。その後の質疑応答について、ふたりのコメントをほぼ全文でお届け。

― ふたりでは初の東京ドーム公演ですが、今の心境を改めて教えてください。

永瀬廉さん(以下・永瀬) いやもうめちゃめちゃ今気持ちが高まっていて。さっき海人と一緒に来たんですけど、「ぶちかまそうぜ!」みたいなことを言いたかったんでしょうけど「ぶちかまさんだんじゅだな」みたいな。本当にさっそく意味のわからないこと言われて、もうすでにちょっと疲れてはいるんですけど‥‥‥。

髙橋海人さん(以下・髙橋) まだ始まってないっすよ(笑)。申し訳ない! そんな疲れさせた俺?!

永瀬 嘘、大丈夫だけど(笑)。

髙橋 大丈夫だよね(笑)?

永瀬 でも本当にこうやって皆さん(報道陣)たくさんの方々に来ていただいて、我々のドームツアーを盛り上げてくださる協力をしてくださるということで、せっかく来ていただいたからには皆さんにも楽しんでいただきたいし、ファンの皆さまとは本当に幸せな時間を作って、今日から始まる3日間、全力で東京ドームやりきりたいと思っております。

髙橋 今日来てくださってる記者さんのなかには、結構その…親みたいな表情で僕たちを見てるな、みたいな。確かにそう考えてみたら、自分たちがジュニアの頃からずっとずっと笑顔で応援してくれてた方もたくさんいるなって思って。ファンのみんなはもちろんですけど、仕事で一緒に頑張ってやってきてくれた皆さんにも「ここまで大きくなったな」って思っていただきたいのと同時に、「これからもどんどん大きくなっていくんだろうな」って思ってもらえるようなステージを廉とふたりで作っていけたらなと思ってます。ワクワクしてます。

― ツアーでこだわった演出はありますか?

髙橋 本当に結構細部まで何回も打ち合わせをして話していたんですけど、今回自分が醍醐味だなって思っているポイントが『RE:ERA』というアルバムを背負っているライヴなので、その世界観を強く出したいなと思って。でも、その世界観とファンのみんなが求めてくれているアイドル像っていうのを共存させたい。だから2部構成にして、前半はアルバムの世界観をぎゅっと詰め込んで、宇宙にふたりが行くっていうストーリーを。世界観にどっぷり浸かっていただいたあとは、みんなとすごく近い距離で触れ合えるような、アイドルらしい、King & Princeらしい距離感でみんなと楽しめるようなアイドルソングを詰め込んだ演出になっております。だから1回のライブで2本観たぐらいの満足感は届けられるんじゃないかなと思ってます。

― ミッキーの新オフィシャルテーマソング「What We Got ~奇跡はきみと~」が5月にデジタル配信されましたが、ミッキーとのプロジェクトに対する周りの反響はいかがでしたか? また、8月にはディズニープラスにて新コンテンツも配信されると伺っています。どんな内容になるのか、言える範囲で教えてください。(『King & Prince: What We Got ~奇跡はきみと~』ディズニープラスにて8月1日より世界同時独占配信開始)

永瀬 あんまり普段連絡取らん人から、「え、ミッキー?」みたいな(笑)。

髙橋 あった、あった!

永瀬 「あれ、どなたでしたっけ?」みたいな、すっごい昔の友達からみたいな。僕がまだ小学生のころは北海道に住んでいたので、北海道のころの同級生だったり、そういう友達から連絡来るぐらい、本当にすごいことに参加させてもらってるんだなっていう気持ちがあって。

髙橋 ミッキーのパワーがね。

永瀬 そうそうそう。やっぱり親もまわりの友達とかも「すごいね」「MV早くフルでちょっとこそっと見せてや」みたいな。まぁ見せるわけないんですけど(笑)、それぐらい本当にみんな気になっている内容だったので、早くみんなに届けたいなと。あと8月からは「What We Got ~奇跡はきみと~」のちょっとドキュメンタリーっぽいものが、ディズニープラスのほうで配信されます。世界同時配信で、そこだけでしか観られないものが配信されたりとか、MVのフルもちょっと早く観られたりもしますので、そういうのも含めいろいろ配信されていく予定でございます。

― そんなミッキーマウスと、おふたりが新たにチャレンジしてみたいことを伺いたいと思います。

永瀬 えー…なんかある? どっちでもいいよ。先言う?

髙橋 えー。どうぞ、先。

永瀬 えー、どうしよっかな。

髙橋 前なんか「実家呼びたい」みたいに言ってたよね。

永瀬 そう。俺は実家呼びたいなと思ってるけど(笑)。正直実家連れていきたいというか。母親の手料理を食べていただいて。

髙橋 ベストフレンドだね!

永瀬 で、畳の部屋で一緒に川の字で寝たいというか。

髙橋 それできないから、普通。

永瀬 うん。で、ちょっと背中流したりとかして。

髙橋 一緒にお風呂入るんだ!?

永瀬 もちろんもちろんもちろん。

髙橋 いいなー。

永瀬 ベストフレンドやから。

髙橋 そうね。

永瀬 実家連れていって精一杯もてなしたいですね。

髙橋 確かに、それ素敵ですね。

永瀬 なんかそういうこと、(ミッキーは)なかなかしたことないかもしらんやん。しかも実家連れていくことなんてあんまないし。実家連れていきたいですね。
髙橋 素敵。

永瀬 素敵?

髙橋 いや、素敵ですよ。俺も廉の実家行ったことないのに。

永瀬 はははははは! そっか(笑)。

髙橋 ミッキーに先行かれるのはちょっと悔しい気持ちはあるけども。いいですね。

永瀬 ある? なんか海人は。

髙橋 僕は…これプライベート的なことでもいいですか? ミッキーと成し遂げたいことというよりは個人的なことなんですけど、僕はわりと高所が苦手なんですよ。高いところに行くとちょっと怖いなって思って。だからバンジージャンプとかスカイダイビングをミッキーと一緒にやりたくて。なんかミッキーといれば克服できるんじゃないかなって思って!

永瀬 あー! パワーもらえるから?

髙橋 そう! ミッキーと一緒ならなんでもできる、みたいな気持ちがあるので。

― 髙橋さん的に、ミッキー側はスカイダイビングやバンジーにどんなリアクションしてくれそうだなと思いますか?

髙橋 ミッキーはもう全然余裕だと思います。ミッキー、怖いことないと思うんで!

永瀬 なんか怖がってたとしても優しいからさ。「でも海人がそう言うなら」みたいな感じで付き合ってくれそうではあるよね。

髙橋 めちゃめちゃ気遣ってくれるかもしれない。

凸と凹のようにピースがしっかりとハマるふたりの関係性

― 2ヵ月前の福岡でのドーム公演の思い出や感動を教えてください。

永瀬 本番ももちろんそうなんですけど、場当たりとかで入る誰もいない福岡ドームで「こんな広いところ、俺ら明日ふたりで埋めんねんな」っていう。本番始まっちゃうとパフォーマンスとかに集中せなあかんから、ゆったり会場見つめることってあんまりないんですけど、リハってちょっと時間あったり余裕があったりするんで、ゆっくり見回すと「あ、俺ら本当にまたこの場に立つことができるんだな」って実感がすごい湧いて、ちょっと感慨深くなったというか。すごい今でも覚えてますね。

髙橋 ライヴやってるときにふたりで感じる、ファンの皆さんのエネルギーって本当にすごいんですよ。広いし、5万人ぐらいの人が入ってるから。だからそれに圧倒されたときに、曲中で廉と目が合って「頼もしいな」って思って。会場は広いけど広く感じないというか。「一緒だったらやっていけるな」って思いながら、毎公演感動はありますね。

― それを聞いて永瀬さんはいかがですか?

永瀬 「海人がいるから、俺もなんとかなるっしょ」みたいな。長年一緒に付き合っているのでリラックス効果というか、もう顔を見るだけでちょっとリラックスできるような、ちょっと心が緩むような、そういう瞬間は僕もすごい福岡で感じていたので、東京でも何かあったらお互いアイコンタクトで励まし合おうかなと思います。

― 東京ドームはやはり特別ですか?

永瀬 どこというよりか、やっぱりこの新しい体制になってからでもドームっていうところは夢だったりするし、なおかつ東京だと皆さん(報道陣)こうやってたくさん来てくださったり、普段お世話になっている方々が観に来てくださるので、そういう意味ではちょっとまたひとつ違うスイッチが入るというか。ファンの皆さんに楽しんでもらったり、こうやって普段お世話になっている方々にも感謝だったり、「俺らこれだけ今頑張って、皆さんのおかげでこうやってふたり立派にやっていけてます」という報告会みたいな気持ちもちょっとあるというか(笑)。

髙橋 その感覚強いよね(笑)。

永瀬 あるよね、東京って。そういう意味ではちょっと特別かもしれないです。

― なんだか参観日のようですね(笑)。

髙橋 でも今その感じで来てるじゃないですか!(報道陣を見渡しながら)

永瀬 あはは(笑)。

髙橋 そんな顔してますよ。

永瀬 そういう方もいらっしゃるかもね。

髙橋 だからちょっとなんか照れます。

永瀬 安心感もありつつ、そういうのを意識しちゃうと(自分が)自然と斜に構えたりする可能性があるから、ちょっとドギマギしてますね(笑)。

― 今回ふたりだからこそ、ドームだからこその広い空間を上手く使う工夫があれば教えてください。

髙橋 ステージの演出を考えていくうえで、いろんな方のライヴをこれまで観てきていて、「自分たちもドームでやるんだな」「どうやっていこうかな」って思いながら観させていただいたりしてたんですけど、いざ打ち合わせすると、なんて言うんだろう。「大きく見せようとしないでいいんだよな」というか。ふたりだし、逆にそれを使ってステージの中で一番狭いふたりの距離感で楽しむ雰囲気、自分たちにしか出せないバイブス感みたいなものを会場の皆さんに楽しんでもらったりとか。大きく見せるというよりは等身大で見せる。それがいろんな人に魅力に思ってもらえたらいいなっていうのは結構意識してましたね。

― 今のおふたりを等身大で表現しているライヴになっているという感じでしょうか?

永瀬 そうですね。King & Princeの普段の雰囲気とか空気感を感じてもらえるような、そういうところがやっぱりファンの人も観ていて「あ、キンプリだな」って思ってもらえるというか。そういうのを大事にしていますね。

― ふたり体制でのツアーを通して、改めてお互いについての発見や、「こういう一面があったんだ」ということはありますか?

永瀬 発見…でも本当に海人がMCでよく喋るようになった! そこはやっぱりどっちかが喋らないといけないっていうのもあるからかもしれないですけど、なんか「会話がこんなできる子なんだ」っていう(笑)。

髙橋 あははは(笑)。え? やっとの発見?

永瀬 「あ、こんな普通に話せたんだ、海人」みたいなのは、すごいMCやってて思いますね。5人のときはちょっと、いろんなキャラクターの子たちがいましたから。海人ももちろんそのなかで濃いめの連中だったので。ふたりになってやっぱり話す機会多いじゃないですか。ってなると「あ、ちゃんと喋ってんじゃん」みたいな。

髙橋 確かに。なんか「変化球担当だったな」みたいなところから、ちゃんとそのキャッチボールができるようになったなっていう感覚は(ある)。

永瀬 そうそう、普通の会話ができるようになった。「朝ごはん何食べた?」「あ、納豆」「えー、美味しいよね」みたいな、そういうレベルの。

髙橋 いや、待って(笑)。

永瀬 すごい進歩してる感じがして嬉しいですね僕は。

髙橋 そんな第1章みたいな会話、今までできてなかったの(笑)?

永瀬 できてなかった!

髙橋 嘘でしょ(笑)!? それはできてたはずですけど。でもステージ上に行くと化学反応があったり、毎回楽屋とかではできない話もできたりするので、ステージ上での発見もたくさんあるなって思って。楽しんでできるようになりましたかね。

― 髙橋さんは永瀬さんについていかがですか?

髙橋 廉ですか? 改めて性格とか、自分が得意とする面が自分とは真反対だなって思うようになりました。自分がちょっと緊張してるときは廉が堂々としてるし、廉がちょっと緊張してるなってときは自分が堂々としてるし、そういうタイミングが違ったりとか。King & Princeがすごい、なんて言うんだろう…プラマイゼロみたいな。

永瀬 ・・・いやいや、どっちがマイナスなん(笑)? どっちかマイナスやんそれ。危ない危ない! どっちかマイナスおるやんそれ(笑)。

髙橋 あ、確かに、ちょっと基準が間違えた! 100だとして…あ、ちょっとむずいわ。自分がちょっと自信ないなってときでも堂々としてる廉がいるから、King & Princeとしてはフラットでいれるというか、ずっと変わらない状態でいれる? 大丈夫ですか?

永瀬 凸(デコ)と凹(ボコ)みたいなね。

髙橋 あ、そう!凸(デコ)と凹(ボコ)。って感じですかね。だからふたり合わさってたらウィークポイントがないっていうのも、今のキンプリのいいところなのかなって思って過ごしてます。

「ドームを目指してここまでふたりで頑張ってきた」公演への意気込み

― 新曲のタイトルに「奇跡」という言葉がありますが、ふたりのなかで何か最近奇跡だなと思ったこと、もしくは「奇跡じゃなくて、俺らやったるで!」と思ったことがあったら教えてください。

永瀬 最近自分で髪の毛切ってるんですけど、前髪とか。

髙橋 え?!

永瀬 前髪ね、伸びるの早いから。

髙橋 あっ、そうなの?

永瀬 そう。美容室行く時間がないから前髪自分で切ってるんだけど、結構上手に切れるというか…(笑)。なんか自分が「こういうふうに前髪切りたいな」って思って、普通にガムテープとか切る結構ゴツめのハサミで切ってるんですけど。

髙橋 え?! あの作業用バサミ?!

永瀬 うん、作業用バサミで髪切ってるんだけど…。

髙橋 本当に?!

永瀬 だって持ってないもん、(ヘア)カット用のハサミ。

髙橋 廉の髪の毛、作業用バサミでできてるの?

永瀬 あ、そうそう、作業用バサミ。ここのライン(前髪の横あたり)とか、全部作業用バサミで最近は。

髙橋 すごいね。

永瀬 結構「こういう形になればいいな」と思いながら切ると、その形になりますね。

― 失敗はないですか?

永瀬 失敗は本当になくて、若干耳の先っぽにかけてちょっと上げていきたいなと思ってたら、ちょうどイメージ通りの上がり方してるし、そこらへんはなんていうんだろうな…僕が起こした奇跡だなって思いますね。

― 髙橋さんはいかがですか?

髙橋 僕はそうですね、毎日が奇跡だと思ってるので、なんかこれといった奇跡はなくて…。

永瀬 はははは(笑)。

髙橋 だから本当に「やってやんよ」で言うと、今日ですね。やっぱりこのドームのライヴをめがけて、ふたり体制になってからずっと廉と一緒に頑張ってきたところもあったし、お互いの活動、ドラマに出させてもらったり映画に出させてもらったり、お互いのそれぞれの仕事も全部グループに繋がると思ってやってきての今日なので、それぞれでもこの期間でちょっとずつ大きくなれたなと思うんですけど、ふたりになったらやっぱパワーがすごいことになってるなっていうのを、皆さんに見せたいなって思ってます。やってやんよ(笑)!

「この後も楽しんでください。頑張ります!」(永瀬さん)、「授業参観楽しんでください(笑)!」(髙橋さん)と、笑顔で会場をあとにしたふたり。これからの活躍も期待大!

King & Prince
HP www.universal-music.co.jp/king-and-prince/
Instagram @kp_official_523
X @kp_official0523

TEXT=所優里

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