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TRENDLIFESTYLE

2024.04.22

ライフスタイルの変動期は要注意。心と体が発する、小さな声に耳を傾ける

スタイリスト青木貴子さんによる、素敵な人に一歩近づく生き方指南。こんな時代だからこそ、前を向いて歩いていくためのヒントをお届けします。

その不調、たんなるストレス?未病にもっと敏感になろう

青木貴子連載

新年度が始まってはや半月。あっという間に今に至ってる!という方がほとんどだと思います。これから迎えるGWが終わると、新環境スタートから1ヵ月半が経っている状況になりますね、オソロシヤ。

さて、春は環境が変わりやすい時期。自らが就職したり、新入社員が入ってきたのでメンター役になったり、移動先で新たなスタートを切ったり、何かしらの変化を体験している人が多いと思います。慣れないことに対応していくなかで迎えるGWでホッと出来るひともいるでしょうが、体に支障をきたすひとが出てくるタイミングでもあります。一生懸命がむしゃらなときは意識しなかったけど、ふと時間に余裕ができると大きなストレスを抱えていたことに気が付いちゃったりします。その途端、一気に心と体のバランスが崩れたりするので注意が必要です。過度なストレスは実はとっても厄介で怖い存在。ライフスタイルの変化は体調にも大きな影響を与えます。

心身にストレスや疲労が溜まると敏感に反応してしまうのが女性ホルモン。ホルモンバランスは些細なことでも一気に変化してしまうデリケートな性質を持っています。そしてホルモンバランスが崩れると女性特有の病気にかかるリスクが一気に増加します。

例えば『月経不順』や『月経困難症』などもストレスによるホルモンバランスの変化が要因になるケースも多いそう。「生理でお腹が痛かったりイライラするのは当たり前だから仕方ないよね」と諦めたり我慢しちゃっているひとが大多数かと思いますが、おっとそこはスルーしちゃだめなポイント。激しい腹痛、吐き気や頭痛、周期異常、生理前のメンタル不調、それらの症状の奥に『月経前症候群(PMS)』『月経前不快気分障害(PMDD)』『子宮筋腫』や『子宮内膜症』『卵巣嚢腫』などの病気が潜んでいる場合があるからです。

痛いの辛いな、メンタル不調ひどいなと思ったらまずは病院で診察を受けましょう。何もなければまずは一安心できるし、病気が見つかった場合は早く治療を始めることが出来ます。進行してしまうと治療が大変になるケースも。かくいう私もあれ?と思ったときに診察を受けたら病気が発覚したという経験があります。診てもらって本当に良かった!を体験しているので、まずは小さな変化でも億劫がらずに病院に行くことをお勧めします!

「疲れが溜まって無気力感が抜けない」とか「尋常じゃなく無性にイライラする」など、ストレスが溜まっていると起こりそうな現象ですが「あーこれはストレスが原因だな、仕方ないかこの環境じゃ」と軽く流したりしないで下さいね。過度な疲労感や気分の落ち込みがあるときは、ストレスが原因で誘発されると考えれる甲状腺の病気の可能性があります。甲状腺の病気は意外と珍しい病気ではなく、20代から40代の20人に1人は何らかの異常を抱えているのだそう。結構多いですね。

これは代謝を司る甲状腺ホルモンの分泌異常から起こる病気。分泌過剰の場合を『甲状腺機能亢進症(バセドウ病)』、分泌が低下した場合を『甲状腺機能低下症(橋本病)』と言います。前者の症状は、発汗、動悸、指の震え、疲労感、体重減少、怒り、イライラ、月経不順など。後者の症状は無気力感、気分の落ち込み、記憶力の低下、強い疲労感、全身のむくみ、寒さを強く感じる、体重増加など。ストレスを感じたときに出る症状とよく似ているから見落としてしましがちですが、実は甲状腺の病気にかかっている場合も考えられます。こちらも先ほどの月経関連の病気同様、もしかして…と思ったら病院で診察を受けましょう。

気分が乗らないのは気持ちの問題、急に太ったのは運動不足だから、疲れやすいのは忙し過ぎだから、なぁーんてついつい思いがちですが、病気を疑うのも健康な体を保つうえでは大切な思考です。何か「ん?」と思ったら診察を受けるということをぜひとも習慣にして下さい。発病には至らなくても健康ではない『未病』状態になっていることもあります。この状態で病気の芽を見つけて摘み取ることができたら何よりです!

あと、20代後半くらいからはちゃんとした検査(人間ドッグ)を受けることもお勧めします。ずっと同じところで検査を続けると、検査結果の履歴が残るのでちょっとした異常や変化も見つけてもらいやすくなります。

そしてそして普段からストレスを溜めない、発散する!を心がけましょう。それには適度な運動、ストレッチで身体を動かす。バランスの取れた食事をする(朝ごはんを抜くのはとっても身体に悪いそう。朝、脳に栄養を届けることで1日のパフォーマンスが格段に良くなります!)。十分な睡眠時間をキープする。メンタル的には刺激を受ける環境に身を置くことも大切。興味のある習い事をするとか、楽しい!と思えることをやるのが心の栄養になります。ストレスフリーの笑顔でいられるよう、どうぞご自愛くださいね!

TEXT=青木貴子

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