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TRENDLIFESTYLE

2025.08.21

デビュー14周年のKis-My-Ft2、ハッとする演出が満載の最新ツアーをレポ

Kis-My-Ft2が全国8都市を回るアリーナツアー『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2025 MAGFACT』を開催中。11枚目のオリジナルアルバム「MAGFACT」を引っ提げ、大人の余裕と遊び心あふれるステージで、ファンを魅了している。デビュー記念日の8月10日には横浜アリーナで公演を行い、ファンとともに14周年を祝い、15年目の幕を開けた。そんな特別な一夜をレポートする。

最初から最後まで目が離せない、華やかでダイナミックなステージ

〈左から〉横尾渉さん、藤ヶ谷太輔さん、二階堂高嗣さん、玉森裕太さん、千賀健永さん、宮田俊哉さん

開演と同時に、「CHEAT」のインストを用いたオープニング映像がスクリーンに映し出された。6人がファッションショーさながらにランウェイを歩く姿が映り、会場は一気に洗練された空気に包まれた。映像が終わり、ステージを覆っていた紗幕が落下。目に飛び込んできたのは、高さ約8.1mの煌びやかなゴンドラに乗ったメンバーたち。ステージ上部から堂々と姿を現すと、その瞬間に大歓声が巻き起こる。1曲目は「Curtain call」。スパークラーが弾けるステージで、6人が大人の色気たっぷりに歌い上げた。

ここからは攻めのダンスナンバーで一気に加速。「FREEZE」では、幅約38.4m・奥行約12.8mのメインステージで、8人のダンサーとともに迫力のパフォーマンスを披露。二階堂さんが「ヘイ、横アリ騒げるか! OK、最後までついてこい!」と叫ぶと、そのまま「Tonight」へ突入。全長約64.6mの花道を力強く歩き、センターステージへと移動。熱を帯びた歌とダンスで、会場を一気に引き込んだ。

その後も「FIRE BEAT」「Take Over」といったロックナンバーが容赦なく続き、会場は早くも熱量MAXの盛り上がりに。メンバーは曲ごとにBステージ、アリーナトロッコ、外周に設置された高さ約6.2mのリフターと立ち位置を変え、ファンのすぐそばで熱くパフォーマンス。沸き上がる客席でもペンライトの光がしだいに大きく揺れ、一体感あふれる景色が広がった。

今回も演出やセットリストは、二階堂さんが中心となって構成。毎年話題を呼ぶ規格外の仕掛けは健在で、直径7.5m、上昇時の高さ4.1mの円形のムービングステージをはじめ、派手な特効や、緻密な照明演出がふんだんに盛り込まれていた。セットリストは、最新アルバム「MAGFACT」の収録曲を軸に、過去の人気曲やライヴ定番曲を織り交ぜた全32曲。最初から最後まで目が離せない、豪華なステージとなった。

サンドウィッチマンがサプライズ登場!仲睦まじいトークも

〈左から〉二階堂高嗣さん、宮田俊哉さん、横尾渉さん、伊達みきおさん、玉森裕太さん、富澤たけしさん、千賀健永さん、藤ヶ谷太輔さん

メロウな楽曲から一転、ステージは「お疲れ様です!feat.サンドウィッチマン」で、一気に明るいムードへ。MVと同じ中華料理店の世界観を再現したセットで6人がにぎやかに歌い踊ると、ステージ後方からサンドウィッチマンがサプライズ登場。会場は大きなどよめきに包まれた。ラストのサビは8人で踊り、ステージ中央で決めポーズ。笑顔あふれるひと幕となった。

パフォーマンス後、「お疲れ様でーす!」(伊達・富澤)と挨拶し、「Kis-My-Ft2のマブダチ、サンドウィッチマンのおふたりが来てくれました!」(宮田)と紹介。テレビ朝日系『10万円でできるかな』での共演から築かれた親しい空気感が、軽快なやりとりからも伝わってくる。

早速「Kis-My-Ft2、15年目突入おめでとう! サンドウィッチマン、28年目おめでとう!」(伊達)とお祝い。緊張気味のふたりは「ドキドキするね」(伊達)「なんかふわふわしてる」(富澤)と、今の心境を素直に明かし、会場を和ませた。

さらに伊達さんは「出てくるタイミング完璧だったよね!」(伊達)と胸を張るが、実はリハーサルでミスし、演出担当の二階堂さんから「分かります? ここ、間違ってるの」と映像付きで指摘された裏話を披露。「お客さんは貴重な時間とお金を払って来てくれているんですよ」(二階堂)という言葉に、「ちゃんと凹みまして(笑)。何回も映像を見て、楽屋で練習してきました」(伊達)と告白。「完璧でした!」(二階堂)のひと言に、客席からも温かな拍手が送られた。

話題は仙台公演での思い出へ。「深夜のドライブに行きまして、たいちゃん(藤ヶ谷)とわた(横尾)とね。楽しかったね」(伊達)と振り返る。藤ヶ谷さんと横尾さんが食事中に伊達さんが合流し、満腹のままジンギスカンのコースを食べたというエピソードには、客席からも驚きの声が上がる。「美味しかったです! でも、次の日夕方まで何も食べなかったです!(笑)」(藤ヶ谷)とオチをつけると、会場に笑いが広がった。

「キスマイ15年目おめでとうの素敵な差し入れまで」(藤ヶ谷)と感謝を伝えると、「一万円オーバーのお弁当を」(伊達)と正直に告白。「すごい数のスタッフがいるのに、弁当20個でごめんね……」(伊達)「ごめんなさーい!」(富澤)と謝るふたりに、メンバー全員から「そんな全部言わなくていいんですよ!」とツッコミが飛ぶ。

その後も「どうする、何しゃべる?」(伊達)と楽しげに話すふたりに、「結構しゃべりましたよ」(二階堂)と返すと、「うそ?!」(伊達)と驚きの表情。「お疲れ様です!feat.サンドウィッチマン」について、「いい歌だよね。覚えやすいしね」(伊達)と語り、「ちゃんと踊ってくれた?」(富澤)の問いかけに、客席から大きな歓声が上がる。「みんな踊ってくれます。覚えてくれているんですよ」(玉森)と嬉しそうに話した。

「はい、じゃあここから質問コーナー!」(伊達)と、なかなか帰ろうとしないふたりに、「いやいやいやいや!」と総ツッコミ。ふたりが13時から会場入りしていたことや、裏で富澤さんがこの一曲のためにマッサージと鍼治療まで受けていたことも明かされ、「(マッサージ部屋で)こんなでっかいメンバーいたっけな?と思ったら、トミーさんだった」(藤ヶ谷)と、笑いが絶えない。

「帰りますよ!」(富澤)と言いつつも、「我々も横浜アリーナでライヴやりたいなぁ」(伊達)と名残惜しそうに語る。最後は「一個だけショートコントやる?」(伊達)と提案し、ショートコント「CD屋さん」を披露。大歓声と拍手に包まれながら、「ありがとうございました!」と、ふたりは笑顔でステージを後にした。

新曲「A CHA CHA CHA」を初パフォーマンス!

この日のMCでは、公式YouTubeから生配信が行われた。配信開始まであと数分というタイミングで、宮田さんが「せっかくだから、まだキスマイのライヴに来たことがない人も行ってみたいと思ってもらえるような、ペンライト芸とかやらない?」と提案。エリアごとに色を分けるアイデアを出すと、「あと3分以内に伝えられるー?」と、玉森さんが心配そうに返す。

それでも「みんななら“感じ”でできると思う」(二階堂)と、一度試してみることに。Kis-My-Ft2のメンバーカラー順に沿って、「(上手側の手前から指を指しながら)青、紫、オレンジ、ピンク、黄色……」(横尾)と呼びかける間に、ファンが空気を読んで、エリアごとに色を点灯。あっという間に6色が均等に広がる光景が完成すると、「なんか雰囲気でできてない?」「すごい!!!」「こんな一瞬でできるの!?」と、驚きの声が次々と上がり、「これ、マジで上がるわ!」(宮田)と笑顔を見せた。

いよいよ生配信本番。全国のファンとデビュー記念日を祝い、ケーキも登場。代表して宮田さんが「応援してくださっているみなさんのおかげで、僕たち14年間続けてこれたということなので、本当に配信を見てくださっているみなさま、会場にお越しのみなさま、本当にいつもありがとうございます!」と感謝を伝えた。

さらに、メンバーからのサプライズとして、新曲「A CHA CHA CHA」(8月11日配信リリース)を発表し、その場でパフォーマンスを初披露。「夏×大人✕余裕✕遊び」90年代Boom Bap HIPHOPをベースにした、大人の遊び心あふれるサマーチューン。ムービングステージで会場を巡りながら、堂々パフォーマンスした。配信の様子は、アーカイブから視聴可能。

配信終了後、ムービングステージはメンバーを乗せたまま、センターステージからメインステージへと戻ることに。音楽なしでの移動に客席もざわつき、「これさ、曲中で乗るもんだよね!? 無音で乗るもんじゃないよね(笑)」(宮田)、「本当にそう、めっちゃ贅沢!」(二階堂)、「でも、こういうスタイルでのMC、一回だけやってみたくない?」(横尾)と笑い合い、和やかな空気に包まれた。

ファッションショーをオマージュした、遊び心あふれる演出

〈左から〉藤ヶ谷太輔さん、横尾渉さん、玉森裕太さん、二階堂高嗣さん、宮田俊哉さん、千賀健永さん

ユニット曲や、6人揃ってローラースケートで魅せる場面を経て、ライヴはクライマックスへ。轟く音玉とともに幕を開けた「FIGHTERS」では、約900発もの炎が舞い上がった。序盤の「Take Over」の約400発と合わせると、1公演あたり約1,300発もの炎がステージを彩っている。

多彩なレーザーが空間を切り裂くようにすると、会場のあちこちから、玉森さんがプロデュースの華やかな衣装に身を包んだメンバーが次々と登場。それぞれがモデルのようにポージングを決め、煌びやかな“コレクション”を披露した。独特の世界観のなかで「CHEAT」をパフォーマンスし、会場を魅了する。

最後は花道をランウェイに見立て、ひとりずつモデルウォークでステージを後に。オープニング映像とラストシーンがひとつに繋がる構成は、まるで一本の壮大なショーを見終えたかのような余韻を残した。

キスマイらしい斬新な発想が随所に光る、スタイリッシュなライヴ。公演は9月14日の北海道公演まで続く。

Kis-My-Ft2
mentrecording.jp/kismyft2/
X @KMF2_0810MENT
YouTube @KisMyFt2

TEXT=所優里

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