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TRENDLIFESTYLE

2024.03.25

誰でも手に入る道具。人生を楽しく生きるために“持つべき”ものは何?

スタイリスト青木貴子さんによる、素敵な人に一歩近づく生き方指南。こんな時代だからこそ、前を向いて歩いていくためのヒントをお届けします。

青木貴子連載エッセイ

ほかの人には「なくて」私には「ある」もの、なーんだ

「最近〇〇を始めたんだよね」という話をコロナ以降よく聞くようになりました。それは「新規事業を立ち上げた」や「大学に再び通い始めた」といったオン的な話だったり、「ヨガを始めた」「乗馬を始めた」といったオフの楽しみ的なことだったりと多岐にわたるのですが、何しろ仕事や主軸のルーティン以外に何かを始めるひとが急増した気がします。

コロナで一度社会がスローな動きになったとき、自分と向き合う時間が取れたことが要因かもしれません。きっと「自分、これでいいの?」って現状に疑問を持ったり、または否応なしに環境が変化して考えざるを得なかったというひともいたかもしれません。兎にも角にも自分のライフスタイルを考え直すきっかけの時間だったように思います。

「〇〇を始めた話を耳にすると、焦る」という話もちらほら聞くようになりました。それを聞くたびに「あぁみんなすごいなぁ、充実してるな、私も何かを見つけなきゃ」って若干追い込まれる、と。何かに挑戦しているひとは勢いがあるしキラキラして見える。自分にはない未来につながる道を持っているようで、では自分はどう?ってついつい比較してしまう…。その気持ち、わかります。置いてきぼりをくらったみたいな感じ、しますよね。

でもこの、あの人には「あって」私には「ない」もの探しが始まると精神的に良いことはほんと!ありません。

たとえば誰かが資格を取ったから、私も何かの資格を取ろう、じゃダメなのです。他人の行動を基準にしてしまうとついつい焦ってしまいがちですが、あくまでも自分が主役で自分の目標に沿った行動でないと身に付かないし、楽しくないから長続きもしません。つまり自分が楽しく自分が納得しないといつまで経っても“リアルな自分”のしあわせには追いつけないのです。

これを解消するには「自分のモノサシ」を持つこと。つまり自分の価値観をきちんと持ち、大切にすること。他人の価値観が基準になってしまうと、いつまで経ってもリアルな自分のしあわせに辿り着けなくなります。

たとえばAさんはインドア派で、オフタイムは家で本を読んでいるのがしあわせ、というタイプ。でも仕事以外の習い事で充実しているBさんを見て「スゴイな、私も何かしなきゃ」と漠然とした焦燥感を持っていたとします。けれども本を読んでいることに喜びを感じていれば、Aさんは十分に充実した時間を過ごしていることになります。本で得た知識でBさんを凌駕する機会もあるでしょう。そんなときは逆に相手が「本を読まなきゃ」って焦っているかもしれません。本を読むということは本人にとっては当たり前すぎてスゴイことに思えなくても相手からすればスゴイことに見えたりするのです。ほかの人がスゴく思えてしまうのは隣の芝生は青く見える、という心理フィルターがかかっている可能性も高いです。隣を見たら青く見えるんだから、隣から見たらこっちも青く見えるんだろうな、って思っていて大丈夫です。よっぽど自分の庭が枯れているという自覚があったら早急にメンテナンスは必要ですが…!

あの人に「あって」私に「ない」ものではなく、あの人に「なくて」私に「ある」ものを認識し、磨いていくのが人生を楽しく生きる得策です。磨いたものは絶対に輝いて見えます。

それにはまず自分をよく知ることが大切です。何が好きで、何が得意で、何が嫌い? すべて自分のモノサシで見て、考えて、決定する。あくまで主体は自分に定めて。そして自分を大切に扱うこと。不思議なことに自分で自分を大切にしていると、他人からも大切に扱われるようになるのだとか! 自分に優しく、そして他人に優しく。お互いの「ある」を認め合ったり、尊重し合えると刺激も受けるしいろいろな可能性も広がっていきます!

TEXT=青木貴子

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