スタイリスト青木貴子さんによる、素敵な人に一歩近づく生き方指南。こんな時代だからこそ、前を向いて歩いていくためのヒントをお届けします。
悩みの原因って何だろう…
最近何かに悩んでますか? 悩みって面倒ですよね、モヤモヤするし気が重くなるし。わーって手放したい! でも簡単に解決したりは出来ない(ことが多い)。
そうそう簡単にはなくならない悩み。忌み嫌ってもなくなんないなら、とことん悩みと向き合ってみることをお勧めします。と、ある時すんなり解決出来ることがあります。
ここで大切なのは、悩んでることについて考えるんじゃなくて、向き合ってみるという姿勢です。考えるというのは、同列というか悩みそのものについてアアデモナイコウデモナイと思うこと。こういうやり方ではどっぷりハマってしまい解決策が見つかりにくくなります。
向き合うというのはもう少し俯瞰で悩んでることを捉え、根本的な原因や要因について思いを巡らせ、包括的に悩んでいることを捉えるという姿勢です。
たとえば、何年かに一回(もっと頻繁だったりもします)同じような悩みに遭遇することってありませんか? 人間関係や恋愛関係の悩みは都度相手が違っても同じようなポイントで悩みに陥ったり。将来のことで悩む時、ネックになることはいつも同じだったり。悩みの対象は毎回違っても、もしかすると「自分の思い癖」みたいなことが悩みを引き起こす原因になっていることも考えられます。向き合ってみると悩みの原因は目の前の「悩みそのもの」ではなく、「自分の中に見つかる」って場合があります。
でも自分の中にある「悩みの原因になりうるもの」って、なかなか気が付けないですよね。それを知るには自分をよく知る必要があります。自分の取り扱い説明書があったら、どういうふうに自分を使っていったらいいか、コントロールしたら良いかがわかってラクですよね。そんな便利で心強いトリセツ、実はあるのです! それがホロスコープ。
自分の「傾向と対策」がわかる、ホロスコープ!
さて、あなたは自分のホロスコープを知っていますか? ホロスコープとは生まれたときに太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10個の天体が、どの場所に位置していたかという位置関係の配置図。いわゆる星占いとしてお馴染みなのは、この中の太陽の位置を言います。太陽星座は人生の目的や外向きの性格、意識下の象徴となります。他の星もそれぞれ意味があり、たとえば月星座は生きていく上での手段や、内側の人格、無意識下の傾向などを表すそうです。自分の原点とも言える人格。なので月星座の特徴の方が太陽星座よりもより自分の感じている自分にしっくりくるということがあります。水星はコミュニケーションを司るので、生まれた時に水星に位置していた星座の特性が、人付き合いに影響します。
全ての星の配置を読み解くと「えーーー! わかる! 自分ってこういう人だよね!」と驚くほど腑に落ちる結果と「あ、だからこういうふうに考える傾向が強いのか…」とか、未知の(でも理解できる)部分を知り得たり出来ます。
生まれ落ちた瞬間の星の位置で自らの傾向が驚くほどわかってしまうのです、恐るべし西洋占星術! でも自分の傾向が分かれば、取り扱いがラクになります(笑)。あとはそれを元に修正したり、発展させたりすることが出来ますから。
私は自分のホロスコープを知って、楽になったり、意識して変えていこうと思う点を発見したり出来ました。変な言い方ですが、自分に対してより強い親近感と愛が湧いて来ました。これは面白い感覚だな、と思いました。
悩みって超えるべき山みたいなもんで、そこを超えると違う景色が広がっている。良い景色を見たいですよね。人生の航海図としてホロスコープを持っていると、方向性を決めやすく楽しい航海が出来そうです! ホロスコープ作成をやってくれるサイトなどもあります。自分のトリセツがない方はぜひ調べてみて、お悩み解決に活用してはいかがでしょうか。