医療系メーカーの営業職として働き、10年目を迎える浅川晴美さん（仮名／31歳・未婚）。過去、150万円のカードローンを返せず、親に頼った経験からマネー意識が向上し、現在の貯蓄は1,100万円ほどだそう。【連載「私の家計簿」】
浅川さんの年収＆月収、貯金額は…
新卒から医療系メーカーの営業職として働き、営業の大会で賞を取るなど実績を積み、ボーナスも充実している模様。年収は約730万円、貯蓄は1,100万円ほどです。
1ヵ月の収入＆支出は？
月収（手取り） ￥375,000
手取りは37.5万円。残業代や休日出勤も含めての金額です。ボーナスは年2回支給されます。
住居費 ￥98,000
家で過ごす時間が少ないので、どんなに年収が上がっても家賃はMAX10万円までと決めています。
光熱費・通信費 ￥12,000
個人携帯の通信費は格安SIMで約3千円。電気、ガス、水道代で9千円ほどかかっています。
食費・交際費 ￥42,000
平日昼はサクッと食べられるコンビニご飯、夜は自炊をして、食費と交際費は毎月4.2万円ほど。
美容費 ￥30,000
営業という職業柄、美容には気を遣っていて。ヘアやネイル、まつ毛のメンテ費用は約3万円。
ファッション代 ￥20,000
ファッションはGUやユニクロで高見えするアイテムを買い足すことが多いです。
交通費・雑費 ￥13,000
遠方の病院などを仕事で訪問することも多いので交通費は高め。交通系クレカでポイ活を。
貯蓄・資産運用 ￥160,000
月の収支によりますが、毎月16万円ほどは必ず貯金しています。
ただお金を貯めているだけではダメですか?
きつい節約をせずともインセンティブアップで1000万円貯金を達成したという浅川さん。運用した方が良いのはわかっているが、忙しさゆえに手が出ないという。
「貯まるサイクルになったのは、ここ3年ほどです。必要なものには必要なだけ払っているし、あまり節約をしている感覚はありません。貯めるコツは、今絶対に必要な投資かを考える時間を作ること。例えば美容なら、年齢を重ねるほどお金をかけたくなると思うので、今使いすぎている場合じゃないな、と」
貯金の仕方についても見直したいと考えているという。
「未来は今よりお金がかかると思っておくと、貯める気になります。老後に必要なお金はどれくらいかなど、将来への心配は尽きません」
FPの評価「31歳で貯金4桁はご立派！この調子で貯めていきましょう」
31歳で4桁万円の貯金は優秀です。今必要な物かどうか、投資になるかどうかを考えながらお金を使えるのは素晴らしいですね。大きなお買い物も資産性が高いブランドなので、いざとなった時にも換金できると思います。収入も高いので食費等もう少し増やしてもよいかもしれません。また、投資やふるさと納税にもぜひチャレンジしてみてください。（ファイナンシャルプランナー 花輪陽子先生）
