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2025.07.26

世界遺産検定マイスター南圭介が大阪・関西万博でウズベキスタン、オーストラリアと再会!

俳優、タレントとして活躍しながら様々な資格を取り、それを仕事にも生かしている南圭介さん。2023年に習得した世界遺産検定マイスターは、知識だけでなく、自分の考えをしっかりと表現する力が求められるため、難易度が高いそう。そんな彼が世界各国の魅力をご紹介する【南の旅】。12回目は国内4ヵ所目、現在開催中の「大阪・関西万博」をご紹介。

歩いているだけで‟世界旅”を体験するような感覚に

木の柱で支えられているテラスは開放感はもちろん、木の香りにも癒やされます。こちらの木は全て日本産で、それぞれの地域から集まってきているのです。

大阪・関西万博が開催され早3ヵ月。ありがたいことに、仕事で万博に行く機会もあって、これまでにプライベートも併せて3回訪れることができています。

大屋根リングの中にたくさんの国々のパビリオンがある光景は、多様ながらに、まとまった一つの世界を感じる事が出来ます。それぞれのパビリオンは外観にも個性があるので、歩いているだけで楽しめて、旅をした気分になれるのは大阪・関西万博の大きな魅力の一つではないでしょうか。

おかげさまで南も万博でたくさん旅をする事が出来ました。

まずはウズベキスタンパビリオンへ!
ABCテレビ・テレビ朝日系列「朝だ!生です旅サラダ」でロケに行き、ウズベキスタン観光大使という光栄な役割を頂き、とてもご縁が深まったウズベキスタン。
万博のパビリオンもとても素敵です。

説明を受けながら携帯を近づけると…その木の履歴書が一目瞭然。

ポイントで携帯をかざすことで、この木がどこで育っていたのかなどの背景を見る事が出来ます。
皆様の地元の木が、ウズベキスタンパビリオンを支えているのかもしれません。是非機会がありましたらチェックしてみてください。

さて、ここで南圭介のマイスターQuiz!

Q. こちらの木の柱が特徴のウズベキスタンパビリオン。ウズベキスタン内のどの場所がモチーフでしょうか?

A. ザーミン山地
B. ジュマモスク(ヒヴァ)
C. ウガム・チャトカル国立公園
D. サマルカンド

こちらは1年前、2024年4月に訪れた世界遺産ヒヴァの「イチャン・カラ」内にあるジュマモスク。

正解は――「B」のジュマモスク。

ジュマモスクはウズベキスタンで初めて世界遺産に登録されたヒヴァの「イチャン・カラ」内にあります。

ジュマモスクでは、1000年ぐらい前から残っている木の柱も見る事が出来ます。213本の木が使われているジュマモスクに対し、今回のウズベキスタンパビリオンではそれを越える280本近い木が使われているそうです。

このパビリオンで使われている木は、今後ウズベキスタンに運ばれ、展示される機会があるようです。素敵な循環ですね。
ちなみに、クイズ内の他の選択肢にある「サマルカンド」は世界文化遺産として登録されており、「ウガム・チャトカル国立公園」は世界自然遺産の西天山内にあります。そして「ザーミン山脈」は世界遺産の暫定候補リストに入っていて全てが世界遺産にまつわる場所です。

パビリオン内では、とても美しい映像からサマルカンドブルーもしっかりと感じる事が出来ました。学びがあり、発見や驚きを体感し、癒やしも感じる事が出来るウズベキスタンパビリオン。皆様是非足を運んでみてください!

「旅サラダ」でご縁ができたオーストラリア

旅番組では5週連続放送。それでも伝えきれなかったことをこの連載でもご紹介しました。現地キュランダの森でも食しました大好きなミートパイとも再会しまして(笑)、ここでも食しましたがとても美味しかったです! ケチャップをつけて食べるのも美味しいですね。

オーストラリアパビリオンの中に入るとユーカリの木々が出迎えてくれて、美しい映像からはオーストラリアの豊かな自然と歴史をダイナミックに感じます。この地でしか味わう事の出来ない、豊かで臨場感あふれる没入感は、今回の万博の中でもトップクラスではないかと思うほど。

さて、ユーカリと聞いてピンとくる世界遺産があります。世界自然遺産の「ブルー・マウンテンズ地域」です。多種にわたるユーカリが生育するこちらの砂岩地域では、ユーカリが発するガスに光が反射する事で一帯が青く見えたということで、ブルーマウンテンズと名付けられたという説があるのです。

背景のシュラスコのようなピンクの岩塩があるのは…

パキスタンの資源への注目度が高まるパビリオンの展示。

こちらはどちらの国のパビリオンか分かりますでしょうか? 共同館「コモンズD」内にあるパキスタンパビリオンです。

こちらシュラスコのように連なっているのは、全てお塩なのです! パキスタンの岩塩抗で産出されたピンクソルトが、このパビリオンでは12トンも使われているとか。美しいピンクソルトに囲まれ幻想的なひとときを過ごすことが出来ます。

実は私、生後半年から3歳までパキスタンに住んでいた事があるのです。パキスタンと岩塩との繋がり、人間にとって必要な理由などは新たに知る学びでした。そしてまた、記憶はほぼありませんが幼き頃過ごしたパキスタンの地を踏める日が来るだろうか…と少々センチメンタルにも。

いろいろな世界に思いを馳せながら回る事が出来た「大阪・関西万博」の旅は、世界遺産検定マイスターとしても実り多き機会に。

もちろん旅の記念となるグッズもしっかりゲットです(笑)! 葛飾北斎の富嶽三十六景で有名な「神奈川沖浪裏」で波に乗るミャクミャク。「箔一(HAKUICHI)」との素敵なコラボレーションのガラストレー。伝統的な美しさとかわいらしい遊び心があるデザインに一目惚れ致しました。

大阪・関西万博は10月13日(月)までの開催という事で、また仕事でもプライベートでも是非行きたいですね! そしてもちろん海外の旅へも!
南の旅は続きますので、引き続き一緒に旅をしましょう! これからもお楽しみに!

今回訪れた「大阪・関西万博」は――

2025年4月13日から10月13日まで大阪・夢洲で開催されている「大阪・関西万博」。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。世界約160ヵ国が参加し、最先端の技術や文化を紹介するほか、未来の社会や環境問題への新たな解決策を探る場に。巨大木造建築「大屋根リング」がシンボルとなり、多彩なパビリオンやイベントが展開中。訪れる人々に、未来の可能性を体感する機会を提供する一大イベント。

南圭介(みなみけいすけ)
1985年7月3日生まれ。東京都出身。幼少期にパキスタンで育ち、小学校3年~6年まではシンガポールで過ごす。2004年にデビュー後、テレビ、舞台を中心に俳優として活躍。検定習得も多数あり、漢字検定準1級、ウイスキー検定2級などを習得し、2023年には世界遺産検定マイスターを習得。世界遺産の良さを伝えるだけでなくSDGsの考え方と親和性を伝え、「知る・考える・実行する」ことで発信中。ABCテレビ『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系列全国ネット土曜8時〜9時30分)の海外リポーターとして不定期出演中。
Instagram @keisuke_minami73
YouTube www.youtube.com/@minamitravel2023

TEXT=南圭介

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