フリーアナウンサーの青木源太さんによる美容×コミュニケーションにまつわる連載。24回目の今回は、小顔に見せる写真テクニックのお話。
vol.24 小顔に見せる写真テクニック
僕は「顔が大きい」ことを気にしています。楽しいパーティーに出席してたくさん写真を撮って、良い気分で家に帰ってから写真を見返すと、自分の顔の大きさに愕然とする…。そんな経験がこれまで何度かありました。丸顔か面長か、集合写真なのか自撮りなのかによっても違いはありますが、写真に写るとき少しでも小顔に見せたいという人は多いはずです。
というわけで、今回は僕が写真に写るときに気をつけていることをご紹介していきます。
・髪型
髪型によって、顔の大きさの印象は変わります。髪の毛でフェイスラインやおでこを隠すことで、「顔の面積」を減らすことができるからです。
僕はオールバックに憧れていた時期がありました。しかし何度挑戦してみても、なぜか決まりません。それはオールバックにすると顔の大きさが強調されてしまうからでした。以来おでこは出しても、こめかみの辺りには髪が残るようなスタイリングにしています。ちなみに顔の中における髪の分量が多いと、逆に暗い印象を与えてしまう場合もあるので注意が必要です。
・顔の向き
基本的には顎を引いて上目遣いにすると小顔に見えます。でもこれもさりげなさがポイント。やりすぎると二重顎になってしまう恐れもあります。
・姿勢
背筋を伸ばし、姿勢を良くしましょう。そうすると首を細長く見せることができ、小顔に見えます。猫背は厳禁です。
・ポーズ
頬に手を当てる虫歯ポーズは、手との比較で顔を小さく見せること、フェイスラインを隠すこと、可愛らしさを強調することができるので人気です。40歳のおじさんである僕はしませんが。
・位置と立ち方
「集合写真の端っこに写らない」。これは最も大事なことです。端っこはどうしても横に広がって写ります。僕はこれを「広角レンズの悲劇」と呼んでいます。
また全身が写るときは片足を前に出しましょう。モデルさんのようなポーズですが、脚長効果と小顔効果の両方があります。
・服装やアクセサリー
デコルテを見せる服を着ると、首元やフェイスラインがすっきりと見えます。また女性は大きめのイヤリングやピアスをつけることで小顔に見せることができます。
・笑顔の練習
自然な笑顔で頬が上がると口元がすっきりと見えます。もちろん明るい印象にもなります。表情筋は普段から動かしておかないといざというときに反応してくれません。鏡を見て練習しましょう。
今日ご紹介したものはテクニックというよりは悪あがきに近いものも多いですが、加工やアプリに頼る前にできることがあります。上記に挙げたものの中から一つを実践するのではなく、複数を実践するとその効果は確実に出ますので、悩んでいる方はぜひ挑戦してみてください。