今月の「香里奈が考える今、できること」は、「無印良品」でお買い物。消費者目線でのSDGs貢献度が高い企業として評価されている良品計画。私たちにとって身近な無印良品の店舗を訪れてみると、人と地球に優しい取り組みがたくさん発見できました!
取り組み01:ReMUJI
2010年にスタートした、無印良品の衣料品を回収する取り組み。2015年からは、手を加えることで再び着ることができるものをアップサイクルして販売。藍色や黒に染め直し、再生させた「染めなおした服」、染めに回すことができなかった素材の服を洗い直し、再販売する「洗いなおした服」、生地を繫ぎ合わせてリメイクした「つながる服」など。
取り組み02:資源回収ステーション
店舗2階に設けられた資源回収ステーションでは、無印良品のプラスティック収納用品をはじめ、書籍やCDなどを回収。板橋区と提携し、無印良品以外の服の回収とフードドライブも行っていて、家庭で余っている食品・飲料を預けると、こども食堂やフードバンクへと寄贈されます。
取り組み03:量り売り
空のボトルを持参すれば、シャンプーなどのヘアケア製品や、衣類用・バス用・トイレ用・食器用などの洗剤の、“適量”を買うことができます。セルフでの洗剤量り売りは全国で初導入! またフードロスに向き合った、ドライフルーツやナッツ、コーヒー、ブレンドティーなども量り売りを展開。
取り組み04:絵本でつながる
「絵本のまち板橋」として絵本を通じたさまざまな活動を展開している板橋区。この活動と連動して、地元の東京家政大学・児童学科が選んだ、絵本をMUJI BOOKSで販売。「古紙になるはずだった本」という取り組みの古本も並んでいます。
取り組み05:不揃いスイーツ
見た目は不揃いでも、美味しさはそのまま。バウムやケーキ、スコーンなどの製造過程で、形が崩れてしまったり、焼きムラができてしまった規格外の部分を活かした商品。いちごも粒の大きさが不揃いだったり、果肉が見えてしまっているものを使用。もちろん変わらない美味しさを、お手頃価格で提供しています。
取り組み06:板橋のいっぴん
板橋区内で愛されている自慢の商品を区が認定した「板橋のいっぴん」をはじめ、地元を代表する名品を店内で販売。板橋の「美味しい!」が楽しめます。地域に役立つ店舗、コミュニティセンターを目指した無印良品の取り組みのひとつ。
取り組み07:紙製タグ
プラスティック製が一般的なタグを止めるピンを、2021年秋冬から順次変更。再生紙を含むFSC紙を使用した紙製タグピンになっています。
取り組み08:冷凍食品
手軽で美味しい無印良品の冷凍食品。特にミールキットやカット野菜などは、食材を無駄にすることなく使い切れるので、フードロス削減にも一役。
取り組み09:3Dプリンタ工房
無印良品の既存商品をもっと便利に快適に使用できるよう、拡張パーツを3Dプリンタで作成。障害や病気、年齢などにより、日常生活のなかで難しいな…と 感じる動作を補ってくれます。現在は全4種を販売中。
取り組み10:防災力向上
「もしも…」のときの備えを提案し、地域の防災力向上の役に立ちたいという思いから、防災ワークショップ・イベントなどを開催。携帯用、持ち運び用、備え用といった防災セットも販売し、知識やモノも含めて暮らしのなかで“備える力”を高めていきます。
「無印良品の取り組みがいろいろと知れて楽しかったです。地域と店舗が連携することで“できること”も広がっているんだなと実感できました!」(香里奈)
無印良品 板橋南町22
昨年11月にオープンした関東最大級の大型路面店。「ふだん専門店」をコンセプトにした4フロアの店内からは、充実の商品ラインナップと同時にさまざまな SDGsに向けての取り組みを感じることができる。板橋区と包括連携協定を締結し、地域活性化にも尽力。
https://shop.muji.com/jp/itaba shi-minamicho/