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2025.07.17

ふたりのきらめきが東京ドームをまるごと包んだ一夜——King & Princeの最新ツアーをレポ

7月10日に行われた、King & Princeのドームツアー『King & Prince LIVE TOUR 24-25 ~Re:ERA~ in DOME』東京ドーム公演の模様をレポート。6枚目のアルバム『Re:ERA』を引っ提げた本ツアーは、昨年10月からスタートした全国アリーナツアーに加え、福岡、東京、大阪の3都市でドーム公演が追加された。アルバムの世界観を体現したコンセプチュアルなステージから、ティアラ(King & Princeのファンネーム)と一緒に楽しめる豪華演出まで、見どころ満載の本公演。ふたりの“ベストフレンド”もサプライズ登場し、会場が感動に包まれたスペシャルな一夜をチェック!

King & Prince初のコンセプトアルバム『Re:ERA』の世界観を踏襲したステージ

King & Princeとしては約3年ぶり、そしてふたりでは初となる東京ドーム公演初日。開演前のアナウンスが終わると、永瀬廉さんと髙橋海人さんの登場を今か今かと待ちわびる客席から、自然とクラップが湧き起こった。しだいにその音は大きくなっていき、会場の熱気が高まったところで暗転。映像やレーザービームを駆使した“スペイシー感”たっぷりの演出でOpeningがスタートした。

白と黄色のペンライトで埋め尽くされた会場に、ついにふたりが登場。スクリーンにふたりの顔が映し出されると、どよめきにも近い大歓声が響き渡った。1曲目は「LOVE HACKER」。エレクトロなサウンドと早口のリリックがクセになる一曲。クールなステージで幕を開けた。続く「WOW」では、大勢のダンサーを従えて、息の合ったパフォーマンスを。曲中盤ではふたりが歌詞をアレンジ。「廉となら優勝でしょ!(君となら優勝でしょ!)」と笑顔で歌った髙橋さんに、永瀬さんが「まぁ 何かと戦うわけじゃないけど 海人」と返すと、客席からは歓喜の声が飛び交った。

全体演出、映像、衣装、セットリスト——細部にわたって、ふたりのこだわりが詰まった本公演。コンサートは大きく前後半に分かれており、前半戦では、アルバム『Re:ERA』の世界観が丁寧に描かれた。アルバム収録曲を中心とした構成で、観客をその物語のなかへと誘う。また、アルバム制作の一環で髙橋さんが描き下ろした各楽曲のキャラクターたちも、ステージの至るところに登場。ユニークな存在感で、コンサートに彩りを添えている。

驚きのサプライズ!ふたりの愛する“ベストフレンド”が登場

©︎ 2025 Disney

MCでは、ふたりらしい仲睦まじいやりとりが展開された。「やっほー! みんな楽しんでますか?」と客席に明るく声をかけた髙橋さん。続けて「雷怖いですか?」と問いかけると、話題は開演直後から鳴り響いていた雷の話へ。開演前はなんとか天気が持っていたものの、公演が始まるころから雷雨が本格化。パフォーマンス中も何度か大きな音とともに天井が光り、そのたびに客席がざわつく一幕があった。

それを受けて髙橋さんは「すごいよね。今、裏で聞いてたけど、めちゃめちゃ鳴ってたよね。イヤモニしてたからさ、俺全然わからなくて」とコメント。着替えを終えて戻ってきた永瀬さんも、雷が“特効”のように鳴っていたことに触れ、「待って、雷を特効にしちゃってるの? 俺ら。すごいね」と、髙橋さんが嬉しそうな表情で話す。永瀬さんは「そうそう。STARTO(ENTERTAINMENT)初の雷をも演出にするから」と返し、髙橋さんも「記者の皆さん、書いといてもらっていいでしょうか?」としっかりアピールして、笑いを誘っていた。

この日は、5月の福岡公演から約2ヵ月ぶりの開催ということで、永瀬さんが「どうですか? ちょっと忘れているんじゃないですか?」と、髙橋さんに声をかける場面も。それに対し、髙橋さんは「いやいや、そんなことないですよ。もう、なんて言うんだろう…メモリーがすごい!」と自信たっぷりに返答。さらに「でもやっぱり新鮮だね。2ヵ月空いたし、あと東京ドームに帰ってくるっていうのは、嬉しい気持ちがいっぱいありますね」と、東京ドーム公演への思いを語ると、会場からは温かい拍手が送られた。永瀬さんも感謝を込めながら、「最初の歓声とかもね。“キャー”っていう声がイヤモニしてても届くくらいで…。まあ、雷に負けてますけど」とユーモアを交えてコメント。すると、髙橋さんが「そんなことないですよ! みんなの“キャー”は雷に勝ってます!」とフォローした。

ここで突然、「ビジュよかったですね、今日」と永瀬さんのビジュアルを褒め出した髙橋さん。「だいぶいいビジュしてますよ。横で見てていいなと思いました」と続けると、永瀬さんは「そんなよかった? 結構最近ちょこちょこ会ってるけど」と照れた様子で返す。「なんか最近の廉の顔、好きなんだよ」と、髙橋さんはストレートに告白。その理由を「ちょっと最近はゆっくりというか。自分の時間もあるのかなって感じで」と話すと、「なるほど。でも確かに、ちょっとゆったりまったりしてるかもしらん」と、永瀬さんも納得していた。

話題はビジュアルの秘訣に移り、「私はもうビタミン飲んでますから」と永瀬さん。「結構夏とか焼けるタイプなんですけど、我々。でもビタミン飲んでからすごい美白になったなと思ってたんですよ…思ってたんですよ!」と力を込める。その理由は、先日放送された『THE MUSIC DAY』に関するエピソード。「(裏で)韓国のアーティストの方とTikTok撮ったんですよ。そしたら、一緒にやった子が白い! 白すぎる!」と肩を落とすと、会場には笑いが広がった。それを見た髙橋さんも「確かにキンプリの世界にいると、ちょっと白くなったなみたいな感じになるよね」と共感し、「海人が夏、さらに俺の上を超えてくるから。俺は変わってないのに、海人がどんどん焼けていったら、なんか白くなった気する」と、キンプリの“夏あるある”を語った。

さらに永瀬さんが「どうですか? 小麦色系男子は好きですか、皆さん。元気いっぱいそうでいいですよね」と呼びかけると、「それでいうと、ここにいる55,000人みんな小麦肌大好きじゃん。だって廉と俺のファンで、俺らを応援しに来てんでしょ? そういうことだよね?」と、髙橋さんが新たな気づきを口に。最後は永瀬さんが「いろいろな面が見えますからこのライヴは。他のところも好きになってもらいましょう!」と、締めくくった。

ここでステージは次の曲の準備へ。デビュー日の5月23日からデジタル配信中、来月8月6日にCDリリースが決定している新曲「What We Got ~奇跡はきみと~」が披露された。そして曲の中盤、King & Princeの“ベストフレンド”であるミッキーマウスが登場。予期せぬサプライズに、会場は割れんばかりの歓声でいっぱいになった。またミッキーが日本人アーティストのコンサートに出演するのは、世界でも初めてのこと。まさに3人の友情が実現させた、特例中の特例だという。

会場が熱狂に包まれたスペシャルなパフォーマンスの様子は、ディズニー公式YouTubeチャンネルで公開中。さらに、楽曲誕生の舞台裏を追ったメイキングやMVフルバージョンがディズニーの公式動画配信サービス・ディズニープラスにて配信されることも発表された。タイトルは『King & Prince: What We Got ~奇跡はきみと~』。8月1日より世界同時独占配信が開始する。

誰ひとり置いていかない、スケール大の演出で魅せた後半戦

コンサートの後半戦は、ふたりの“ファンファースト”な姿勢が色濃く表れたパートに。セットリストにはグループの代表曲や懐かしのナンバー、最近のヒットソングまでが並び、次々とキラキラに満ちたパフォーマンスを展開。King & Princeのアイドル性をたっぷりと堪能できる時間となった。

「今君に伝えたいこと」のステージでは、惑星をモチーフにした煌びやかなフロートが登場。そこには最大12mまで上昇するリフターが搭載されており、スタンド階のティアラにも“近くで楽しんでほしい”という、ふたりの思いが感じられた。バルコニー席、2階席のファンのもとへ“会いに行く”工夫はほかにも。ふたりが特大気球に乗って会場中を回る演出には、会場から驚きと歓声があがった。その高さはゴンドラ部分で28m、トップはなんと40m(※東京ドームの天井高は約61m)に達する。どんな席でも全方位から楽しめるステージングは、ふたりの優しさにあふれている。

ティアラの大合唱が響いた「シンデレラガール」を経て、いよいよ本編ラストの曲へ。メンバーの遊び心が光る壮大な仕掛けと、ふたりの全身全霊のパフォーマンスが生み出す圧巻のステージ。強い覚悟と情熱がほとばしるその姿に、誰もが目を奪われた。King & Princeの今を堂々と見せつける、最高のフィナーレだった。

ドームツアー最終の地は、大阪・京セラドーム大阪。7月19日から21日までの3日間にわたって開催される。昨年のアリーナツアーから数えて約半年——King & Princeが届けてきた『Re:ERA』の世界がついにクライマックスを迎える。

King & Prince
HP www.universal-music.co.jp/king-and-prince/
Instagram @kp_official_523
X @kp_official0523

TEXT=所優里

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