人気のシャッフルコーナーも！KAMIGATA BOYZのスタジアムライヴをレポート【後編】

SUPER EIGHT、WEST.、なにわ男子、Aぇ! groupら関西をルーツとするグループとジュニアによるファミリープロジェクト・KAMIGATA BOYZが大阪・ヤンマースタジアム長居で初のライヴ「KAMIGATA BOYZ DREAM IsLAND 2024～やっぱこの街好っきゃねん～」を開催。9月21日、22日の2日間で約11万人を動員した。ここでしか見られない特別パフォーマンスに、エモーショナルな演出。【前編】に続き、最初から最後まで見どころ満載の “浪速の夏祭り”の模様をレポート！

全11曲のシャッフルコーナーで大盛り上がり

後半戦はなにわ男子からスタート。まずはデビュー曲「初心LOVE」で会場を煌めきいっぱいの空間に。とあるシーンで高橋恭平さんが大橋和也さんに抱きつくようにすると、会場は大歓声となった。続く「Live in the moment」ではスタイリッシュなダンスパフォーマンスを披露。対極の2曲で7人が持つギャップをアピールした。SUPER EIGHTは「LIFE～目の前の向こうへ～」と「“超”勝手に仕上がれ」をバンドスタイルでパフォーマンス。CDデビューから20年という節目に、「20年長かったですけど、おかげさまでいろんな曲をみんなと楽しめるようになりました」と村上信五さん。5人が届けるパワフルな歌声と爽快なサウンドに客席のペンライトは大きく揺れ、55,000人のコールが会場中に響き渡った。

ここからはファンお待ちかねの「シャッフルコーナー」。なにわ男子、Aぇ! groupがデビュー前、関西ジュニアだった時代に何度も歌ってきた「SUPER ROCKET」「Midnight Devil」は、当時歌っていたメンバーのまま特別パフォーマンス。同じくファン胸熱のステージとなったのは、今も関西ジュニアで歌い継がれる「Dial Up」。重岡大毅さん（WEST.）、西畑大吾さん（なにわ男子）、伊藤篤志さん（Boys be）を中心に披露された。「おおきくな～れ☆ボク!!」ではステージに小柄なメンバーが集結。岡野すこやかさん（関西ジュニア）が末澤誠也さん（Aぇ! group）にぎゅっと抱きつく一幕に、「可愛い！」という声が飛び交った。ダンスを得意とするメンバーが集まった「ichiban」に、横山裕さん（SUPER EIGHT）と正門良規さん（Aぇ! group）がギターセッションを披露した「宙船（そらふね）」。最後は全員で「Monster」を。ファイヤー演出とともに迫力のあるステージを届けた。

クライマックスには800発もの花火が！

あっという間にライヴもクライマックスへ。西畑大吾さん（なにわ男子）、正門良規さん（Aぇ! group）、小瀧望さん（WEST.）、安田章大さん（SUPER EIGHT）が代表で挨拶をし、最後に9月18日に配信リリースされたKAMIGATA BOYZの新曲「世界を明るく照らしましょう」を披露した。この曲中には800発もの花火が上がり、盛大に祭りのフィナーレを飾った。

アンコールではメンバーがそれぞれグループごとのフロートに乗って登場。「Aッ!!!!!!」「Poppin' Hoppin' Lovin'」と明るいナンバーを続けて歌ったあとは、関西ジュニアの名刺代わりの一曲「関西アイランド」で会場をひとつに。ボルテージMAXになったところで「無責任でええじゃないかLOVE」を再び歌い、公演を締めくくった。大倉忠義さん（SUPER EIGHT）、小瀧望さん（WEST.）を中心にKAMIGATA BOYZメンバー全員で作り上げたスペシャルなステージは、全45曲、約3時間におよび、関西の歴史を感じるセットリストに目まぐるしいパフォーマンス、メンバー間からにじみ出るアットホームな雰囲気でファンを楽しませた。

そしてチーム関西のパワーは凄まじく、絶賛20周年アリーナツアー中のSUPER EIGHT、同じく10周年でアリーナ、ドームツアーを大成功させたWEST.、現在アリーナツアー中でアジアツアーという新たなステージへのステップアップを発表したなにわ男子、念願のデビューツアーを敢行したAぇ! group。そんな先輩たちの勢いに乗り、関西のみならず全国でも公演を行うLil かんさい、Boys be、AmBitiousなど幅広く活躍中の関西ジュニア。今年のオール関西勢の総動員数はなんと230万人にのぼるそう。勢いが止まらない関西グループ！　これからの活躍にも注目が集まる。