Aぇ! groupがデビュー後初の全国アリーナツアー『Aぇ! group Debut Tour 〜世界で1番AぇLIVE〜』を完走! グループ史上最大規模の全国8都市32公演開催で、約37万人を動員(台風7号接近の影響により、8月16日に予定されていた2公演は中止)した。バラエティ豊かな楽曲構成、個性あふれるダンスパフォーマンス、熱量MAXのバンド演奏など、Aぇ! groupらしさ全開で作り上げられたステージ。ここでは8月18日有明アリーナにて行われた最終公演の模様を詳細レポート。
Aぇ! groupのいろいろな表情を楽しめるエンターテイメントライヴが開幕!
5月15日に念願のCDデビューを果たし、5月25日から約3ヵ月にわたり、デビューツアーを回ってきたAぇ! group。全国各地のファンとデビューの喜びを共有し、楽しい時間をともにしてきたライヴも今日で最終日。本ステージに設置された巨大モニターに「Aぇ! group FINAL」という文字が映し出されると、客席から歓声が上がった。
すでに熱気が漂う会場で「Firebird」のイントロが鳴り響く。ジュニア時代何度も披露し、大切にしてきた彼らの初オリジナル曲が、記念すべきデビューツアーのオープニングを飾った。「ツアーファイナル、全力で騒げ!」と叫んだのは末澤さん。巨大モニターがふたつに割れ、その間から堂々と5人が姿を現すと、会場は再び大歓声に包まれた。ステージの上からスパークラーが降り注ぐド派手演出のなか、5人が覇気にあふれたパフォーマンスを披露。1曲目にしてボルテージ最高潮に近いほどの盛り上がりを見せ、2曲目「アエテオドル」へとつなげた。ロックナンバーならではの熱い雰囲気から一転、次の「Aッ!!!!!!」では、「みんなで一緒に踊ろうぜ」というリチャードさんの呼びかけで、会場全員がピースサインを上下に動かしたり、佐野さん先導で「Aぇ! groupが大好きだ!」などのコール&レスポンスを楽しんだ。
会場に一体感が出てきたところで、ピンクのツイード衣装に着替えたメンバー。どこか甘酸っぱいメロディと歌詞の「WANT!!」ではそれぞれがキュートな振り付けと表情を見せ、末澤さんがカメラに向かってルダハートポーズをすると、会場のあちこちからキャーという黄色い声が上がった。続く「+You」では曲に合わせて会場全員が左右に手を振り、ひとつになった会場を見た正門さんが「最高の景色をありがとう!」とコメント。スモークが吹き上げる雰囲気たっぷりのステージで披露したのは「純情パスファインダー」。ジャケットを脱ぎ、白シャツに黒タイ姿のメンバーが大人の色気たっぷりのパフォーマンスを見せた「Party-Aholic」。曲終盤には正門さんが紅をさす演出なども盛り込まれ、会場は大きなどよめきに包まれた。
個性豊かなキャラクターが集結した「Aぇ! LAND」
ここで舞台は“夢のテーマパーク”をイメージして作られた「Aぇ! LAND」のコーナーへ。ステージいっぱいに広がるカラフルでにぎやかなLEDの装飾。「世界いちAぇエンターテイメントを楽しんでどうぞ!」というアナウンスのあと煌びやかなメンバーカラーの衣装をまとったメンバーが登場し、見ている人の心をワクワクさせるような明るく楽しいパフォーマンスを繰り広げた。
パンダのかぶりものをかぶった末澤さん&佐野さんが「パンぱんだ」を歌唱していると、「もっとパンクに行こうぜ!」と、ロックなパンダのかぶりものに手にはエレキギターの“パンクパンダ”こと正門さんが登場。ヘッドからスパークラーが吹き出す特別なエレキギターをかき鳴らし、末澤さん&佐野さんとともにロックver.の「パンぱんだ」を披露した。スタイリッシュなジャケットのセットアップにハット、ミュージカルスターの装いで登場したリチャードさんは、スポットライトに照らされ、キレのあるソロダンスを。そして「チームリチャードによるスペシャル“ブリュレ”」として、正門さん&佐野さんと一緒に3人で「ブリュレ」をパフォーマンス。リチャードさんのソロパートを佐野さんが歌い「お前が歌うんかい!」とリチャードさんがツッコむ一幕や、正門さんがおもちゃの吹き戻し、佐野さんが長いリボンを振り回してひと悶着のシーンも見られたが、最後は決めポーズで仲良くフィニッシュ。
‟けんちゃん”と書かれたバッジをつけ、幼稚園児のコスチューム姿で登場した小島さんは、「だってアイドルだもん!!」を元気いっぱいに歌唱。そこに正門さん、リチャードさん、佐野さんが合流し、ちょっとした曲中コーナーとして、小島さん仕切りの「椅子取りゲーム」が始まった。センターステージに一脚だけ用意された椅子は、佐野さんがドラムを演奏する際に使っているもの。ここで小島さんがルールを説明し、「けんちゃんが歌います! けんちゃんの歌が止まったタイミングで座りに行ってください! けんちゃんも参加します!」と話すと、小島さんが有利ではないかと少々ブーイングが起きたが、そのまま本戦へ。「♪〜さあ始まった、椅子取りゲームだけど、けんちゃんがいれば無敵の鉄人。行け! 今だ! 走れ! けんちゃん!」と歌った小島さん。「走れ!」のタイミングで走り出したためにほかのメンバーが追いつけず、見事一番乗りで小島さんが椅子に座ると、会場は大爆笑となった。その後も花道などステージを広く使いながら、2回戦、3回戦を行い、楽しい時間を届けた。
グレーのジャケットにハーフパンツ、ハイソックス姿の末澤さんは「三十路少年」を。曲中にはバーピージャンプを行い、「しんどかった〜!」と一言。パフォーマンス終わりには曲のタイトルにちなみ、「まだ29やけどな!」と捨て台詞を残した。騎士風のコスチュームに着替えた佐野さんが歌ったのは「愛してるって言わNight」。この楽曲は2年前Aぇ! groupのYouTubeで大喜利企画を行った際に生まれたもので、このツアーのために作詞を小島さん、作曲を佐野さんで、実際に曲が制作されたそう。壮大かつコミカルな一曲で、ペンライトを振らずにはいられない盛り上がりを見せた。ユーモアにあふれた「Aぇ! LAND」の世界もここまで。最後はそれぞれのキャラクターが一堂に会し、笑顔で踊りながら前半戦を締めくくった。
大盛り上がりのMC。「心の距離が近い」と名言を残したのは?
テンポ感のあるトークでファンを楽しませたMCパート。その一部をピックアップしてお届け。
有明アリーナでのライヴを経験して感じたこと
正門 早いものでもうラストですよ。
佐野 マジで早いわ、今回! すごいなあ。
小島 ほんまに3ヵ月?
正門 しかもAぇ! group史上1番の規模感でね。
全員 ありがとうございます。
客席 (拍手)
末澤 約40万人やで?
正門 東京の会場は15,000人くらい入る。でもそう感じひんくらい近いよね?
全員 近い!
佐野 ここの会場が一番近く感じる。
小島 心の距離かもね。
他メンバー あ!
客席 フゥー!
佐野 自覚なくカッコいいこと言ってる。
正門 うわ! ほんまにカッコいいやつや。
小島 (得意顔で)ほんまにカッコええやつや。
他メンバー (笑)。
正門 心の距離感っていうポロッと出た名言ですけど、素敵ですね。
小島さん&佐野さんのふたりトークでは、「愛してるって言わNight」の裏話を
佐野 千秋楽にして感動したのがさ、「愛してるって言わNight」が定着しすぎてる!
小島 さっきやってた佐野のソロ曲ね。ほんま会場がひとつになるってああいうことよな。
佐野 ハハ! 嬉しい。マジでありがとうみんな。
小島 すごいよな、あれは。今後あの曲の目標は10枚目のシングルですけど。
佐野 YouTubeの大喜利から生まれた曲ですからね。
小島 「Aぇ! groupの10枚目のシングルは?」っていう大喜利で、佐野ソロ「愛してるって言わNight」って言ったのが今回のデビュー一発目のツアーから。
佐野 そうだね。
小島 10枚目のシングル……。表題曲。
佐野 もう表題にした? 表題いっていいんですか?
小島 え、ダメなんですか?皆さん。
客席 (拍手)
小島 ほら!この拍手。
佐野 まあまあまばら(笑)。
小島 そうやなあ、5人の曲を聞きたい方もいますもんね。
佐野 今はソロ曲みたいになってますから。でもファーストシングルのカップリング前半でやったけど、次あの曲たちいつ歌えるのかわからへんよな。
小島 確かに。
佐野 でも「愛してるって言わNight」に関しては、絶対3年後くらいに歌うよな。
小島 いやいやいや。3年後とは言わずお願いしますよ!
佐野 え! 10枚目のシングルであれが音源化される前にもまたやる?
小島 全然いいと思う!
佐野 いやいやいや、それはちょっと。
小島 音楽番組の方とかがこぞって披露してください!って。
佐野 いや、みんながいてくれてなんぼやねん。ひとりで「うわー!」ってやるのは……(笑)。
小島 (笑)。でもあの佐野ちゃんカッコいいで、ほんまに!
佐野 なんかよう褒めてくれる。いやでもやっぱり詩が素敵ですから。
小島 やめようぜ、そんな!
客席 フゥー!
佐野 何曲目ですか? 一緒に共作するの。
小島 4曲くらい一緒に作らせてもらってるけど、どんどんおかしくなっていく! 曲のテイストが。
佐野 ほんまやな。だからもしさ、10枚目のシングルで音源化されるとかなったら、フル尺作らんとあかんからさ。
小島 ちょっと間奏とかでダンスタイムほしい。
佐野 佐野Nightダンスタイム?
小島 そう、ソロダンス(笑)。楽しみです!
公式TikTokの裏側を赤裸々に語った正門さん&末澤さん&リチャードさんチーム
リチャード 俺、ひとりで撮った!楽しみにしとってな、ひとりで撮ったから!
客席 イェーイ!
末澤 なんなら一番最初に撮ったのリチャやねん。
リチャード そうやで。髪の毛ピンクのときに撮ってるから!
正門 そうなんや?
末澤 ちょっと前リチャがひとりでおるときに撮っとって。
正門 言ってよ?
末澤 でもまだ出してない。
リチャード タイミングをめっちゃ伺われてる。先に近々で撮ったやつ出てたから、俺のやつは? 撮ったやんな?って(笑)。
末澤 いずれ絶対上がるから。
リチャード 楽しみにしとってください。
末澤 (先に話題に挙がっていた正門さん&末澤さんがふたりでハートを作ったTikTokの動画など)やっぱさ、ああいうのがみんなは嬉しいの?
客席 (拍手)
末澤 ふーん、そうなんや!
正門 なんかちょっとネタっぽいやつもあったりするじゃないですか?
末澤 あれはネタじゃないの? あれはガチなん?
正門 あれ、ガチやねん。
末澤 ガチってなんなん?
正門 あれ、‟ど真ん中TikTok”やねん。
末澤 ‟ど真ん中TikTok”なんや? ‟すみっこTikTok”もあんの?
リチャード ‟すみっこTikTok”(笑)。
正門 すみっこ中のすみっこのやつを昨日けんちゃんがひとりで撮っとった(笑)。
末澤 それ上がってるの?
正門 まだ上がってないかなあ。これから出るんちゃうかな。
末澤 そうか、なるほどね。
正門 インスタのストーリーとかは結構気軽に上げちゃうけど、TikTokは……。ストーリーって“1時間”で消えるやん?
客席 (ざわざわ)
正門 違う!1日、1日!
末澤 めちゃくちゃごく一部の人しか見られへん。
正門 許してーな。初心者ですやんか、ほんま。
末澤 TikTokは残るのか。
正門 だから一回出ちゃったら一生アカウントの中に残るから。
リチャード ちゃんと考えて上げなあかんからってことね。
正門 そうそう、なんか緊張すんねんな。楽しめるようになるまでちょっとハードルが。
末澤 そうやねん。みんな優しい目で見てな!
MC終わりに披露したのは、佐野さんが作詞・作曲を手がけた「ストーリぃ!」。今回はアコースティックバージョン。メンバーが時折顔を見合わせながら演奏し、ファンを巻き込みながら一緒に歌ったりと、終始和やかなムードで歌が届けられた。会場一体となった光景に「すごい!ナイス“ストーリぃ!”」とコメントした正門さん。そして「そのみなさんの声援のおかげで、歌声のおかげで僕たちはここに立つことができていますから。本当にいつもありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えた。
「この先もずっと一緒に」デビューツアーラストにメンバーが語ったこと
早くもライヴは後半戦へ。始めに展開されたのは「トラベAぇルコーナー」。ツアーで回った8都市(北海道・宮城・東京・静岡・福岡・愛知・福井・大阪)のご当地のイメージにぴったりな関西の先輩グループの曲を厳選し、メドレーとしてノンストップでパフォーマンスを披露した。コーナー最後に歌った「しあわせもん。」では、リフターに乗ったメンバーが約8mの高さまで上昇。4階席までびっしり埋まった会場を見渡しながら、希望に満ちた明るい歌声を届けた。そんなメンバーの後ろでは、今回のツアーを行った各会場、各都市の観光名所で撮影した思い出の写真がスライドショーのようにモニターに映し出されていた。
デビュー曲の「《A》BEGINNING」は、大量の炎が飛び交うステージで鮮烈パフォーマンス。その後疾走感あふれる「Stray dogs.」でたたみかけ、Aぇ! groupの強みであるバンドコーナーへと突入した。まずは幕開けの合図として、リチャードさんがソロでベースを演奏。そこから「神様のバカヤロー」「Break Through」とデビュー前から歌ってきた2曲を立て続けに披露し、いよいよクライマックスというところでかけられた一曲は「PRIDE」。歌唱前に「東京ラストだぞ! 全部出し切って帰れよ!」と叫んだ末澤さん。そして「かかってこい、東京!」と会場を煽り立て、激しいロックサウンドにボーカル・末澤さんのハイトーンボイスを乗せた圧巻のパフォーマンスで魅了した。歌い終えたあともしばらく演奏を続け、熱がピークに達したところでメンバーが息ぴったりに飛んで曲を締めると、その気迫に、ステージを見つめていたファンからは、約1分間にもおよぶ拍手喝采が。そんな熱気が充満した会場で、メンバー1人ひとりが挨拶として今の思いを語った。
【佐野晶哉さん】
東京楽しかったか? 右足つったー! デビューツアーラスト楽しかったか? 楽しそうやなあ……。俺らもマジで楽しかった、ありがとう!
いつまで言っていいかわからんくて、これがラストになる気がするから言い直すけど、Aぇ! groupデビューしたぞ! デビューツアーやってんぞ! デビューツアー今日で終わりやけど、ジュニア時代の5年間とか、そんなん比べ物にならんくらい、Aぇ! groupはこっから長いぞ! デビューツアーのこのタイミングで出会ってくれたみんなは、5年、10年、15年、20年、25年、30年って誰も先輩方も見たことないような景色を俺たちで見に行くからさ、マジで大好きやねん、Aぇ! group。こんなに強いグループおらんって本気で心の底から思ってるから。1人1人が大好きで、1人1人といるときの自分も大好きで、5人といるときの自分も大好きで、5人でいる空間が好きで、5人で作るライブが好きで、5人でするバラエティが好きで。なんか朝ホテルから眠そうに出てきて5人でエレベーター乗ってるあの時間すら好きで愛おしくて。この5人でずっと一緒にいれたらどんな景色だってどんなちっちゃい景色だっていいみたいなきれいごとは言いません。この‟げにん”なら……。‟げにん”言うたな(笑)! この5人ならマジでデッカい景色見に行けると思ってるから、そのときまで、いやそれ終わってからも見たことない景色を見に行けるまで俺たちについてきてください。デビューさせてくれてありがとう。みんなのおかげです。あなたが見つけてくれたAぇ! groupです。これから先もよろしくお願いします!
【小島健さん】
今日は本当にありがとうございました。“世界で1番AぇLIVE”やったかーい? 楽しかったかーい? 声出したかーい? 手いっぱい振ったかーい? いっぱいメイクとかしてきたかーい? めちゃめちゃめちゃめちゃ楽しかったかーい? 明日頑張れるかーい? ありがとうございます。こうやってみんなが“イェーイ!”って言ってくれるから、俺たちも明日頑張れます。こんな感じでみんながここに遊びに来て、俺たちもこうやって一緒にひとつになって遊んで、楽しい時間がこれからもずっと続けばと思っております。
これで今回の『Aぇ! group Debut Tour 〜世界で1番AぇLIVE〜』はこの公演でもうラストになっちゃいますけど、こうやってステージの上でみんなと一緒にライヴできている状況っていうのは、本当に当たり前じゃないということを昨日、一昨日で実感して。それでもこうやってステージに立ってみんなとライヴできているっていうこの日常を大事にしていけたらと、改めてライヴの楽しさがわかりました。
そしてみんなの大事さも改めてわかりました。本当にみんながいないと俺たちAぇ! group何もできないので、これからもAぇ! groupと一緒にいろいろな景色を、本当に俺たちもどんな景色が待っているか全くわからなくて、それがめちゃめちゃいいものなのか、もしかしたらちょっと良くないものも混ざってたりするのかわからへんけど、それでも行かなわからんから、そこまでみんなと一緒に行きたいと思います。これからもAぇ! groupと一緒に、楽しいことをやっていきましょう! 今日はほんまにありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
【草間リチャード敬太さん】
皆さん今日はほんまにありがとうございました! イェーイ! イェーイ! 楽しかったか? 出し切ったんか? Aぇ! group好きか? 惚れ直したか? 当たり前や! Aぇ! groupは生が一番カッコええ。誇り持ってみんなに言え! こうやってちゃんとノってくれるのもめちゃくちゃ嬉しいです。その雰囲気作ってくれるみんなが大好きです。
今回のデビューツアーで毎回毎回、1回1回違うファンのみんなと触れ合って、これだけの人が僕たちのことを応援してくれているんやって改めて思いました。みんなもAぇ! groupの良さを、Aぇ! groupの雰囲気を改めて直に見て、実感してくれたかなと思ってます。実感してくれましたか? よかった。
ベースもさ、今回のツアーでソロ入れられるってなって。入れられる、言うてるやん(笑)。はじめマジで困ってたもん。そんなレベルじゃないから、やりたくないってずっと言ってたの。でもやっぱ一番最初のこのタイミングでやるからこそ意味がある、そう言われて。ベースソロ入れて、初日もド緊張で。気づいたら「リチャー!」って(ファンが)言ってくれるようになって、あんだけ自信満々に弾けるようになったよ! みんなが歓声出してくれるからやで。みんなのおかげで自信持てたよ! もっと(ベース)うまなるからな、期待しとけ! 今のレベルは今だけです。次見たら度肝抜いたるわ!
言ったからにはやらなあかん。でも頑張るからさ、これからもどんどん進化し続けるAぇ! groupを一緒に隣で見ていてください。OK?
デビューツアーはここで終わるけど、これからもAぇ! groupはまだまだ続くから、ずっと一緒にいようね。今日はほんまにありがとう。また会いましょう!
【正門良規さん】
皆さん“世界で1番Aぇ”時間を本当にありがとうございました。本当に、本当にデビューできてよかったと思っています、心から。本当に皆さんのおかげでデビューというものを勝ち取ることができて、今このステージに立つことができてます。
みんな言ってますけど、本当に僕たち5人だけじゃ何もできないです。この5人を面白がってくれる、楽しんでくれる、好きでいてくれる人がいないと、僕たちは何もすることができません。僕たちをやればやるほどというか、出せば出すほどしっかり受け取ってくれる。そしてそれ以上のものを返してくれる皆さんっていう存在がいるから、僕たちは自信を持ってステージに立つことができてます。これから本当にどんな物語がAぇ! groupに待っているのかは正直わからないですけども、酸いも甘いも、楽しいもつらいもこのメンバーとなら、そして今日遊びに来てくれた皆さん、このライヴに足を運んでくださった皆さん、そして僕らのライヴのチケットを求めてくださった皆さん、全員とならどこまでもいける気がしてます。
本当に皆さんとこれから作っていく時間、思い出が僕らにとって宝物になりますように。そんな大きいグループに、自信を持って好きと言えるグループにこれから時間をかけてじっくりとなっていきたいと思いますので、どうぞ皆さんこれからも末永くよろしくお願いします。いつもありがとう!
【末澤誠也さん】
本日はありがとうございました。デビューツアーね、終わっちゃいますね。寂しさはめちゃくちゃあるけど、でもそのぶん全国回らしてもらって、いろいろなところで応援してくれているAぇ! groupのファンのみんなの声を聞けて、顔を見れて、ものすごく幸せでした。幸せ者やなと思いました、本当に。
こんなにたくさんの人に愛されているんやというのを改めて今回のツアーで実感させてもらって、みんなにすごい支えてもらってるなというのを感じたツアーでした。ファンのみんなもそうやし、僕らのこういうことやりたいとか、わがままを聞いてくれるスタッフさんとか、本当たくさんの人に支えられて、こうやってライヴもできていますし、この活動ができてます。
なんかまたやろうね?楽しいこと。僕たちも頑張ります。面白いことをね、5人でできるように。しっかりスキルアップして、また大きくなったAぇ! groupを見せれるように頑張るので、そのときまで少し待っててください。わかりましたか? よろしい! 本日はありがとうございました。
「それでは次がラストの曲です。聴いてください」と曲フリしたところで流れた美しいピアノのメロディ。最後に歌うのは「ボクブルース」。等身大の思いを乗せた歌詞を噛み締めるように大切に歌い上げ、5人が作り上げた優しくも力強いハーモニーを響かせた。「ありがとう!これから先もよろしく!」(佐野)、「最高でした。東京またね。バイバイ!」(小島)、「マジで最高でした!ありがとう!」(リチャード)、「どうかAぇ! groupをよろしくお願いします」(正門)、「みんなのことが大好きです! ありがとう!」(末澤)とそれぞれが声をあげ、エモーショナルな雰囲気で本編が終了した。
アンコールで2ndシングル「Gotta Be」を初披露!
本編を終え、「Aぇ!」コールとクラップが響き渡る会場。ほどなくして正面の巨大モニターにはメンバー5人の幼少期の写真が映し出され、それが今のアーティスト写真に変わると、客席から大歓声が。10月9日にリリースされる2ndシングル「Gotta Be」のパフォーマンスを初披露した。この「Gotta Be」に関して、「『《A》BEGINNING』からさらに疾走感や勢いを増していくような、今だから出せる自分たちの音楽と気持ちを目一杯詰め込んだ、Aぇ! groupにしか歌えない曲になっていると思います」とコメントを残した正門さん。思わぬサプライズにどよめきが収まらないなか、「まだまだ行っちゃいましょう!」とアンコールでさらに2曲を歌唱。スタンドトロッコに乗ったメンバーがファンの近くまで行き、たくさんのファンサービスに応えるなど、交流を楽しんだ。恒例の銀テープ発射の際にはメンバーだけでなく客席のファンも隣の人と手をつなぎ、全員がひとつになった多幸感いっぱいの空間でエンディングを迎えた。
最終公演ということで、一度目のアンコールが終わったあとも割れんばかりの「Aぇ!」コールが止まず、メンバーがステージに再登場。あまりの歓声に「ほんまにありがとう」と口々に話したメンバー。佐野さんは「今スタッフさんがさ、さすがAぇ!のファンだなって言ってくれてて、それをめちゃくちゃそばだててた」と笑顔を見せ、正門さんが「さすがAぇ!のファンです。ありがとう!」と続いた。そして正門さんの「もう一曲やりますか?」というひと声で、デビュー曲の「《A》BEGINNING」を歌唱。
すべてのパフォーマンスを終え、「本当に皆さん、最高のツアーをありがとうございました」と正門さん。「どうぞこれからも末長く、Aぇ! groupのことを好きでいてください。そして応援していてよかったと思ってもらえるアイドルでい続けるように頑張ります」と宣言し、「また会おうな! ありがとう!」(正門)、「『Gotta Be』よろしくな!」(佐野)、「みんな大好きです」(小島)、「家着くまでがライヴやで。気つけて帰りや」(リチャード)と一言を残し、ステージを後に。最後までステージに残っていた末澤さんが「それではみなさんまた夢で会いましょう」と甘いセリフではけると、会場は大きなどよめきに包まれた。
多才な5人が趣向を凝らし、完成させたエンターテイメントライヴ。さらなる飛躍を誓い、ますます加速していくAぇ! groupの活動から目が離せない!
【メンバーコメント】
― デビューシングルを引っ提げた、初のアリーナツアーを振り返っての感想は?
【正門良規さん】
Aぇ! groupとしていろいろな“初”が詰まったメモリアルなツアーにできればと当初から思っていたので、いままで以上に準備をしたライヴでした。幕が開くまで不安でしたが、ファンのみなさんの温かい歓声を聴くことができて、考えて準備してきたことが正しかったのだと実感することができました。
【末澤誠也さん】
念願のデビューツアーで、自分たちのオリジナル曲を全て入れたライブも初めてで、当たり前ですが、気合が入っていました。どの会場もとても盛り上がってくれてすごくよいデビューツアーになったと思います。みなさんに支えられているんだと改めて実感することができたデビューツアーでした。
【草間リチャード敬太さん】
デビューツアーとしてAぇ! groupのすべてを詰め込んだいいものができたと感じていますし、改めてファンのみなさんの層が幅広く、たくさんの方に応援していただけていると実感できるツアーでした。いままでよりも一層、幅広い方々に応援していただけるAぇ! groupでありたいなと思っています。
【小島健さん】
アリーナクラスでの初ツアーで CDをリリースしていたこともあり、いままでのライブとは少し違って、できることの幅が広く、挑戦できたツアーでした。そのなかでもAぇ! groupらしさを忘れずにやり切ることができたと思っています。僕たち自身もすごく楽しむことができました。
【佐野晶哉さん】
地方ごとにファンの方々の反応が違っていることが面白いなと感じるツアーでした。最高にノリの良いファンの方々です。Aぇ! groupとファンのみなさんのノリの良さが同じで、デビューツアーはとても幸せな空間でした。
セットリスト
<オープニング映像>
M1. Firebird
M2. アエテオドル
M3. Aッ!!!!!!
<挨拶>
M4. WANT!!
M5. +You
M6. 純情パスファインダー
M 7. Party-Aholic
<Aぇ! LAND導入映像>
M 8. Aぇ! LAND
M 9. パンぱんだ(SUPER EIGHT/横山裕、丸山隆平)
M 10. ブリュレ(SUPER EIGHT)
M 11. だってアイドルだもん!!(SUPER EIGHT/大倉忠義)
M 12. 三十路少年(SUPER EIGHT)
M 13. 愛してるって言わNight
M 14. Aぇ! LAND
<MC>
M 15. ストーリぃ!
<トラべAぇルコーナー導入映像>
M 16. 僕らAぇ! groupって言いますねん
M 17. 10年後の今日の日も(SUPER EIGHT)
M 18. ホルモン~関西に伝わりしダイアモンド~(WEST.)
M 19. Tokyoholic(SUPER EIGHT)
M 20. 考えるな、燃えろ!!(WEST.)
M 21. キング オブ 男!(SUPER EIGHT)
M 22. NOROSHI(SUPER EIGHT)
M 23. The Answer(なにわ男子)
M 24. TAKOYAKI in my heart(SUPER EIGHT)
M 25. しあわせもん。
<《A》BEGINNING導入映像>
M 26. 《A》BEGINNING
M 27. Stray dogs.
M 28. 神様のバカヤロー
M 29. Break Through
M 30. PRIDE
<挨拶>
M 31. ボクブルース
<アンコール/Gotta Be導入映像>
En1. Gotta Be
En2. +YOU
En3. Aッ!!!!!!
<ダブルアンコール>
En4. 《A》BEGINNING
Aぇ! group(ええ グループ)
2019年2月18日結成。5月15日「《A》BEGINNING」でCDデビュー。10月9日に2ndシングル「Gotta Be」をリリースする。
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