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2024.10.01

総勢106人が大集合!KAMIGATA BOYZのスタジアムライヴをレポート【前編】

SUPER EIGHT、WEST.なにわ男子Aぇ! groupら関西をルーツとするグループとジュニアによるファミリープロジェクト・KAMIGATA BOYZが大阪・ヤンマースタジアム長居で初のライヴ「KAMIGATA BOYZ DREAM IsLAND 2024~やっぱこの街好っきゃねん~」を開催。9月21日、22日の2日間で約11万人を動員した。ここでしか見られない特別パフォーマンスに、エモーショナルな演出。最初から最後まで見どころ満載の “浪速の夏祭り”の模様をレポート!

エンタメパワー全開! “最強無敵の関西人”による熱狂ステージ

今年5月に結成されたKAMIGATA BOYZの初ライヴ、その会場に選ばれたのは大阪・ヤンマースタジアム長居。会場の外にはメンバーのフラッグやキャラクターバルーンが展示され、フードブースも出現するなど、一種の音楽フェスのような賑わいを見せていた。ライヴはまだ空が明るい夕方17時にスタート。この日は朝から雨が降り続くというあいにくの天気であったが、開演1時間前を切るとライヴに合わせるかのように雨が止み、野外ライヴにふさわしい最高の環境で幕開けを迎えた。

オープニング映像は、大倉忠義さん(SUPER EIGHT)がとあるふたりに配達を頼み、本公演の招待状を送るところから始まる。招待状を受け取ったSUPER EIGHT、WEST.、なにわ男子、Aぇ! groupの4組はステージへ。のちに招待状の配達人を務めたふたりが同じく関西出身、KAMIGATA BOYZメンバーと長く時間をともにした永瀬廉さん(King & Prince)、向井康二さん(Snow Man)だと判明すると、会場は大きな歓声に包まれた。「ここ日本のWEST.で」「1番Aぇライヴが始まる」「なにわともあれ」「SUPER盛り上がれ」とそれぞれのグループ名をもじったフレーズが読み上げられたあと、満を持してメンバー全員がステージに登場。

1曲目は「無責任でええじゃないかLOVE」。特効を使った派手なステージで関西パワーあふれる明るく楽しいパフォーマンスを披露した。その後「なにわ Lucky Boy!!」「ズンドコ パラダイス」「前向きスクリーム!」と各グループの人気曲が続き、ステージにはLil かんさい、Boys be、AmBitiousのほか、大勢の関西ジュニアが登場。ステージの端から端までを出演者が埋め尽くす圧巻の景色で、ライヴを勢いづけた。

デビュー曲「《A》BEGINNING」を炎が飛ぶステージでパワフルにパフォーマンスしたAぇ! group。自己紹介ソング「僕らAぇ! groupって言いますねん」では、メンバーの胸キュン発言が連発。「もういい加減好きって気づけよ」(佐野晶哉さん)、「お前に夢中やねん」(正門良規さん)、「大好き!」(末澤誠也さん)と言うと、会場に黄色い声が響き渡った。WEST.は得意とするロックナンバーで、会場をさらにヒートアップ。「証拠」では濵田崇裕さんの「歌うか?」というひと声で、5万5千人が落ちサビを大合唱。「超きっと大丈夫」でも全員での声出しを誘い、見事なまでの一体感を実現した。

代々歌い継がれてきた思い出の曲を歌唱!

続いては人気のサマーソングをノンストップで披露する「KAMIGATA SUMMER MEDLEY」。「Ho! サマー」では外周付近から大胆に水が噴射! アリーナ席のファンはレインコートを着用し楽しんだ。ほかグループ曲のカバーパフォーマンスも大盛り上がりで、Aぇ! groupはSMAPの「BANG! BANG! バカンス!」、なにわ男子はHey! Say! JUMPの「ファンファーレ!」を披露。NEWSの「恋を知らない君へ」でしっとりと美しいハーモニーを響かせたWEST.。SUPER EIGHTはtimeleszの「Sexy Summerに雪が降る」。曲終盤のセリフメドレーを5人が順に回すと、会場は大歓声となった。

「OH! サマー KING」を歌った関西ジュニア。そのなかのひとり、嶋﨑斗亜さん(Lil かんさい)は、今回のライヴのサブタイトル「~やっぱこの街好っきゃねん~」を考案。関西ジュニアから案を募集したなかで、嶋﨑さんの案が採用となった。メドレー最後の曲「罪と夏」を歌うころには辺りも暗くなり、客席のペンライトの色が鮮明にわかるように。メンバーは外周やアリーナトロッコで会場中を移動しながら、歌ったり、ファンとの交流を楽しんだ。

ここで「皆さん楽しんでくれていますかー?」と呼びかけた西畑大吾さん(なにわ男子)。そして「今から歌っていく曲は僕たちが大事に大事に受け継いできた大切な曲です」と曲フリ。「シルエット」のイントロが流れると、会場のあちこちから歓声が上がった。同曲はWEST.をはじめ、なにわ男子、Aぇ! groupがそれぞれ関西ジュニア時代に歌っていた曲で、ファンにとってもなじみ深い一曲。この3組が集まって歌うのは今回が初となったが、グループの垣根を超えたハモリを見せたり、心温まるハーモニーが届けられた。

そんなエモーショナルな雰囲気のまま、ライヴは「大阪ロマネスク」のステージへ。SUPER EIGHTが大阪松竹座で歌い始めてから20年以上にわたり、歌い継がれてきた名曲。KAMIGATA BOYZメンバー全員が外周にずらりと並び、ひとり1台用意されたリフターの上で大切に歌い上げた。

MCではこの日デビュー20周年を迎えたSUPER EIGHTへのサプライズも。後輩一同とファンが声を揃えて「SUPER EIGHT、デビュー20周年おめでとう!」と言い、ステージにはお祝いのケーキが登場、花束が5人に贈られた。和やかなムードのまま突入した後半戦。その模様は次の記事にてお届け。

KAMIGATA BOYZ(カミガタボーイズ)
SUPER EIGHT、WEST.、なにわ男子、Aぇ! groupからなる関西発信のファミリープロジェクト。1stシングル「無責任でええじゃないか LOVE」、2ndシングル「世界を明るく照らしましょう」ともに配信リリース中。
kamigataboyz.com

TEXT=所優里

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