年の瀬にふさわしい、フェスティバルムービーがやってきた! 映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』が12月20日(金)より全国ロードショー。クリスマスに、年末に、お正月に、ギャグ映画で笑い飛ばそう!
全宇宙の神々が集結する、お祭りムービーが公開!
『勇者ヨシヒコ』シリーズ、映画『銀魂』、ドラマ「今日から俺は!!」などを手掛けたことで知られる福田雄一監督は、ギャグ作品の巨匠。そんな福田監督の最新作『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』が12月20日(金)より公開! 今回手掛けたのは、累計発行約1,700万部を超える、日本を代表するギャグ漫画・中村光氏作「聖☆おにいさん」(講談社「モーニング・ツー」連載)の初の実写映画化。
世紀末を無事に乗り越えた神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダが、東京・立川の6畳一間のアパートでふたり暮らしをしながらバカンスを満喫する日常を描く物語。商店街で福引を楽しんだり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成したり、もうそれだけでも笑いが止まらないのだけど、そんなふたりの元に天界から使者がやってくる。それがやがて神も仏も天使も悪魔も入り乱れる、まさかの地球滅亡の危機にまで発展!? Team天界の裁きの天使長・ミカエルを強烈に演じた岩田剛典さんにインタビュー!
――オファーを受けたときの率直なお気持ちは?
福田さんとは、映画『新解釈・三國志』『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』に続く3作目になります。すでに2回ご一緒させていただいて、またお声がけいただいたのがすごくうれしかったですね。福田さんに信頼していただいている証拠でもあるのかな。ただ…今回は天使役です(笑)。脚本には何も書かれていないので、どう演じるべきか、今まででいちばん考えました! キャラクターものなので、普通に演じるという選択肢はなかったです。
――岩田さんが今回演じたミカエルは、金髪に青のカラコンで、ヴィジュアルだけでも迫力があります。
福田組の作品のとき、毎回なぜかロン毛なんですよねぇ…(笑)。天使とはいえ羽もついてないですし、普通に廊下を歩いています。普通の格好をしていないのに、普通に大真面目にやることがきっと面白さに繋がるんですよね。あとカラコンをしているので、目の芝居はすごく意識していました。目で笑わせたい、みたいな。とにかくヴィジュアルが強いので、ヘアメイクさんとウィッグチームと衣装さんに助けられた部分も大いにあります。
――そして、キャラクターもぶっ飛んでいて、また新たな岩田さんが見れました!
どう演じようか、夜な夜な家でめっちゃ考えましたよ。勝手にセリフを足したり、セリフがないところは動きで埋めたりして。その姿は誰にも絶対見せられない(笑)。賀来(賢人)くんも勝地(涼)くんも、周りの役者さんが濃いので、負けてられないというか、爪痕を残したい!の一心でした。
――ご自宅で準備されたアイデアは本番で出し切ったんでしょうか?
とりあえず段取りで全部出したんです。そしたら結構ウケて、急にやったから多分白石(麻衣)さんや主演のおふたりをびっくりさせちゃったと思います(笑)。でもその後も本番まで何回もやるからだんだんみんな慣れてきちゃって、「早く本番を撮ってくれ!」って心の中で思っていました(笑)。今回は採用になったケースが多かったので、提案して持っていってよかったなと思いました。
――それはやはり福田組への参加を重ねたからでしょうか。
そうですね。『新解釈・三國志』のときは、どんな感じか想像がつきませんでしたし、勝手がわかっていない部分もあったので、できなかったです。でも福田組常連のムロ(ツヨシ)さんや(佐藤)二朗さんを現場でずっと見ているし、福田さんと関わるうえで分かってきたこともあるし、現場で学んだことが多いですね。
――福田監督にハマってきたという実感?
福田組に関しての勘は良くなってきていると思います。なんとなく監督が欲しいものがわかるようになってきたというか。今回は本番前に監督が「あれ、もうちょっと長い尺でやって」って言ってくださって、何も考えていなかったからそこは本当にアドリブ。そういうリクエストが今回が初めてだったのでうれしかったです。今後そういう担当に…なりたくはないですけど(笑)。
――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
同年代の方々ばかりだったので休憩の間ずっと喋ってました。おしゃべりしていたら日が暮れていた、みたいな感じですごく楽しかったです。この撮影の後、連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)で松山ケンイチさんとご一緒したんですが、そのときに「普通の喋り方もできるんだね」って言われました(笑)。最初にNHKで会ったときはお互いたまらず「ハハハ」って笑っちゃいましたね。
――弁才天を演じる白石麻衣さんとのコンビや梵天を演じる賀来賢人さん、帝釈天を演じる勝地涼さんとのトリオにも注目です。クセの強いキャラクター同士でしたが、現場でどのようなやりとりがありましたか?
休憩は仲良くしゃべるんですが、演技については打ち合わせゼロ(笑)。(演技を)リハーサルから変えてくることもあるし、本番で何をやってくるかわからない。だからワザを出し合うみたいな感じです。現場でやりながら、賀来くんや勝地くんがボールを投げてくれたらふたりで合わせにいく、僕がボールを投げたらふたりが合わせてくれたりして、作中では5分もないシーンだけど、その瞬間がめっちゃ楽しいんですよね。台本を読んで想像していたこと以上のことが生まれる瞬間がたまらないです。
――いろんな俳優さんが入れ替わり立ち替わり怒涛のシーンの連続ですが、お気に入りのシーンはありますか?
自分の出演シーンだとやっぱりブッタとイエスの家で、演技指導をするシーンが好きですね。全体で言うと、神木(隆之介)くんの登場シーンは爆笑(笑)。あんなにヤバい登場する人いないです(笑)。
――もし好きな役をやっていいよって言われたら誰を選びますか?
え〜悩ましい…。でも賀来くんのただ声がデカいっていうのも面白いですよね。「今日はとにかく声を張っていくんだよ」って現場で言ってましたもんね。でも、声を張ること以外はノープランだったらしいです(笑)。あと、本番中に芸能界の差し入れの話をしていたんですけど、めっちゃ面白かった。裏側の話を作品のなかでしちゃう感じも勉強になりましたね。アッパレです(笑)。
『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』
原作/中村光「聖おにいさん」(講談社「モーニング・ツー」連載)
脚本・監督/福田雄一
出演/松山ケンイチ、染谷将太、賀来賢人、岩田剛典、勝地涼、白石麻衣、仲野太賀、神木隆之介、 山本美月、桜井日奈子、川口春奈、中田青渚、吉柳咲良、田中美久、森日菜美、安斉星来、 山田孝之、ムロツヨシ、佐藤二朗、窪田正孝、藤原竜也
※12月20日(金)全国ロードショー
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岩田剛典(いわたたかのり)
1989年3月6日生まれ。愛知県出身。2010年、三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマーとしてデビュー。2021年にはデビュー10周年を経てソロプロジェクト「Be My guest」を始動し、2022年に初のソロツアー「Takanori Iwata LIVE TOUR 2022 “THE CHOCOLATE BOX”」、2024年には初のソロアリーナツアー「Takanori Iwata LIVE TOUR 2024 “ARTLESS”」を開催。また、2013年より俳優活動を開始し、現在も映画やドラマ、数々の作品に出演。2025年1月からスタートするドラマ『フォレスト』(ABCテレビ)で主演を務める。
Instagram @takanori_iwata_official
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