SixTONESが初の5大ドームツアー「YOUNG OLD」を開催中。1月24日の東京ドーム公演を皮切りに、4月14日のバンテリンドームナゴヤ公演まで計13公演、動員予定数は615,000人とグループ史上過去最大規模を記録する。ここでは1月27日東京ドーム公演最終日の模様をレポート。メンバーのコメントと合わせてチェック。
豪華絢爛かつ遊び心満載のステージを披露
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最新アルバム「GOLD」を提げて行われる本公演。ツアータイトルの「YOUNG OLD」にも「GOLD」というワードが含まれ、‟老若男女(YOUNG OLD)にとって、GOLD(輝く/一番/金メダル級etc.)なライヴにしたい”というメンバーの思いが込められた。
ライヴはファンを驚かせるセットや演出が満載。まずはオープニング。「Golden」を歌うメンバーの映像に始まり、メインステージを覆った白幕が落ちると、ゴージャスな黄金の宮殿、その名も“GOLD殿(ゴールデン)”が登場。こちらも「GOLD」にちなんだもので、開閉可能な“障子”や豪華な‟城壁”までリアルに作られている。それらをバックに、6人がGOLD殿の輝きに負けない圧倒的なパフォーマンスを披露していく。
重低音が響くナンバーが続き、ステージは「DON-DON-DON」へ。メインステージからセンターステージへと鮮やかなファーコートをなびかせて歩くメンバーたち。曲に合わせてジャンプしたり、ノリノリのパフォーマンスでフロアを煽り、早くも会場は熱狂空間へ。曲終盤にはCO2を撒きながらステージが上昇し、大盛り上がりで次の「Dance All Night」へとつないだ。ここでは3ポイント型→三角形→六角形に形状が変化するムービング花道が稼働。斬新なアイデアに会場からは驚きの声が上がった。
また昨年に引き続き、バンドメンバーがツアーに同行。生バンドによる演奏がSixTONESの音楽をさらに豊かにする。ここでしか聴けないライヴ感満載の音楽が魅力的。
2時間半のライヴは多彩な音楽が盛り沢山
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セットリストはアンコール含め全体で31曲。「GOLD」収録曲を中心に、「こっから」「音色」などのヒット曲、さらに「Cat Call」といった過去アルバム曲まで、選び抜かれた楽曲が並んだ。4曲もの豪華アーティスト提供曲や、松村さん&森本さん、ジェシーさん&京本さん、髙地さん&田中さんにわかれてのユニット曲もこのライヴで初パフォーマンス。MC終わりのアコースティックコーナーは曲が会場替わりで、東京公演では「Curtain Call」を披露した。
ド派手演出が続いたライヴ後半。暗転した会場に突如現れたのは巨大な蛇型のフロート。海賊をモチーフにしたような衣装をまとったメンバーが乗り、「ABARERO」などを歌いながら外周を回った。フロート自体結構な高さがあるが、ハーネスを握ったメンバーがその上で飛び回ったり、ジャンプしたり、自由なパフォーマンスで楽しませた。
クライマックスには火薬、火花、FB、スパークラーなど火の演出をフル活用した規格外のステージも。
本ツアーに関するメンバーコメント
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今回のツアーに向けた、メンバーのメッセージをここで紹介。
― 東京公演がスタートしての感想、ツアー「YOUNG OLD」今後の公演に向けて
■ジェシーさん
昨年は4大ドーム、今年は5大ドームツアーとステップアップしながら、ライブという機会をいただけてファンの皆さんに感謝しています。今年は SixTONES結成10周年、CDデビュー5周年の周年イヤーということもあり、ステージセットも内容もより豪華なものにしたいという気持ちで準備してきました。ライブ中は一緒に歌ってくれている方も多くて、自分たちも盛り上がって、ついついテンションが上がりすぎてしまうので気を付けています(笑)!
SixTONESは楽曲のテイストも幅広いので、シャウトした後にバラードでしっとり歌って「え? さっきと同じ人たち?」って思われるようなライブに仕上がっていると思います。そして「これで明日も頑張れる、SixTONESが活力です!」とteam SixTONESに思ってもらえるように今後も頑張っていくので応援のほどよろしくお願いします。
■森本慎太郎さん
SixTONES初めての5大ドームツアーということで有難く思っています。アリーナツアーでは北海道に行ったことはあったんですけど、今回またドーム規模で行けるということも嬉しいですし、よりたくさんの人とSixTONESのライブを共有できることが何より嬉しく思います。
今回のライブを観た方に「やっぱり team SixTONES の力がすごい」と言っていただけたのですが、パフォーマンスしている僕たちがめちゃくちゃ感じてることが、見に来てくれたお客さん達にも伝わっているってすごいことだなと思います。team SixTONES の力を感じられる時間がたくさんあったからこそ、僕たちも出来ることは120%で届けたいし自分たちらしく、team SixTONESと楽しくこっから5大ドームツアーを駆け抜けて行きます!!
― 今回のライブのセットや演出のこだわり・見どころ
■松村北斗さん
前回のツアーがSixTONES初の生バンドだったり、お客さんにより近い360度ステージだったり、目には見えない”生”の温度感を全面に押した構成だったのですが、今年は良い意味でその対極でセットや、ムービングの花道・フロートといった目に見える外側の機構にも、かなりこだわってより‟総合芸術度”が高くなったライブだと思います。
こだわったからこそ”隠し”が多いというか、お客さんがわっと驚くような瞬間を増やしたくて開演するまでセットも隠していますし、バンドも途中から”GOLD殿”の障子から登場する形を取ってみたり、エンタメ感のあるライブだと思います。
■髙地優吾さん
オープニングの白幕が落ちて、僕たちの姿が見えた瞬間の歓声も勿論すごいのですが、セットの"GOLD 殿"が見えた瞬間の歓声が凄くてより興奮しました。トロッコや巨大なフロート、LEDに至るまで自分たちのやりたいことを細部まで全部詰め込んでいるのでテーマパークのように楽しんでもらえたら嬉しいです。ムービングの花道も、三点→三角形→六角形とどんどん変化して、今回のライブを観てくださった方から「こんなの初めて見た!」という声が多くて嬉しいですし、花道が動く度に歓声が沸くのが嬉しくて、エンターテイメントの醍醐味だなと思っています。
― 「YOUNG OLD」の音楽面での聴きどころについて
■京本大我さん
今回の新アルバム「GOLD」にはアーティストさんから楽曲を4曲も提供していただいて、今回のライブも、その楽曲でより感動的になったり、華やかさが増したりと SixTONES だけでは引き出せない可能性や表現の幅を広げてもらっていると思います。
昨年のツアーに引き続き今回も生バンドに入ってもらっていて、音楽が大好きな SixTONESだからこその空気感も生まれていると思います。昨年のツアー「VVS」がとても好評だったので、今年はこれを超えられるかプレッシャーでしたが、公演が始まって「今年もいけるな!」と自信が湧いているので、ツアーを楽しみたいと思います。
■田中樹さん
ライブは、自分たちの歌声やパフォーマンスはもちろんですが、お客さんの歓声・温度感・熱量によって作られる音楽なのでCDで聞いている音楽とはまた一味違うような楽曲が誕生することが醍醐味だと思っています。それを想像しながらセットリストをメンバーと何度も悩みながら組んだり、ライブならではのアレンジを考えて準備してきました。
連なる一曲一曲で、ひとつのライブ「YOUNGOLD」という作品を作っているので、その瞬間どれが良い悪いではなくて1公演ごとに僕たちの歌やパフォーマンスも、変化していると思うのでそういった面白さ・醍醐味も感じながらライブを楽しんでいただけたら嬉しいです。
磨き抜かれた輝き、個性、グループらしさが詰め込まれた金メダル級のステージ。公演は4月14日の名古屋公演まで続く。
SixTONES(ストーンズ)
公式HP www.sixtones.jp
YouTube @SixTONES_official
Instagram @sixtones_official