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TRENDLIFESTYLE

2023.05.06

SixTONESが5万5千人と作り上げた熱狂空間。初の東京ドーム公演初日をレポート

SIxTONESがグループ初の単独ドーム公演「慣声の法則 in DOME」を完走! 3月まで行っていた全国アリーナツアー「慣声の法則」の集大成となった本公演は、京セラドーム大阪と東京ドームの2ヵ所で開催され、およそ25万5千人を動員した。ドーム公演仕様に大きくスケールアップしたライヴの模様をお届け。

Jr.時代の未音源化曲などを追加したスペシャルな公演に

SixTONES
開演時刻を迎え会場が暗転すると、今までにリリースしたシングル曲のリミックス音楽が流れ、スピーカーを乗せたクレーンが上昇。Bステージに設置された6つの巨大ライトも天井に向かって鋭い光を放ち、本ステージにそびえ立つ岩山のようなセットにメンバーの名前が投影されると、会場は大きなどよめきと歓声に包まれた。

アリーナツアー同様、顔型の巨岩・通称“フェS(読み:フェイス)”から登場した6人。開会宣言するかのような「Overture -VOICE-」でライヴが幕開けし、本ステージ上部から本ステージへとメンバーが降り立った。歌唱後には火や火薬を使ったド派手な特攻がただちに発動。Jr.時代のオリジナル楽曲で未音源の「Amazing!!!!!!」のイントロが流れると、悲鳴にも似た歓声が再び響き渡った。大胆に胡座をかいて歌う彼らの姿が印象的だ。6人のメンバーカラーを盛り込んだ歌詞ともあって、そのパートに差し掛かると本ステージの色が赤、青、黄色、白、緑、ピンクとそれぞれの色に変わる粋な演出も見られた。燃え盛る炎のなか披露されたのは、「NAVIGATOR」。白と黒をベースにゴールドチェーンをあしらったゴージャスな衣装を纏い、縦に続く花道を歩く6人。続く「シアター」「Waves Crash」で会場のボルテージを高めると、まだオープニングとは信じられないほどの熱気に。

ここで懐かしの楽曲がセットリスト入り。Jr.時代の未音源楽曲「IN THE STORM」をクレーンに乗ったメンバーが力強く歌唱。会場のペンライトが大きく揺れる田中樹さんのラップパートは圧巻の一言。このブロックラストには、ニューアルバム『声』に収録されたワイルドかつハードなダンスチューン「Boom-Pow-Wow!」を。“いつの日かまた熱い声で会場をひとつにしたい”という願いを実現するように、会場の一体感を誘い、さらなる熱狂空間へと導いた。

空中マイクやジープの登場など、ユニークな演出が目白押し

SixTONES

アリーナツアーでは、本ステージに用意されたイスに座ってパフォーマンスしていた「Risky」。今回のドーム公演では回転するセンターステージにイスが設置され、サングラスをかけた6人がクールに歌唱。モニターに抜かれる一瞬の表情で観客を釘付けにしたあとは、「Dance All Night」で洗練されたロボットダンスを披露。会場が青と緑のペンライトで埋め尽くされると、森本慎太郎さん&田中樹さんのユニット曲「OPA!」に突入。熱い握手を交わす2人の姿には、歓声が湧き上がるほど。

スタイリッシュな雰囲気から一転、ジェシーさんの甘い歌声で始まったのは「ふたり」。スッと染み渡るような6人の美しいハーモニーが会場に響き渡り、「オンガク -声ver.-」へと続く。同曲では「ほら手を取って」という歌詞の通り、6人が手を重ねてはしゃぐシーンや、「六線のスコア」で本ステージからBステージに向かって敷かれる6色のスポットライトが目に焼き付いた。天井から吊るされた空中マイクでのマイクパフォーマンスも楽しみながら歌唱した「人人人」。京本大我さんが松村北斗さんに腕を回しながら歌う一幕には、会場から感嘆の声が。

突如現れた青のジープにメンバーが乗り込むと、エンジン音とともに「Drive」がスタート。髙地優吾さんが運転し、5人が同乗する斬新なスタイル。フロートではなく車でアリーナ外周を一周する演出は、観客を驚かせた。4月12日にリリースされたばかりの最新シングル「ABARERO」は、火の演出が際立つアグレッシブなステージで披露。「騒げ」を合図に会場がひとつとなり、魂を揺さぶられるような熱量の高いパフォーマンスを届けた。

YOSHIKI(X JAPAN/THE LAST ROCKSTARS)さんとのスペシャルステージも

MCのあとに配された日替わり曲コーナー。この日は、彼らのデビューシングル「Imitation Rain」を提供したYOSHIKI(X JAPAN/THE LAST ROCKSTARS)さんが完全シークレットで登場。昨年5月21日(土)放送のラジオ「SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル」(ニッポン放送レギュラー番組)にYOSHIKIさんが出演した際、「SixTONESがドーム公演をやるときはゲスト出演する」という話をしたことがきっかけで、今回のゲスト出演に至った。記念すべきSixTONESの初単独東京ドーム公演を祝し、この日のために来日したというYOSHIKIさん。

昨年7月2日(土)放送の日本テレビ系「THE MUSIC DAY 2022」以来、YOSHIKIさんが演奏するピアノとドラムのもと、「Imitation Rain」を披露。SixTONESのライヴにパフォーマンスゲストが出演するのも、今回が初となった。赤のペンライトで“紅”を表現した空間でセルフィーしたり、YOSHIKIさんと一緒に先ほどのジープへ乗り込み、会場を一周する一幕も。YOSHIKIさんから「この企画は誰が考えられたんですか?」と聞かれると、「車乗りたいねっていう話で、車を作ったんですよ。YOSHIKIさんが来ていただけるということになって、YOSHIKIさんとドライブしたいねという話で」と田中さんが回答。伝説の一夜となるような豪華なステージとなった。

息をつく暇もない怒涛の熱いパフォーマンスでクライマックスへ

SixSTONES

ライヴ後半戦は、ジェシーさん&松村さんのユニット曲「愛という名のベール」から。白と黒の羽根が舞う幻想的な空間で、哀愁漂うパフォーマンスを披露した。魅せるに振り切った「STAMP IT」の終盤のダンスパートは、見どころのひとつに。猫になりきるキャッチーな振り付けが印象的な「Cat Call」では、小道具に猫目マスクが登場。ここまでのミステリアスな雰囲気から一転、LEDメガネをつけたジェシーさんがモニターに抜かれると、「ズドン」というフレーズが合言葉の「Mr.ズドン」に突入。コミカルな音楽に合わせて、会場全体がダンシング。誰もが思わず笑顔になるポップな世界観のまま、京本さん&髙地さんのユニット曲「ラ・ラ・ラ・ラブストーリー」へと繋いだ。吹くと伸びるピーヒャラ笛“吹き戻し”を吹く2人の姿や、本ステージを広く使った寸劇仕立てのパフォーマンスがキュート。

これぞSixTONESがつくるライヴというようなパワー全開の楽曲が並んだラストブロック。公式YouTubeのライブパフォーマンス動画でランキング上位に入る「Special Order」「Telephone」など8曲をノンストップで披露し、ライヴ最大の盛り上がりを誘った。

クレーン、スパークラー、火薬特攻などドームという場所をふんだんに活かした攻めの演出もてんこ盛り。「WHIP THAT」でシャウトするメンバーの姿や、メンバーの煽りに応えるようにジャンプし続ける観客の光景は、この会場が今一番熱いのではないかと錯覚するほどのヒートアップ具合。興奮冷めやらぬなかピアノの音色が聞こえると、アリーナツアーでも本編ラストを飾った楽曲「Again」を歌唱。まばゆいスポットライトに照らされた6人の姿が心に残る。

肩を組んで歌う6人の姿など、多幸感に包まれたアンコール

会場全体に響き渡った「SixTONES!」という声に応え、思い思いにリメイクしたグッズのTシャツを着て登場した6人。「PARTY PEOPLE」や「Good Luck!」といった明るい楽曲を歌いながらスタンド上の方まで大きく手を振り、笑顔でファンサービスに応えた。ライヴの定番曲「この星のHIKARI」では、この瞬間を待っていたかのように観客が大合唱。最後に歌ったのは、これまでのSixTONESの軌跡とリンクするような歌詞が印象的な「彗星の空」。感極まって涙を浮かべたジェシーさんの姿や、6人並んで肩を組み笑い合いながら歌うシーンなど、エモーショナルな場面の連続で、ライヴの幕が閉じた。

今年1月に3rdアルバム『声』、4月に9thシングル「ABARERO」をリリースし、話題が途切れることのないSixTONESが早くも次作のシングルリリースを発表。森本さんがダブル主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ「だが、情熱はある」の主題歌で、10thシングルとなる「こっから」。取材用資料にも「SixTONESの音楽活動は、2023年も止まりません!」と記された。枠にとらわれない多様な音楽で快進撃を続けるSixTONES。この先も一瞬たりとも見逃せない。

セットリスト

M1. Overture -VOICE-
M2. Amazing!!!!!!
M3. NAVIGATOR
M4. シアター
M5. Waves Crash
M6. IN THE STORM
M7. Boom-Pow-Wow!
M8. Risky
M9. Dance All Night
M10. OPA!
M11. ふたり
M12. オンガク -声ver.-
M13. 人人人
M14. Drive
M15. ABARERO
〈MC〉
M16. Imitation Rain
M17. 愛という名のベール
M18. STAMP IT
M19. Cat Call
M20. Mr.ズドン
M21. ラ・ラ・ラ・ラブストーリー
M22-1. S.I.X
M22-2. Bella
M22-3. Special Order
M22-4. フィギュア
M22-5. Telephone
M22-6. RAM-PAM-PAM
M22-7. WHIP THAT
M22-8. Outrageous
M23. Again
〈EN〉
EN-1. PARTY PEOPLE
EN-2. Good Luck!
EN-3. この星のHIKARI
EN-4. 彗星の空

SixTONES(ストーンズ)
2020年1月22日にCDデビュー。6月14日に10thシングル「こっから」をリリース予定。
https://www.sixtones.jp
YouTube @SixTONES_official
Instagram @sixtones_official

PHOTO=高嶋佳代

TEXT=所優里

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