昨年大好評だったハイアット セントリック 銀座 東京の「Tokyo Sakura Afternoon Tea」がパワーアップして戻ってきました。グレーとピンクカラーでまとめたアフタヌーンは、都会の春をスタイリッシュに表現。2024年バージョンは他にも楽しい仕掛けがあるようです。(スイーツ・グルメ担当ライター/YUKI YONEI)
昨年とはここが違う!「Tokyo Sakura Afternoon Tea」
ハイアット セントリック 銀座 東京3階「 NAMIKI667」では、2024年3月1日(金)から4月24日(水)の期間限定で「Tokyo Sakura Afternoon Tea」を開催中。
ピンクとグレーカラーが大人の雰囲気たっぷりのアフタヌーンティーは、都心でも毎年咲き誇る桜とアスファルトの対比をイメージしています。今年は都会のクールさのなかにも優しさを感じとれるようにと、淡いパステル調の色合いでまとめられています。
また実際の東京の桜の開花状況とリンクさせ、満開の桜がだんだんと葉桜に変わっていくと、スイーツの色合いも一部変わっていく演出が! リアルな桜の色合いをアフタヌーンティーで体験できるとなると、何度か行きたくなってしまいます。
上品でスタイリッシュなスイーツと贅沢な味わいのセイボリー
7種類のスイーツは、グレーとピンクをメインカラーに、都会の春をスタイリッシュに表現しています。
すべてが力作ぞろいのスイーツですが、そのなかでも特に大澤シェフおすすめのスイーツは「桜のロールケーキ」と「桜チーズケーキ」。
「桜のロールケーキ」のスポンジの色はビーツで色付けをしているそう。天然の着色料できれいにピンク色を出せることに驚きます。スポンジはふわふわっと軽やかで、桜のホイップクリームの軽い口当たりと相性良し! 中にはフレッシュないちごも入っていて、飽きのこない味わいです。
「桜チーズケーキ」は、小ぶりながらもタルトのサクサク感、ベイクドチーズケーキのしっとり感、そして桜レアチーズケーキのなめらかさと、食感の違いをいろいろ楽しめるチーズケーキです。北海道産クリームチーズを使用したチーズケーキは優しい味わい。チーズが苦手な人でも「これは大丈夫!」と言ってくれるような気がします。
「さくらんぼのエクレア」には店名の「NAMIKI667」のロゴを入れた、桜フレーバーのチョコレートを看板のようにデコレーション。リキュール漬けのさくらんぼは酸味しっかり、お酒の味も風味豊かで、銀座らしい大人の艶やかさを感じるエクレアです。
ニュージーランドの伝統菓子「パブロバ」は、焼いたメレンゲにクリームとフルーツをトッピングしたスイーツです。NAMIKI667のパブロバは、桜メレンゲをホワイトチョコでコーティングしてサクサクした軽い食感を保つ工夫が。フレッシュいちごの甘酸っぱさと桜もちを食べているような桜フレーバーがよく効いた生クリームを合わせてあります。
他にはたっぷりのフレッシュいちごがみずみずしい「苺タルト」、桜とエルダーフラワーのジュレが爽やかな「桜のパンナコッタ」やコンテンポラリーアートのようなグレーのいちご「苺ムース」がラインナップに。グレーの色は竹炭を使用しているそうです。
どれもモダンなヴィジュアルですが、昔から慣れ親しんだ桜の時期の風景が目に浮かぶような味わいに仕上がっています。
セイボリーはカフェランチをしている気分になれる「トリュフ風味のクロックマダム」。
ベシャメルソースには桜の塩漬けと白トリュフオイル、さらに刻んだトリュフも入っていて、芳醇なトリュフの香りが口いっぱいに広がります。ほんのり甘いミルクパンとベシャメルソースの塩味のバランスも良く、リッチな味わいのクロックマダム。
これだけでも十分なボリュームがあり満足感が得られます。
また今回は「Mini Afternoon Tea」が平日限定で新登場! 「Tokyo Sakura Afternoon Tea」から4種類のスイーツ(苺タルト・桜のパンナコッタ・桜のロールケーキ・桜チーズケーキ)とお好みでサラダかポテトをセットにした、軽めのアフタヌーンティーも楽しめます。ランチの後のティータイムや遅めのランチなどで気軽に活用してみてはいかがでしょう。
ハイアット セントリック 銀座 東京 3階「NAMIKI667」
東京都中央区銀座6-6-7
03-6837-1300 (受付時間 10:00 - 22:00)
https://namiki667.com/news/2024/02/TokyoSakuraAfternoonTea.html