2024年の夏も日差しに気温に…ますます厳しい季節になることはほぼ確定…のようです。そこで必須アイテムになるのが「日焼け止め」。そもそも‟日焼け”するのは日差し=紫外線のせいだけじゃなくて、パソコンやスマホから出ているブルーライトからの影響があるのをご存じですか? 今回は、美容マニアでありナチュラルエイジストとして活動している河西景翔が、NAOS JAPAN(ナオス ジャパン)のトレーナー Hanakoさんから、正しい日焼け止めの選び方と、塗り方のコツを伝授いただきレポート!【美容深堀隊が行く!vol.1】
環境に良い日焼け止めは、人間の肌にも優しい
河西 リーフセーフ(サンゴ礁など海の環境に優しい処方)の観点から、日焼け止めの成分によっては海への入水が禁止になるというパターンも増えていますが、NAOSさんの日焼け止めはそういったことも意識されているのでしょうか? 選ぶときにどんなものを選んだらいいのか。目印(マーク)などありましたら教えてください。
Hanako NAOSのサンケア製品は海洋生態系にとどまらず、すべての水生生態系への影響を考慮し尊重するためのテスト基準をクリアした製品になります。【アクアティック エコシステム テスティッドマーク】オクチノキサート、オキシベンゾン(ハワイ州環境保護サンスクリーン法規制成分)は使用しません。それだけでなくNAOSはサンケアの売上の一部を海洋環境保護のための活動にあてており、水質をきれいにする海草の移植活動を行っている会社へサポートし海洋保護の支援もしています。NAOSのサンケアアイテムは、太陽を‟悪”と捉えるのではなく、太陽を浴びながら肌本来の力を引き出せる。そして太陽光の全ての波長へのケアができる事で、エイジングケアにも繋がり、太陽光の有益な部分を取り入れ、太陽と共に生きる事を大切に考えられた製品です。
ポイント使いが有効的? 日焼け止めの正しい使い方
河西 今回は日焼け止めがテーマなのですが、そもそも日焼け止めってどのような種類を選べばいいのでしょうか? また、塗り直す頻度なども知りたいです。私自身、鼻に汗をかきやすくどうしても鼻だけ焼けてしまいがちで、頻度を増やしたほうがいいのか? 鼻だけSPFが強いものを選びポイントごとに変えるほうが良いのか迷っています。
Hanako 海洋生物に優しい日焼け止めは、ミネラルサンスクリーン剤(散乱剤)が主になりますので、白っぽく見えるのが特徴です。手のひらでなじませてからお顔の内側から外側に優しく手のひらで伸ばすようにしていただくと全体的に均一に塗ることができます。そして最後に手のひらで軽くプレスして頂くと、肌色になじんできますのでムラなくつけることができます。首、首の後ろ、デコルテ、手の甲なども忘れずに! ノーサンはウォータープルーフですので、汗をかく方にも崩れにくくなっています。ゴルフ・テニス・マリンスポーツをされる方やリゾートにもおすすめでこの季節に大活躍です。
意外な落とし穴!〇〇があなたの肌を老けさせる!?
河西 近年、太陽の光だけでなくブルーライトや遠赤外線も肌に悪い影響があるといわれています。「室内での仕事だから安心!」という思われている人も多いと思いますが、ブルーライトから肌を守るアイテムがありましたら是非教えてください。
Hanako NAOSが扱っているエステダムのすべてのサンケアアイテム、シティースプレー、そしてスキンケアの一部の製品には、グローバルセリュラープロテクションという独自のテクノロジーが採用されています。それは紫外線以外の光の波長からも肌を保護することができるテクノロジーで、エステダムのサンケアアイテム類はすべての波長のケアが可能です。特にブルーライトは紫外線に近い波長のため、パソコンやスマートフォンを日常で使用する方はブルーライトのケアもルーティンに取り入れていただきたいです。日焼けを楽しみたいヘルシースキンを好む方にも、シティースプレーはおすすめです。SPF数値が入っていないため、朝晩クリームの後にミストして、重ねていただくことで、太陽光のすべての波長によるエイジングのケアが可能になります。
河西 今回お話を伺いNAOSがSDGsの指標「海の豊かさを守ろう」を意識して製品開発をしていることが非常によくわかりました。私自身も、SPFが強いものをとりあえず選んで塗ればいいんだ!と自分中心で商品選びをしてきましたが、環境のことも視野に入れて選ぶことが、結果的には肌にも良いことが今回わかりました。NAOSさんのような企業が製品を作り、私たちがそれを選んで使う。これはSDGsの「作る責任・使う責任」にも通じ、使っている人たち自身が意識もできること。未来の子どもたちのためにも、‟地球環境に配慮されているのか”‟選ぶ基準に必須ではないか”を考えるいいきっかけになるはず。成分を把握し、効果を把握し、自分が欲しいものを選ぶ。そしてその先にあることも、意識することがこれからは必要…と感じました。
今回お話を伺ったのは…NAOS JAPANトレーナーHanakoさん
Interviewer
河西景翔
中学時代から保育の現場に入り、後に保育士・幼稚園教諭として15年以上現場で働く。2010年に保育心理士を取得し、2015年より独立。保育の現場に入りながら、子どもアドバイザー兼保育環境アドバイザーとして従事。現在は、「育児も保育も、ファッションも男女の境はない。ジェンダーレスな未来を目指す」をテーマにし、セミナーやワークショップなど幅広い分野で活躍。クリーンビューティ等にも強く関心をもっており、「ナチュラルエイジスト」としても活動。