なんとなく身体がダルい、やる気も出ないし、寝たのに朝から疲れていてぐったり・・・。こんな経験がありませんか? 私たちの身体は数値的には異常がなくとも、日々身体からはSOSのサインが発せられています。この、なんとなくダルい、やる気が出ないといった症状も、気持ちや気力、精神力の問題ではなく、実は身体からのSOSのサインかもしれません。私って怠けているのかな?ダメ人間なのかな?と落ち込む前に、この記事で紹介することを実践してみてください。身体が元気になれば、心も元気になる! 私たちの身体と心はつながっているということを実感できるかと思います。
あなたの身体はエネルギー切れを起こしている
身体がダルかったり、やる気が出なかったり、寝たのに疲れがとれない場合、あなたの身体は「エネルギー切れ」を起こしているかもしれません。
車でいうところの、バッテリー切れの状態です。車のバッテリーが切れているのに、栄養であるガソリンを流し込んでも意味がありませんよね?
私たちの身体もそれと同じで、元気が出ないからと栄養を一生懸命身体に入れても、実は悪循環になるだけなのです。
東洋医学では体質診断をする際に【気・血・水】のバランスを見ていくのですが、ダルさややる気が出ない状態というのは、気・血・水の中の気が不足した状態を指します。
この気を充実させてあげることが元気が回復する近道なのですが、気が不足している時は「胃腸」もお疲れな省エネモード状態。
そんな時に、食べて元気を出そう!と胃腸に負担をかけるのは絶対にNG!
しかし、安心してください! ちょっとした食べ方を工夫するだけで気を作ることができます。
元気の源「気」を補う3つの法則
疲れてしまった身体、そして胃腸を元気にして、「気」を回復する効果的な3つの食べ方をご紹介します。
1. 朝食はしっかり食べる
最近では朝食抜きが当たり前の女性も多いですが、朝は1日のスタートの時間帯。しっかりと朝食を食べることで、体内時計もリセットされ、脳にも栄養が届き、身体が徐々に目覚め活動モードへと切り替わります。
しっかりと言っても、お味噌汁にご飯に納豆、これで十分です。夜のうちに多めに具だくさんの味噌汁を作っておけば、朝食を作る手間も省くことができますよ♪
2. よく噛んで、腹八分に
早食い、大食いの方は、どうしても胃腸が疲れ気味。それでも元気一杯!ということであれば問題ないのですが、もしダルさややる気のなさを感じているとしたら、胃腸が悲鳴をあげているかもしれません。
よく噛んで、腹八分におさえる習慣を作ることで、徐々に胃腸も元気を取り戻し、「気」も作られるようになります。
3. 夕飯は少なめに
朝食はしっかり食べて、夕飯は控えめに。これが理想のバランスです。夜は寝るだけですから、なるべく胃腸を休める時間にしてほしいのです。もし、寝る直前に夕飯を食べていたり、食べ過ぎていたりする場合、寝ている間も胃腸が働くことになったり、もしくは消化されずに食べ物が胃腸に残ってしまい、寝起きの身体は重くて疲れている状態に。最近ダルいし、疲れているなと感じる時は、夕飯を抜くか少なめにしてみてください。
私たちの身体は食べたものでできています。しかし、食べた栄養がしっかりと吸収できる状態じゃないと、意味がありません。ダルさややる気が出ない、疲れなどの症状は、しっかりと栄養を吸収できる状態じゃないよ!気が不足しているよ!の身体からのサインです。その際は、食べることよりも、食べ方やゆっくりと胃腸を休ませることを優先してみてください。
身体が元気になり、一緒にやる気まで回復していきますよ。