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LIVING仕事

2018.02.09

“明治 ザ・チョコレート”開発者&広報が語る、新しい文化を作るということ〜連載『プロジェクトS』

商品やサービスを通じてSpark(ときめき&ひらめき)を発信している、働く女性をクローズアップする連載『 プロジェクトS 』。“S”はもちろん“Spark yourself!”の頭文字です。商品制作の舞台裏や仕事に対する想いなどをインタビューしていきます。企画や研究開発に携わる同世代の彼女たちから、仕事を楽しむヒントやコツが得られるはず!

明治 ザ・チョコレート

今回は株式会社 明治で「明治 ザ・チョコレート」の商品開発に携わる山下舞子さん(右)と広報を担当する粉川良恵さん(左)のお仕事スタイルにフィーチャーします。これまで誰もが知るロングセラー商品を次々と生み出してきた、明治。その裏には試行錯誤の積み重ねがありました。国内販売シェアNo.1を誇るチョコレート事業に携わっていること、そして大人のチョコレート文化の定着を目指す熱い想いをおふたりに伺いました。

「美味しく食べるもの」が生まれる環境

ー入社のきっかけを教えてください。
明治 ザ・チョコレート

〈山下〉大学で農学部に在籍していて、もともと食に対して興味がありました。入社後はまず研究所でチョコレートの味作りを2年間学んだ後、工場に移って研究所が考えたレシピが実際に大量生産に落とし込めるかを判断する仕事を経験。その後、再び研究所に戻ったうえで現在の部署に来ました。グミなど他のお菓子に携わることなく、チョコレート一筋です(笑)。

〈粉川〉自分の身近にあるものに携わりたい、そのなかでも日々の生活に欠かせない食品業界に就きたいというのが会社選びの軸でした。明治を選んだのは、幅広い年代に向けた商品を提供していること、特にブルガリアヨーグルトが好きだったことがきっかけです。(※2009年、明治製菓と明治乳業は経営統合)

ー会社のここが自慢!というところを教えてください。

〈粉川〉明治は赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる世代の人の食と健康に関わる商品を提供できていることです。

〈山下〉会議で重苦しい雰囲気になることもあるのですが、真剣な顔をして「美味しい」「まずい」などと協議を重ねる姿をふと客観的にみると面白くなってきたりして(笑)。私たちは美味しく食べるものを作ることが仕事なので、重たい雰囲気になることがあっても結果的には楽しいですね。

ー仕事をするうえで心がけていることはありますか?
明治 ザ・チョコレート

〈山下〉ものづくりで大切にしているのは、常に新しいものをひとつ入れること。これが一番難しいことでもありますが、特に明治 ザ・チョコレートは本当にゼロから作り上げた商品として思い入れも強いです。

〈粉川〉広報担当者としてメディアに自社の情報を発信し、取り上げてもらえるように働きかけますが、単なる情報発信ではなく、背景や市場なども織り交ぜ、情報に付加価値をつけることを大切にしています。

ー働いていてワクワクするのはどんなときですか?

〈山下〉商品の完成も嬉しいですが、発売後からが勝負です。なので「こういうものがあったらいいな」と発想が膨らんでいく瞬間の方が楽しいですね。それを現実化するための過程は苦しいのですが(笑)。SNSなどでお客様の反応を見るのも勉強になりますし、嬉しくなります!

〈粉川〉自社のことを紹介してもらうためにメディアに働きかけた内容が、実際に取り上げられたときです。メディア側は提供された情報に価値を感じ、初めて社会に情報を発信するので、どのような形で取り上げていただくかは各メディア次第です。だからこそメディアに取り上げられ、それがSNSなどで話題になったときは、すごく大きな達成感が味わえます。

チョコレートを“文化”にしたい

ーおふたりにとってチョコレートとは?
明治 ザ・チョコレート

〈粉川〉チョコレートの世界は、知れば知るほど本当に奥深い世界だなと思いますね。産地や栽培方法、焙煎の温度などによって風味が異なることを、この仕事についてようやく実感しました。もっと自分自身がチョコレートのことを熟知したいと思う日々で、探究心もわいてきます。

〈山下〉人生の半分くらいチョコレートのことを考えているので、もはや生活の一部になっています。チョコレートによって知らない世界が開けて、新たな目標が出てくる。そんな自分を成長させてくれる存在でもあります。

ーこれだけ身近なところにあると、プライベートでチョコレートが食べたくなることはあるのでしょうか(笑)?
明治 ザ・チョコレート

〈山下〉日々かなりの量のサンプルを食べているので、どうしてもチョコレートが食べたい!という気分になることは正直少ないかもしれません(笑)。お正月休みなどで一週間くらい経つとまた食べたくなりますよ。専門店のチョコレートもよく購入します。

〈粉川〉手の届くところにあるので正直普段は満足しています。(笑)でも、チョコレート専門店の珍しいチョコレートはいつも気になって、ついつい買って食べてしまいます。

−今後の展望をお聞かせください。
明治 ザ・チョコレート

〈山下〉チョコレートを日本の食文化といえるものにしたいと思っています。お米やお水だったら「◯◯産のものが好きだ」と語れる部分がありませんか? それは生活に根付いている証拠だと思うんです。チョコレートもそういう存在にしたいですね。明治 ザ・チョコレートに限らず、今後もそんな食文化を作るような仕事をしていきたいです。
明治 ザ・チョコレート

〈粉川〉国内外問わずもっと多くの方にチョコレートが持つ可能性を知ってもらいたいと思っています。昨年、フランスで行われたチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ パリ」では、希少性のあるホワイトカカオを使用した「明治 ザ・チョコレート」を販売し、現地の方にその品質や背景にある取り組みに大変感心を持っていただけました。
今後もカカオをより楽しめるようなチョコレートを提供していくと同時に、広報担当者として、メディアに紹介してもらえるような情報発信を行い、お客さまにチョコレートの奥深さをもっと知っていただきたいと思っています。

“甘いお菓子”の枠を超えて、消費者ひとりひとりが産地や製法にこだわりを持ってチョコレートを選ぶ。そんなシーンが日本でも定着しつつあります。さまざまな壁に立ち向かい、カカオ産地の人とコミュニケーショを取り、作り手自身が楽しみながら形にしたチョコレートが食べる人を笑顔にする。チョコレートは、これからも私たちにもっともっと食の楽しさを教えてくれそうです。

明治 ザ・チョコレート
http://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/the-chocolate/

PHOTO=長谷川梓

TEXT=GINGER編集部

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