生理前や生理中は、体のトラブルだけでなく、心の不調が強く出る場合も。そこで、どれくらいの人が悩んでいるのか? 読者アンケートを実施しました!
Q. 生理前や生理中の悩みを教えてください(複数回答可)
生理痛や生理不順など体のトラブルを押さえて、もっとも多かったのが「落ち込む・イライラするなど心の不調」。なんと回答者全体の71%が、生理前や生理中に心の不調を感じていることがわかりました。
心の不調は、外から見るとわかりづらいものの、社会生活を送るうえで大きな負担となります。それでは、職場や家庭において、実際に生理にまつわる心の不調がどれくらい影響しているのか。次の質問でエピソードを募りました。
生理にまつわる心の不調で、人間関係に支障をきたした経験はありますか?
42%の人が、人間関係に支障をきたした経験が「ある」と回答。「ない」と答えた人の中には「人間関係に影響がないよう、自分の心はかなり無理をしています」(35歳/自営業)、「内心はかなりイライラすることもあるけれど、表面上は普段通りにしているので、ストレスの溜まり方が半端ないです」(33歳/教育)といった声も多くみられました。
●人間関係に支障をきたした経験がある人の声
「彼氏から『言い方がきつい』と怒られました。自分ではいつもと同じように接したつもりなのですが…このままでは危ないと思い、漢方薬を飲んだり、セルフケアを意識し始めました」(34歳/メーカー)
「イライラしやすくなるので夫とよく喧嘩になります」(27歳/法曹)
「わけもなく落ち込んで涙がでます。オロオロする彼氏をみて申し訳ないと思いながら、同時にイラッとする自分もいて、ギクシャクしがち。それが原因かはわかりませんが、結局その人とは別れました」(35歳/教育)
「どうしても約束の用事に参加したくなくなってしまい、当日にドタキャン。後日気まずい思いをしました」(28歳/金融)
「上司に、そんなにカリカリするなと注意されました。その言い方に、女は感情的で困る、というニュアンスを感じ、やるせない気持ちになりました」(32歳/メーカー)
多かったのは、やはり彼氏や夫など、気を許せる相手にこそイライラをぶつけてしまい、関係が悪くなるケース。対策として「あらかじめ、生理前はイライラしやすい、眠くなるなど、自分の特性を伝えておくようにしています」(33歳/IT)、「家族にはPMSだと言うことで、自分の心もラクになると思います」(29歳/サービス)など、生理が原因だと伝えるようにしているという人も。生理の話はなかなかオープンにしづらい場面もありますが、家族や彼氏など身近な人には、調子がよいときにコミュニケーションを取っておくことで、不安定なときにサポートしてもらえるかもしれません。
生理をもっと快適にするために、体だけでなく心のケアについても情報を集めて。このサイトのタグ「生理をラクに」もぜひ参考にしてくださいね。
※この記事はGINGERサポーター(約3,000人)へのアンケートを基に構成しました。
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