次の給料日まで、残りあと1週間。給料日にちゃんと計画して使うようにしていたはずなのに、気付いたら財布の中がすっからかんに…。お金の使い方には気をつけるようになったのに、いったい何が問題なんだろう? もっと買い物が上手くなる方法を教えて!
【上手な買い物術①】お金を使うときにこれだけは押さえるべき「2つのポイント」
予想以上にお金が減ってしまう理由は「ムダづかい」にあります。 お金が貯まっている人はもれなく「上手なお金の使い方」ができています。 具体的には、何かにお金を使うときに「必要なモノ」と「欲しいモノ」を分けて理解することをしています。 それでは、どのようにそれらを見分けると良いのでしょうか。 例えば、飲み物で考えましょう。毎日水を飲まないと私たちは死んでしまいます。 なので、これは「必要なモノ」。けれども、楽しみのため、ストレスを解消するためのビールは生きていくうえで必要不可欠ではありません。つまり「欲しいモノ」と分けることができます。今からお金を使おうとしているモノがどちらに当てはまるか?を一旦考えて見ましょう。 この2つを見分けるとするなら、下のような定義があてはまります。
「必要なモノ」・・・ないと生きていけない。ないと仕事にならない。将来への投資。
「欲しいモノ」・・・なくても仕事や生死に関わらない。単なる欲望で欲しているもの。
お金を使うたびにこの仕分けを意識すると、だんだん自分の中でも買い物の基準が見えてきます。そうすると、何を買うにも慎重になります。 世の中で言われる「浪費家」は「欲しいモノ」をどんどん買ってしまう人です。
「必要なモノ」を我慢する人は「ケチ」、お金を使うところとセーブするところが分かっている人は「倹約家」と言えるでしょう。 自分がいかにお金を使っているかというチェックポイントを押さえて、「倹約家」を目指しましょう。
【上手な買い物術②】「消費が激しい人に共通すること」とは?
さて、チェックポイントを説明しましたが、「消費行動を抑える方法」というものを知ることでさらに買い物上手を目指しましょう。
GINGER世代が一番知っておきたいのは、「消費行動は孤独感からくる」ということです。愛が十分に足りず、寂しがり屋の女性ほどつい買い物をしてしまう!そんな話がアメリカのニューハンプシャー大学とイェール大学が共同で行った研究で証明されています。
なぜ自分がお金を使いたいのか、はっきりとわかっていますか? ただお金を使うことが楽しくなっていませんか? 一度立ち止まって、浪費が寂しさからきていないかを振り返ってみるのもおすすめです。
また、寂しさを癒やすためには、パートナーシップに力を入れることが一番なのですが、現在パートナーがいない人にはペットを飼うことをおすすめします。
「会社帰りにデパートやショッピングセンターに寄って買い物をしなくなった!」と猫を飼ったばかりの知り合いの女性が話していました。ますますパートナーとは疎遠になってしまいそうな心配もありますが、今の自分がお金を使いすぎていると思ったら、犬や猫、ハムスターや金魚などのペットを飼ってみてはどうでしょうか。思わぬ浪費がなくなるかもしれませんよ。
【上手な買い物術③】「ネットでのムダづかい」を減らすためにすべきこと
寄り道をせずに自宅に帰れるようになっても、まだまだ油断してはいけません。 今、この記事を読んでいるように、情報はネットで集める!という人も多いのではないでしょうか。
このネットは家に居ながらボタン一つで買い物ができてしまう、とても便利であるものの、うっかり浪費をしてしまうという危険な仕組みになっています。 特に気をつけたいのはネットショップで買い物をしたあと、閲覧をしたあとに、他のサイトを見ていても出てくる広告。これは「リターゲティング広告」というもので、アクセスしたことがあるショップから情報がとられて、広告として追跡されてしまう仕組みです。
「欲しい」と思った商品が再び目の前に現れた場合、一度は我慢できても二度は難しいのではないでしょうか。 対応策としておすすめなのはクッキー情報を削除すること。広告の追跡を遮ることができます。衝動買いをしがちな人であれば効果が出ること間違いなし!
確実に貯金ができる人、というのは些細なことをチェックしてムダづかいをする場というもの自体を減らしています。また、自分としっかり向き合っている人が多いことにも気が付くのではないでしょうか。 毎日の買い物を仕分けて、「倹約」できる女性を目指しましょう!