神仏研究家、文筆家の桜井識子さんが東京都内の神社仏閣を厳選してお届け! 生まれ持った霊能力に加えて修行により霊格を上げ、神様とお話しができるようになった桜井さん。著書『東京でひっそりスピリチュアル』(幻冬舎)から一部を抜粋し、年末年始の参拝におすすめの開運スポットをご紹介。
【深大寺】だるまの土鈴は気合が入った顔を厳選する
早朝に行ったせいか参拝客がまったくいなくて、ありがたいことにずっと私ひとりきりの空間でした。まず、本堂で手を合わせてご挨拶をし、それから元三(がんざん)大師堂へ行きました。元三大師さんがご本尊となっているところで護符を買いたかったからです。
深大寺では、角(つの)大師が「元三大師降魔札(ごうまふだ)」で、豆大師が「元三大師利生札(りしょうふだ)」という名前になっていました。それらが1枚ずつ入っている「厄除(やくよけ)元三大師御守護御影」を購入しました。それと「散華(さんげ)」もついでに買っておきました。角大師と豆大師は守ってもらうための護符ですが、散華を買ったのは初めてです。
散華を包んでいる紙に説明が書かれていたので、紹介しておきます。
【散華とは法要をする際に、魔を退け、諸仏をお迎えする為に、蓮の花びらに見立てた華をまき、堂内をお清めする為に用いられます。
御自身の身を守るお守りとして、また、鞄や財布などに入れて大切にお持ち下さい。
赤 鬼大師、白 角大師、黄 豆大師、緑 元三大師、紫 元三大師を表す梵字(キリク)】
しずくの形をした色紙に、それぞれの絵や梵字(ぼんじ)が描かれていました。
元三大師堂では護符と散華だけを購入し、本堂の前にある寺務所に戻って、絵馬と縁起物であるだるまの土鈴を買いました。だるまの土鈴は顔が微妙に違っているので、「おりゃーっ!」と気合が入っているものを選ぶことがおすすめです。
ひとつひとつ顔をじっくり見ていれば縁起のいいものがわかります。おお、これが一番気合が入ってるな~、と思ったものを買います。気合を入れて運を呼んでくれるので、なんとなく買うのではなく、厳選したほうがいいです。
ご紹介した開運スポットは…
深大寺(じんだいじ)
調布市深大寺元町5-15-1
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神社仏閣と皇居の22か所の紹介と、既刊やブログで紹介した東京都の神社仏閣についてのひとことメモを収録! 神社仏閣の位置がひとめでわかるカラーMAPつき。東京さんぽが10倍楽しくなる神社仏閣ガイドです。
桜井識子(さくらいしきこ)
1962年広島県生まれ。霊能者の祖母・審神者の祖父の影響で霊や神仏と深く関わって育つ。 1,000社以上の神社仏閣を参拝し神仏を感知する方法、ご縁・ご加護のもらい方、人生を好転させるアドバイス等を書籍やブログを通して発信中。『神様、福運を招くコツはありますか?』『神様が教えてくれた金運のはなし』『神様が教えてくれた縁結びのはなし』(すべて幻冬舎)、『聖地・高野山で教えてもらったもっと!神仏のご縁をもらうコツ』(KADOKAWA)、『京都でひっそりスピリチュアル』(宝島社)など著書多数。