PMSのトラブル!生理前のイライラを彼氏にぶつけてしまうときの対処法

生理3日〜10日位前から心身に現れる不快症状のことをPMS(月経前症候群)といいます。 PMS症状の出方や強さには個人差があり、実にその症状は200種類以上!  そのなかでも8割以上の女性が経験あり!と答える代表的な症状が『イライラ』です。
生理前のイライラを彼氏にぶつけてしまい喧嘩がたえなかったり、場合によっては別れに繋(つな)がってしまうなんてことも。 後になって「なぜあんなことを言ってしまったんだろう?!」と自己嫌悪…。そんな女性も多いのではないでしょうか。 しかし、生理前のイライラは決してあなたが悪いわけではありません。 女性ホルモンのリズムの仕業だと理解して、自分を必要以上に責めないでくださいね。 そして、生理前のイライラは仕方ない!と諦める必要もありません。今日はそんな生理前のイライラをお手軽に解消する方法をご紹介します。

生理前、なぜイライラしてしまうの?

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そもそも生理前はなぜイライラするのでしょうか? それには女性ホルモンのリズムが大きく関わっています。

ふたつのホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)がダイナミックに増減を繰り返し、毎月の生理のリズムを作っているのですが、このホルモンの揺らぎがあらゆる心身の不調を作り出しています。これらホルモンの揺らぎは脳にも影響するので、イライラや不安といった情動にも影響するというメカニズムというわけです。

しかし、考え方によっては不調が出るということはホルモンバランスが整っている証拠でもあるということ。なので、生理前だから仕方ないと開き直ることも時には大切です。実際、開き直るだけで症状が軽減されたというお話もよく聞きますよ。
とはいえ、できることならイライラを少しでも軽くしたい!ですよね。そんな時はぜひツボ押しを実践してみてください。

イライラを落ち着かせる魔法のツボ押し

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イライラはぶつけられる方もツライですが、イライラしている本人もかなりのストレスフルな状態! そんなイライラを魔法のように落ち着かせてくれる方法があったらいいですよね。

イライラしている最中に、もっと思いやりをもって!や、大切な存在ということを思い出して! なんて正論を言われてもそんなことは無理な話。それができないから悩んでいるのが女心だったりします。そんな時は、心よりも体に直接働きかけるのが賢い対処法! 魔法のツボ押しで、イライラがウソのように落ち着いていきますよ。

ツボは全身に365個あると言われていますが、今日はそのなかでも確実に自分で押しやすいツボ5つをご紹介します。

【ツボ押しのポイント!】
①5秒かけてじんわりと押し、5秒キープ、5秒かけてゆっくり力を抜きます
②じんわりとイタ気持ちいくらいの強さで行う
③深呼吸しながら押しましょう
④特に厳密な回数は決まっていませんが、5回以上深い呼吸で気分が落ち着くまでやってみましょう

・合谷(ごうこく)

<場所>
手の甲側に位置します。親指と人差し指の間にあるくぼみで、少し人差し指よりにあります。

<効果>
自律神経を整え、気分を落ち着かせる効果があります。
イライラはもちろん、生理痛も和らげます。
また、イライラの中でも激しい怒りに効果的!

・労宮(ろうきゅう)

<場所>
手のひらの中央にあり、指を軽く曲げたときに、中指と薬指の先端の間にあります。

<効果>
血行が良くなり緊張を緩和します。
イライラや気分を落ち着かせる効果あり。
心を穏やかにしてくれる癒やしのツボ。
ストレスが溜まっているときは痛く感じるかも!?

・神門(しんもん)

<場所>
手首の横ジワ線上の小指側にある少しくぼんだ場所。

<効果>
イライラや不安な気持ちを鎮めてくれるツボ。
緊張したときにも効果的。
心に直接働きかけ、精神面をコントロールしてくれます。

・大陵(だいりょう)

<場所>
手首の横ジワ線上の真ん中にあります。

<効果>
イライラや気分の落ち込みなどを解消。
不眠解消にも効果的です。 
ストレスが溜まっていると痛く感じることもあります。

・百会(ひゃくえ)

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<場所>
頭の頂上に位置します。
左右の耳を結んだラインと、眉間の中心から頭の頂上に向けたラインが交わる少しくぼんだ場所。

<効果>
自律神経を整え、ストレスを軽減します。
その他にも不眠や目の疲れ、肩こりにも効果的。

イライラする自分も愛をもって受け止めましょう

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とはいえ、イライラという感情も人間が感じることができる大切な感情のひとつです。ネガティブな印象を持ちがちですが、イライラしている自分をしっかりと感じてあげることも大切。どうして私はこんなにイライラしているのかな?と感情に蓋をせず問いかけてみましょう。

イライラをなんとかしなければ!と感情に蓋をすればするほど、なかなか切り替えられずイライラが長引くことにも! そんな時はいっそのこと、これでもかってくらいイライラを味わってしまうのも、イライラ解消の近道だったりします。

素敵に歳を重ねている大人女性は、自分の感情との付き合い方も上手。女性ホルモンを味方につけて、揺らぐ感情の波も前向きに乗りこなしていきましょう。

文/西村留美

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西村留美 / 女性ホルモン専門家
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西村留美 / 女性ホルモン専門家
14年間セラピストとして、人の身体や心をケアする仕事に従事。20代の頃から原因不明の不快症状(イライラや不安、無気 力など)に悩まされ、人生が思うようにいかないもどかしさを感じ、鬱なのかも?と思い、精神科を受診したことも。 後にそれらがPMSだったことを知り、生活習慣改善に取り組み克服したことを機に、同じ悩みを抱えている女性が他にもたくさんいるはずだ! と女性ホルモンについて徹底的に勉強し、女性ホルモン専門家となる。 現在は、女性が社会で自分らしく生きていくためには、女性ホルモンとうまく付き合っていくことは必須のスキルだという強い想いのもと、カウンセリングやセミナーを通して、世の中の女性たちに女性ホルモンが心身に与える影響や生理の大切さを積極的に伝える活動を多方面でしている。
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