スタイリスト青木貴子さんによる、素敵な人に一歩近づく生き方指南。こんな時代だからこそ、前を向いて歩いていくためのヒントをお届けします。
お告げはすべからく耳を傾けるべし。良いヒントが隠されています

最近よく撮影現場などで話題になる2025年7月大災害発生説。昨年あたりからちらほら話に出てはいましたが、今年になってこの真偽をめぐる考察がさらに加速してきた模様。あなたの周りでもトピックスになっているのではないでしょうか?
南海トラフや富士山噴火などによる大地震説、惑星衝突説…といろいろ噂されていますが何しろ大きな災害がやってきて、日本は全国的に壊滅状況になるというなんとも背筋が凍りつくお話。この予言がピンポイントに当たるかはさておき、確かに南海トラフ地震ももうずいぶんと前から心配されていますし、いつ起こってもおかしくないところまで来ているようです。さてあなたは大災害に向けて万全の対策をとっていますか?
南海トラフ地震は駿河湾から日向灘沖にかけてのプレートを震源域とする大規模巨大地震のこと、約100年から150年周期で繰り返し起こっているのだそう。前回大きな地震があったのは1944年と1946年なので約80年経過しています。つまりいつ何時起こってもおかしくない状況になっているということ。この地域(静岡県から宮崎県にかけて)で同時に起きる場合もあるし、時間差で起こることも考えられます。最大震度7、10mを超える大津波が想定されているそうです。大規模な災害の場合停電や断水など、ライフラインの断絶は避けれず、かつ復旧に相当の時間を要すのではないかといわれています。ということは復旧までの間を乗り切る備蓄が必要になってきます。
では具体的にはどのくらい用意しておけば良いのでしょうか? 内閣府のガイドラインでは3日分の非常用備蓄と定めていますが、よくよく読むとこれは最低限の話らしく、可能なら一週間程度の備蓄が望ましいという奨励をしています。3日は最低ライン。大都市が被災したら1ヵ月はかかるんじゃないか、なんてこともいわれています。やはり1週間から10日は自助できるくらいは用意をしないといけないようです。
水はひとり1日3L(飲料や調理用)+生活用水が1日10から20L(結構大量ですね!)の確保が必要なんだそう。これは意外とハードル高い。手っ取り早く大容量となると、お風呂の水は抜かないで有効利用した方が良さそうですね。1週間となると、21Lの飲料水はペットボトル10本。余裕を持って6本入りのケース 2箱。1ヵ月となると8箱。置くところを考えなきゃですが、水がないと生きてはいけないからほんと死活問題。これは是が非でも用意しましょう。あとは食料品。外食ばかりで冷蔵庫を開けても何にもないなんていうひとは要注意。災害が起きたら自助するしかありません!

備蓄品をイザ揃えようとすると、つい缶詰や長期保存ができる特別なものを思いつきがちですが、日頃からいつもの物をちょっと多めに買うという癖をつけておくのも大切なんですって。たとえば身近に手に入るインスタントラーメンやレトルト食品など。食べ慣れたものの方が非常時に落ち着く、なんていう効果もあるみたいです。いつものアレなら家に多めにあっても良いですよね。
賞味期限をわかるところに表にしておいて、古い順から使っていくローリングストックをすれば無駄になりません。そして野菜不足になるから野菜ジュース、野菜スープなども有効。玉ねぎジャガイモ、かぼちゃなどは常温でも長持ちする野菜は積極的に買う習慣をつけておくと良いですね。
さて、調理に必需なのはガスコンロ。ガスボンベも多めに用意しておきましょう(1週間ひとり6本必要説あり)。キャンプ用品には簡単に美味しく調理できる便利器具などあります。キャンプグッズから災害対策アイテムを探すもの手。ランタンやヘッドランプといった照明グッズ、充電バッテリーなども使いやすくかつ機能性やデザイン性に優れているものが多いですよ。様々な情報は携帯から入ってきますからモバイルバッテリーは携帯電話を生かしておくための必需品です。こちらもマストハブ。
あとは衛生を保つためのグッズ。絶対用意しなきゃなのが簡易トイレ。我慢は大敵、体調が悪くなります。これは気兼ねなく使えるよう結構数を買っておいた方が良さそうです。その他マスク、ウエットティッシュ、消毒用アルコール、生理用品。
そしてあると便利なのがラップなんですって。お皿の上に敷いたら洗わなくて済むので水の節約に、また体に巻くと暖が取れるなど、いろいろな使い道があるそうです。似たような発想ですが、薄くて軽くてかさばらないのに暖かい防寒用のアルミシートもあると助かる一枚なんだとか。
いったい何から揃えよう! 悩んでいるひとは首相官邸ホームページに“災害の「備え」チェックリスト”なるものがあるので参考にしてみてはいかがでしょうか。チェック項目が一目で見れるので、わかりやすいです。
かくいう私も災害避難リュックはずいぶん長いことアップデートしていなく、先日チェックしたら見事に期限切れアイテム続出! 近々買い替えと買い足しをしようと思っています(思い立ったら吉日なので今月中に)。とある有名な占いの方によると「牡羊座に土星が入る5月25日までが食料など備蓄品を確認するのにいいタイミング」なのだとか。星占いは天体の動きによって導き出されるものなので、なんだかんだみんな(ひとも地球も)影響を受けるような気がしますよね。
災害や天変地異についての様々なお告げ、ちょっと怖いような気もしますが「防災について考えてり取り組むナイスなきっかけ」と前向きに捉えると、かなり有益なのではないかと思います!