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TRENDLIFESTYLE

2025.01.13

冷蔵庫は今のあなたを映す“鏡”かも。自己改革はここからスタート!

スタイリスト青木貴子さんによる、素敵な人に一歩近づく生き方指南。こんな時代だからこそ、前を向いて歩いていくためのヒントをお届けします。

身近な家電、冷蔵庫で出来る!?「生き方改善」冷蔵庫セラピー

青木貴子エッセイ

2025年がやってきました。今年は昭和100年だって知ってました? 最後の昭和生まれは今年36歳。35歳アンダーの人はとくに感慨深くはないでしょうが、昭和は遠くなりにけり!ですね。さて、みなさんは年末ちゃんと大掃除をしましたか? ここのところ年末年始感が薄れてきているという話もよく聞きます(いつまでも暖かくて季節の移り変わりがちゃんと感じられないせい?)。だからいつもどおりのお掃除しかしなかった、なんてひとも多いかもしれませんね。

なぜお掃除の話をしたかというと、今回は冷蔵庫について語ろうと思ったからです。と、いっても冷蔵庫の最先端はこちらでーす、なんていう最新家電についてではなく、冷蔵庫はその人のキャラクターに比例する!?いうお話しです。

冷蔵庫、いま何がどんな状態で入っているでしょうか。あなたはたくさん買い込む派? それとも必要最小限のミニマム派? 物は整然とキレイに入れられていますか? はたまた雑然とつっこみ放題? いかがでしょうか。

よく部屋はその人の心理状態を表すといわれますが(気持ちが荒れてると部屋も荒れる、など)、冷蔵庫は持ち主のもっと深いところと結びついていて、冷蔵庫の使い方はその人の生き様や生き癖の縮図といえるのではないか…という思いに、ある日ふと至りました。「冷蔵庫の状態って自分の在り方にリンクしてない?」という質問を周りの人に結構してみたのですが、面白いことに「えー! 怖い! 結構リンクしてる !!」という反応が実に多かったのです。

何があっても良いように、いつも備えておかないと不安というひとは冷蔵庫の中にもたくさんの食材を備えているし、身軽でいたいというひとは、必要な分だけしか食材を入れていない、という具合。そして整理整頓が得意じゃないひとはやっぱり冷蔵庫の中もとっちらかっちゃったりしているし、逆に整理が得意なひとは小分けのタッパーなどを使ってめっちゃ空間を有効に使っていたりする。こういった表層的にわかりやすい性格だけじゃなくて、深層心理的なところもわかったりするのが冷蔵庫占い(占いじゃないけど、笑)の面白いところで、自覚はしていないけれど何に対してもツメが甘いというひとは期限切れの調味料がたくさん入ってたりする…のですょ。

青木貴子エッセイ

あと冷蔵庫の中にあるものでパパッと美味しいごはんを作れたりする、俗に言うお料理上手といわれているひと達は何事にも臨機応変に対処できるキャラの持ち主、だけど勇足の側面も持っていたり。逆に作ろうと思った料理のレシピどおりの食材がないと作れないっていうひとは、真面目で良いという反面、頑なで柔軟性に欠けていたりする場合も(あくまで考えられるキャラクターです)。

つまり生き方の癖的な部分が冷蔵庫の使い方に見事にリンクする(ようなのです)。いかがでしょう? 結構思い当たる方もいるのではないでしょうか? 今回の話は「だから冷蔵庫って面白いですよー!」ということで終わりではありません。実は重要なのはここから先。

なりたい自分に近づきたいなら…

青木貴子エッセイ

冷蔵庫の中をキレイに整理すると開けたときに気持ち良くて感動するし、物も無駄なく使えるようになります。効率的に使ってみると食材のロスはほんと減るし、料理も作りやすくなる。「冷蔵庫にある食材だけでごはんを作ることに憧れているけど出来ないの」というひとがわりかしいますが、やってみると意外とできちゃうもんで(これほんと)、思ってもいなかったような新レシピを生み出すことも可能です。

これって実は立派な“ クリエイティブな行為”なので、とっても楽しかったりします。食材を無駄なく使えたという達成感も得られます(普段使っていない調味料などもここぞとばかりに使うとさらに○)。

冷蔵庫の使い方を工夫することで快適さや楽しさを感じる、そこには「成功体験を得る」ような効果が期待できるのです! 自分の性格や生き癖はなかなか変えられないけれど、冷蔵庫の使い方は心がけ次第で変えることができます。なんせその小さい空間だけの話なので。その小さな世界を変えることで生まれる変化を感じることが、大きな意識改革に繋がります。「一つの完結した空間を、自分の意思で作り変える」という行為がとても重要、そのリアルな感覚は成功体験よろしく、肯定感や自尊心を向上させる効果があります。

台所へ行って冷蔵庫、ちょっと開けてみて下さい。その中に知らない自分が入っているかもしれません(ホラーではなく、笑)。冷蔵庫の使い癖を知る、そしてそこから自己分析をしてみる。そこになりたい自分に近づくヒントが隠されている可能性が大。どこの家庭にもある身近な冷蔵庫、意外と壮大な機能も持っているようです。

TEXT=青木貴子

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