日本ではメープルシロップが少し高価で手に入りにくいと感じる方も多いと思いますが、今日は少量のシロップでたっぷり楽しめる「メープル入りバター」の作り方を紹介します。朝食のトーストが待ち遠しくなる、そんな一品です。皆さんもこの秋、メープルの風味をたっぷり楽しんでみてくださいね。(料理研究家・フードコンサルタント/ブライデン陽子)
メープルシロップの旬は秋冬!
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メープルシロップの「収穫期」は春ですが、「旬」の味わいとしては、秋から冬にかけて、メープル風味のスイーツやドリンク、そしてメープルシロップを使った根菜のローストやサーモンのグリルなど、さまざまな料理に使われることが多いです。秋の食材との相性が良いためでしょうか? そんな理由もあってか、私も気がつけば、この季節になると自然とメープルシロップが恋しくなるようになりました。
メープル入りバター
メープルシロップは室温に戻しておくと、バターに混ざりやすくなります。電子レンジで約30秒温めてもOKです。最初は少しずつメープルシロップを加え、徐々に量を増やしても大丈夫です。
今回は160mlのメープルシロップを使用していますが、100mlでも美味しく仕上がります。もちろん、量が多いほど濃厚な味わいになるので、お好みで調整してください。
●材料
- バター 100g(室温に戻しておく)
- メープルシロップ 約100ml〜160ml(室温に戻しておく)
- 塩 ひとつまみ
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●作り方
1. ボウルにバターを入れ、ハンドミキサー(または泡立て器)でクリーム状になるまで混ぜる。
2. 塩を加え、メープルシロップを少しずつ加えながら泡立てるように混ぜていく。
3. 保存容器に移し、冷蔵庫で数ヵ月保存可能。
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トーストやパンケーキ、焼きいもにのせたり、スクランブルエッグやベーコンを焼くときに使うのもおすすめです。ぜひ、メープルシロップの甘みとバターのコクを、秋の料理に取り入れて楽しんでください。