こんにちは、皆さん! 暑い夏が続いていますが、元気に過ごしていますか? 今日は、料理に対する新しい視点をご紹介します。(料理研究家・フードコンサルタント/ブライデン陽子)
見せ方や食べ方も同じくらい重要
料理そのもののクオリティも大事ですが、実は見せ方や食べ方も同じくらい重要なんです。
そこで、今日は世界各国から取り入れた、料理をもっと楽しくする食べ方をご紹介します。料理を作るのが大変な夏には、こんな食べ方を参考に、市販品をちょっとアレンジするだけで、食事の時間がぐっと楽しく、美味しくなります。見せ方や食べ方を工夫して、食事のひとときをもっと楽しんでみてくださいね!
ピンチョス(スペイン)
スペインのバスク地方で知られるピンチョスは、串や楊枝に刺した一口サイズの軽食です。うずらの卵やちくわ、漬物、ミートボール、サラダチキンなど、冷蔵庫にある食材をいろいろと組み合わせて串に刺し、テーブルに並べてみましょう。小さめのサイズなので、いろいろな種類を楽しめるうえに、食事の時間が盛り上がること間違いなしです。
オープンサンド(北欧)
北欧で人気のオープンサンド、デンマークでは「スモーブロー」と呼ばれています。パンの上に、好きな野菜や具材を乗せるのが特徴ですが、ポイントは具材のレイヤーを多く重ねることです。見た目が鮮やかで、食べたときに広がる味に意外性があり、満足度が一層向上します。例えば、ハムとチーズだけでなく、ゆで卵のスライスやオリーブ、ハーブを加えてというように、いつもよりトッピングを増やしてみましょう。
トルティーヤ(メキシコ)
メキシコのトルティーヤ料理は、日本でもすっかりお馴染みになってきました。ソーセージやエビ、チキンなどの具材をソテーし、アボカドやレタス、サルサ、チーズなどを並べたら完成です。好きな具材を巻いて食べられるので、自由度が高く、自分だけのトルティーヤを作る楽しさがあります。
ちょっとした工夫で、食事の時間をもっと楽しく、美味しく過ごせます。ぜひ、見せ方や食べ方を工夫して、夏の食事を楽しんでくださいね!