世界中で愛されるあの「たべっ子どうぶつ」がフル3DCGアニメーションで映画化! 「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」の公開初日を祝して、主人公らいおんくんを演じる松田元太さん、GINGERでもおなじみ・ぞうくん役の水上恒司さん、ぺがさすちゃん役の髙石あかりさん、そしてたべっ子どうぶつたち10人が大集合。大盛り上がりの初日舞台挨拶をレポートします。
400人と「いただきます」を大合唱!

――初日を迎えた今のお気持ちは?
松田元太さん(以下、敬称略) 率直にすごく嬉しいですし、たくさんの方に「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」を観ていただけるわくわくと、とにかくかわいいたべっ子たちを早く観てほしいなって思いでいっぱいです。(後ろに並ぶどうぶつたちを見て)かわいいな、今日も! どうぶつさんとはマブですから。(動きの止まらないぞうくんに)ぞうくん、すごい動くんだよな…。
水上恒司さん(以下、敬称略) そうなんですよ。さっきも一緒だったんですけど、ぞうくんが動きすぎて僕らずっと押されてるんですよ。
松田 アグレッシヴなぞうくん。緊張してんのかな?
水上 (応援うちわを持参する会場のお客さんを見て)何を話そうか忘れたくらい「元太」っていっぱいありますね。あっ、ちゃんと僕のも出してくださって。こんなにうちわがあるのは初めてで、すごい映画なんだなと思います。
髙石あかりさん(以下、敬称略) SNSで感想を見させていただくと、「泣いた」と「裏切られた」という声がすごく多くて嬉しかったですし、観終わった後の皆さんの表情がすごく柔らかくて、心で持ち帰ってくださったのかなと思うと嬉しいなと思います。
――みなさんは泣きましたか?
松田 もう本当に泣きそうに。心があったかくなりますよね。
水上 泣いてないんだね。
松田 泣きそうになって、うるっとしたというか。また観たいと思ったので、プライベートで観に行きたいな。だから、みんなで行こうよ。
水上 ちょっとね、忙しい…。高石さんも忙しいですからね。
髙石 そうですね、なかなか…。
松田 そうだよね、やめようか。(客席に向かって)じゃあさ、みんな行こうね!
――どうぶつさんたちは自分たちがお菓子だと自認したうえで繰り広げられるストーリー。この設定を聞いたときはどんなふうに感じましたか?
松田 面白いなと率直に思いましたね。たべっ子たちが可愛いことが武器だと自分たちで分かっているので、この子達あざといなって思いました。だからアイドルとしてはすごく勉強にもなりましたね。ファンの皆さんにはいつも可愛いって言っていただくんですけど、俺はそんなに思ってなかったんですよ。この作品を機に、「俺はかわいい」って思いながらアイドルをしていけたらいいなと思ってます。
水上 ちょっと何言ってるかわかんない…。
松田 可愛いよ〜、可愛いだろ?
水上 もう今年俺ら26歳だぜ。
松田 まだまだだろ?
水上 らいおんくんの声優さんもこういった方ですから、らいおんくんをどういうふうに支えてあげるか、支えすぎてもらいおんくんのためにはならないっていうことが分かっているぞうくんですから、その塩梅・さじ加減のキャラクターを作るっていうことがすごく重要だと思って臨みましたね。
髙石 どうぶつさんたちが人間と共に生活していて、その人間に食べられるっていうのが不思議で面白いなと思いました。食べられることがストーリーに繋がっていくんですが、今までにない設定で、面白いなと思いました。

――作中で「いただきます」は重要な言葉。改めてどんな言葉だと思いますか?
髙石 家族もそうですし、誰かと一緒に食べるときに使う言葉だからこそ、1人で食べるときにも近くに誰かがいてくれるような感覚になるようなあったかくなる言葉だなと思います。
松田 すごく素敵な言葉ですし、日本人としても「いただきます」と言ってから食事をいただくのは、すごくいい文化だなっていうふうに改めて思いました。
水上 びっくりした! 司会さんが言ったことと同じようなことをげんちゃんが言ってて。
松田 あはは。バレた? 言うなよ〜。
水上 僕は実家で「いただきます」「ごちそうさま」と言うと、母親も父親も姉も「はーい」って言ってくれるんですよ。それがないと食べちゃいけないみたいな暗黙のルールがあって。それを先ほど思い出して、ほっこりしましたね。ちょっと! ぞうくん動きすぎ!
松田 おーい! 当たってんだわ、ずっと(笑)。
――みなさんで一緒にお食事をされたことは?
松田&水上 ないですね。
松田 行くとしたら…炭で焼くたべっ子とか?
水上 炭火焼きのたべっ子どうぶつのビスケットってことですか?
松田 とかね。例えばの話じゃん(怒)! 逆にありますか?
水上 僕は今、体を大きくしているので、お肉ですかね。
髙石 私はお米が好きなので、和食ですかね。
松田 合わないです! でもいつか行けたら。
水上 (松田さんに)ごちそうさまです!
松田 あ、違う違う。割り勘です。みんなで、「いただきます」です!
髙石 ごちそうさまです!
松田 いただきます(怒)!
水上 ごちそうさまです!
松田 いただきます(怒)!
――推しキャラとその理由を教えてください!
髙石 「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」に登場しているキャラクターでいうと、わにくんが好きではあるんですけれども…。
松田 (さるくんを見て)あー、落ち込んじゃった。
髙石 ごめん! 違う違う! どうぶつさんたちでいちばん好きなのは、ダントツでさるくんです! 何が好きかって言ったら、この絶妙な表情。何も考えてないんだろうなっていう…(笑)。
松田 (さるくんに)ねえ、言われてるよ?
髙石 一応笑わなきゃ、みたいな表情がすごい好きで。見てるとたまらなくなってくるんです!
水上 確かにね、ぺがさすちゃん以外目に光が入ってない。みんな闇落ちしたみたいな表情で、初めて対面したときはちょっと心配になりましたけども(笑)。今回の「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」には出演してないんですけど、たべっ子どうぶつって46種類いるんですよ。そのなかに、おうしくんとめうしちゃんがいるんですが、僕はおうしくんを推しています。理由は名前が似てるからっていうことなんですけども…(笑)。
松田 僕は、らいおんくんです! らいおんくんの声をやらせていただいたっていうのもあるんですけど、素でらいおんくん好きですね。リーダーで、熱いんだけどちょっと可愛らしい部分もあって、らいおんくんは絶対いい子だなっていうのがすごくわかるので、大好きです。らいおんくんのグッズも揃え始めていて、らいおんくんが身の回りにいると落ち着きますね。
ラストに松田さんは「我々、スタッフさん一同、この日を迎えられてとにかく嬉しいです。子どものみんなも大人の方も楽しめる作品になっておりますので、この作品によってたくさんの方に幸せが注ぎ込まれて、あったかい気持ちで日本中がハッピーになるきっかけになったらいいなと思っております。引き続き、「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」を愛してください!」とご挨拶。会の最後には、会場のお客さん約400人と声を合わせて「いただきます!」と大合唱をし、作品の封切りを飾った。たべっ子どうぶつたちのワクワクドキドキな大冒険はぜひ劇場でご賞味あれ!
「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」

声の出演/松田元太 水上恒司 髙石あかり ほか
原作/ギンビス
監督/竹清仁
配給/クロックワークス TBSテレビ
※絶賛上映中!
tabekko-movie.com