秋バテなどの心身の疲労回復には、日常から離れてリフレッシュするリトリートが欠かせない。ちょうどこれからが紅葉シーズン。目の前に広がる大自然を堪能し、温泉や食などその土地の恵みをいただいて、至高の癒やしを体感したい。(ライター/和多亜希)
モダンな雰囲気を醸す箱根強羅は女性のソロ活にも最適な地
歴史ある温泉地である箱根強羅。とはいえ、かつては高級別荘地だったことから、土産物屋が軒を連ねる温泉地とは少し趣が異なる。和洋の粋な建物、庭園、それらを生かした美術館などが広いエリアに自然と融合しながら点在し、落ち着いた雰囲気。魅力的な見どころも満載!
まずは、ケーブルカーとロープウェイで大涌谷や芦ノ湖まで足を延ばし、壮大な富士山を眺めてパワーチャージしたい。
自然、温泉、グルメ3拍子揃ったスタイリッシュな宿に泊まる
早川のリバーサイドに建ち、夏には大文字焼の山を真正面に臨むことができる「ホテルインディゴ箱根強羅」。ホテルインディゴは、今年で日本進出60周年を迎えたIHGホテルズ&リゾーツのライフスタイル・ブティックホテルブランド。デザインやアートなどのホテル体験を通してそれぞれの土地にある歴史や文化、「ネイバーフットストーリー」を感じることができ、旅気分を盛り上げてくれる。
箱根強羅では雄大な景色を眺めながら入浴できる天然風呂が全客室に設けられ、目を閉じれば、川のせせらぎや鳥のさえずり、虫の声などにホッと寛げる。中庭では足湯を堪能できるほか、夜は暖炉がつき、揺らぐ炎を眺めながら何もしない贅沢な時を過ごすことができる。そんな旅の醍醐味ともいえる非日常の癒やしを提供してくれる、とっておきの宿だ。
魅力1. サーマルスプリングで極上の心地よさを満喫
カップルはもちろん一人旅にも大好評の水着着用のスパ、サーマルスプリング。ウォーキングプールや滑らかなカーブを描いた寝湯、ジャグジー、サウナと、温泉好きにはたまらない設備が揃っている。大スクリーンでは絶え間なくこの土地の美しい季節の移ろいを映し、眺めているだけでリラックス感を高めてくれる。
魅力2. 薪グリルの美食を堪能できる、地産地消のレストラン
ホテル内に「RIVERSIDE KITCHEN & BAR」があるからこの宿に泊まる、というゲストも少なくないはず。ここでは土地の恵みを薪グリルで香りよく、パリッと香ばしく焼き上げてくれる料理がたまらなく美味しい。美味しい野菜を求めて、足柄や三島、小田原など近隣の農家へシェフが出向くこともしばしば。駿河湾で水揚げされた魚介、この土地で獲れたネイバーフッドビーフもすべて薪グリルで旨味を閉じ込める。薪グリルの素材の美味しさを高める付け合わせやソースにも土地の恵みが宿っている。
魅力3. 中庭の足湯で過ごす、とっておきの自分時間
部屋で温泉に浸かるのもいいけれど、外気に触れ、足を温める。それだけでも全身がポカポカと温もり、最高に心地いい。足湯は天気に左右される面もあるけれど、眺望がいいうえ、草木の香り漂うなか、川のせせらぎを聞きながら、日の温もりや風を感じることができる。空いた時間に楽しめる足湯(7時~22時)では、読書はもちろん、ドリンクを飲んだり、スイーツを食べたりすることも可能だ。
魅力4. 箱根の郷土文化をアートとして散りばめた、刺激ある館内
箱根の大自然から生まれた伝統工芸の寄木細工や組子細工をはじめ、郷土文化からインスパイアされた様々なアートがホテル館内のデザインとして調和。館内、客室の随所にスタイリッシュなセンスが光る。
箱根の伝統美が随所に光るスイートルームが今年誕生。足を伸ばして入ることができる壺湯、浮世絵のヘッドボード、和の設えのワードローブやミニバーなど、日本の伝統美をスタイリッシュに表現。客室入り口には茶室をイメージしたギャラリーも設けられ、贅沢さこの上ない。
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*本記事は、ホテルインディゴ箱根強羅の協力により取材しました。