GINGERエディターの「今、これが気になる」。今回は京都に誕生したばかりの「LE LABO KYOTO MACHIYA」をご紹介！
LE LABOの核、価値観に焦点を当てたユニークな体験も可能に
2006年、NYで誕生したLE LABOが、初めて国外出店に日本、代官山を選んだのは2007年。それから日本国内にも数店舗構えるようになり、シンプルで開放的、そして心が浮き立つような類まれな香りが見つかると連日列ができるほどの人気に。
そのブランドがこの2024年3月桜の季節に、日本の古都、京都に新しい店舗をオープン。明治12年（1879年）に建造された伝統的な町家を、京都の歴史、美しい伝統に敬意を表してデザイン、改装したそう。
「侘び・寂びの永遠の学び手として、私たちは、ゆっくりと動き、雑音を静め、ありのままを受け入れ、予期せぬことのために余白を許容することから生まれる魂の美に常に導かれ続けています。この意志が私たちを導き、私たちがスローパフューマリーの技術を通して分かち合いたい感情を形作っているのです。京都は長い間、インスピレーションの源であり、私たちの最も深い価値観を体現する場所でありました。クラフツマンシップや古くから受け継がれてきた技術の系譜は、私たちがより広い意識の場から感覚の言語にどのように敬意を払うかを探す際の道標なのです。」というブランドディレクターの想いのとおり、これまでの店舗とは一線を画し、全く趣の異なる、他では実現できない世界に一つだけの特別な店舗に仕上がっている。
1階には、好きなメッセージや名前を23文字以内で入れられる「パーソナライゼーション」サービス、それも今回のオープニングに合わせて日本語（ひらがな・カタカナ・漢字）メッセージが先行でスタート。また世界で3店舗目、日本では初出店のル ラボ カフェでは、コーヒーや紅茶、ヴィーガンのペストリーをテイクアウトで楽しめるそう。
2階には何百種類もエッセンシャルオイルや、調香師のノートなどを展示。そこは調香師の仕事場を表現したフレグランスオルガンスペースに。
またもうひとつの部屋「工匠の間（クラフツマンシップルーム）」には、職人やアーティストを迎え、日本の伝統工芸へのオマージュとして、アトリエのように運営。
自分だけの香りが見つかるだけでなく、LE LABOの核となる‟価値観”に焦点を当てたユニークな体験。京都旅の新たな目的にいかが？
LE LABO KYOTO MACHIYA ル ラボ 京都町家
LE LABO CAFE KYOTO MACHIYA ル ラボ カフェ 京都町家
京都府京都市中京区木屋町通四条上る2丁目下樵木町206番地
075-708-3905
営業時間／10:00～19:00
