神戸のホテルダイニングが一新。船旅をテーマに海と美食を堪能

神戸港に浮かぶように佇む「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」の人気メインダイニングがこの度リニューアル。豪華客船で世界中を旅する気分で食事が楽しめる魅力的な空間、味へと生まれ変わった。（ライター／和多亜希）

気候が良ければ、テラスで潮風を感じながら

270度を海で囲まれた「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」。関西トップ5の人気を誇るホテルのメインダイニングがこの度、Terrace＆Dining「ALL FLAGS（オールフラッグ）」となってリニューアルオープン。ダイニングのエントランスから海まで真っすぐに伸びるアプローチといい、店内は開放感も抜群。

天候が良ければ、食事はぜひテラスで。潮の香りや汽笛の音、近くを航行する船を眺めたりしながら、まさにクルーズ船の外デッキで食事をしているような気分に。店内でもガラス張りの窓から海が臨め、客船の丸窓をイメージさせるミラーやリゾート感あふれる家具、ブルーを基調にした配色効果で、航海気分を盛り上げてくれる。

シュラスコとタコスは必須！　世界各国の美食を堪能

〈左上から時計回りに〉各国のカレー、生ハムとモルタデッラ、スウェーデン風ミートボール、エンチラーダというメキシカン、グヤージュというハンガリーのスープ、フィッシュパイ。

「ALL FLAGS」はクルーズ船で航海しながら世界の料理に出会えるブッフェスタイルレストラン。航海するようにメニューもシーズンによって次々変わるというから、いつ行っても楽しめそう。

カレーを食べ比べたり、チーズフォンデュに温野菜をディップしたり、フィッシュパイなど旅の思い出の味を食べたりと、様々な料理をいただけるのもブッフェならでは。多彩な料理の数々にお皿を片手に右往左往してしまいそう。

ライブキッチンが設置されたシグネチャーメニューのシュラスコ。

シュラスコのライブキッチンでは、2台導入されたシュラスコマシンでビーフ、ポーク、ウインナー、パイナップルが回転しながらじっくり焼かれ、ビーフロティは焼き立てを目の前でスライスしてくれる。

タコスのライブキッチンではトルティーヤの揚げたてが提供される。

タコスは揚げたてトルティーヤをいただいたら、スパイスを効かせた特製タコミートやチェダーチーズなどの具材にソースは好みのものをチョイス。サルサソース、トマトチリソース、レリッシュなどといったソースが揃い、好きな具材と好きなソースをトルティーヤに挟んでいただいて。

フォトジェニックなスイーツで甘い時間

マロンクリームが目の前で搾られる「しぼりたてモンブラン」をはじめ、ピスタチオやストロベリーなど6種類のジェラート、10種類のドーナツ、ホールケーキ、カップスイーツなど、見た目も美しいスイーツが勢ぞろい。お腹がいっぱいでもスイーツは別腹。だから食後のコーヒーやティーとともに、少しずついろいろいただきたい。