ここ数年、海外旅行から遠ざかっていましたが、今年の夏は!と考えている方も多いのでは? そんな気分がさらに盛り上がるアフタヌーンティーがあります! まずは食でトロピカルアイランドを旅してみませんか。(スイーツ・グルメ担当ライター/YUKI YONEI)
「トロピカルアイランドツアーアフターヌーンティー」で世界の海を体験
フォーシーズンズホテル丸の内 東京 7階「MAISON MARUNOUCHI (メゾン マルノウチ)」では、2023年7月1日から8月31日までの期間限定で「トロピカルアイランドツアーアフターヌーンティ」を開催。
東京駅八重洲口からすぐの絶好のロケーションにあり、店内は落ち着いた雰囲気で、大きな窓の外には東京駅前の景色と電車の往来が間近に見えて開放感があります。
今回は開催前に、トロピカルアイランドツアーに参加できるとのことで早速体験してきました! トロピカルフルーツがふんだんに使われ、見た目もキュートなスイーツの数々を楽しめるラインナップをご紹介します。
気になるアフタヌーンティーの内容は?
こちらのアフタヌーンティーはコース仕立てで提供されます。冷たいセイボリー、温かいセイボリーと続き、最後にスイーツがケーキスタンドで登場。フレンチのコースをいただくようで心が躍ります。
まずはウェルカムドリンクが。グレープフルーツとライチ、レモンのノンアルコールカクテルは、フレッシュな酸味で午後のスタートにぴったり。
ムース状のたらこをラウンド型のパイではさんでからすみをトッピングした一品は、たらこの優しい味に良い具合にからすみの塩味が効いています。
カニをカレー風味のクリームソースで和えてマンゴーをのせた「コロネーションクラブ」は、マンゴーの甘さとカレーのスパイス感とが絶妙なマリアージュ! 濃すぎない味付けが夏にぴったりです。下のタピオカのクラッカーとの食感の違いも楽しめます。
温かいセイボリーはひとつひとつがメインになり得るようなレベルの美味しさ。
フライドチキンはとってもジューシー! 酸味とハーブの効いた濃厚なクリームドレッシングがスパイスの効いた衣のチキンに良く合います。
サーモンフィッシュケーキは、サーモンをムースとダイス状にしているので、食感の違いが楽しめます。生姜に似たガランガル(カー)の自家製マヨネーズが、アジアン風味を際立たせていて、食欲をそそります。
豚肉と鹿肉を使用したソーセージのパイ包みのマルノウチソーセージロールは、鹿の野性味をほのかに残しながらもとても食べやすくて、肉の旨みを堪能できます。
ここまでですでに満足度100%ですが、アフタヌーンティーのメイン、スイーツはここから! 3段のティースタンドのトップにはアフタヌーンティーのテーマでもある、トロピカルアイランドをイメージしたスイーツがキラキラ輝きを放って待ち受けます。
「オキナワ」はスイカのマカロン。生地に挟まれたスイカのガナッシュとシークワーサーのジュレが爽やか! デコレーションされた金粉が海の波のきらめきのようにみえてきれいです。
「ハワイ」はココナッツガナッシュとパイナップルが効いていて、ハワイのイメージにぴったり! 下に敷かれたサクサクのココナッツダックワーズが食感のアクセントになっています。
「カリブ」はフォトジェニックなビジュアル! 下のショートブレッド部分は見た目よりも軽やかな食感で、パパイヤジュレやグァバムースとバランスが絶妙です。
「タヒチ」は太陽に染まるイメージで。バニラパンナコッタとマンゴージュレが良く合います。トップの濃厚なフレッシュマンゴーとほどよい酸味のマンゴージュレ。マンゴーの味の違いも楽しんでみて!
「モルディブ」はバナナムースやバナナとパッションフルーツのジュレなどでレイヤーを重ねたベイクドチーズケーキ。私は初めてパッションフルーツを食べたのがモルディブだったので、モルディブの空の下に連れていかれたような感覚の一品でした。
涼しげなカラーとキュートなビジュアルのスイーツたち。行ったことがある場所ならば、コバルトブルーの海を思い出しながら思い出とともに。行ったことのない場所は、味わいからそのアイランドを想像しながら。ぜひ東京でトロピカルアイランドを五感で味わってみませんか。
フォーシーズンズホテル丸の内 東京 MAISON MARUNOUCHI
東京都千代田区丸の内1-11-1パシフィックセンチュリープレイス丸の内
03-5222-5880
https://www.fourseasons.com/jp/tokyo/