新連載「青木貴子のラグジュアリー案内」。スタイリスト青木貴子さんが、注目の新作を独自の視点で解説します。
ルイ・ヴィトンのデニムバッグで“上質なこなれ感”を手に入れて
昨今、コロナの影響もあり、リラックスした装いがトレンドに。以前よりカジュアルな格好をする機会が増えたけれど、そんなときに持つバッグに困る〜という声もよく聞きます。そうなんです、カジュアルスタイルはカジュアルバッグがないとキマラナイんです。
今回は、そんな今おすすめしたいバッグをご紹介します。ルイ・ヴィトンから登場した「デニム・コレクション」です。
この春夏は多くのラグジュアリーブランドがデニムに注目。スタイリッシュでモードなデニムスタイルに熱い視線が集まっています。
ルイ・ヴィトンは、アイコンバッグをジャガード織りデニムで再構築。ストーンウォッシュ風加工が施されたモノグラム柄デニムの「ループ」「ドーフィーヌMM」「スピーディ・バンドリエール25」、4種類のデニムをパッチワークして作られた「カプシーヌBB」など、どのバッグもデニムの持つ“カジュアル”というエッセンスによって、アイコンバッグに“上質なこなれ感”という新たな魅力が加わっています。
この“上質なこなれ感”というのは、真におしゃれな人が持つ雰囲気のひとつ。これはなかなかスタイリングで表現するのが難しかったり、一朝一夕では身につけることが困難なものです。それを「ただいつものスタイリングに加えるだけ」で醸せてしまうのが、今回の「デニム・コレクション」のバッグ。その理由は、このアイコンバッグたちが従来持っているラグジュアリーさ(上質感)に、デニムのカジュアルさ(こなれ感)がうまくミックスされているから。存在自体が“絶妙なこなれ感”を放っているのです。なんと頼れるバッグ!
大人の素敵なカジュアルスタイルを完成させるには品格のあるカジュアルバッグが必須。“ラフ”とは一線を画す“上質カジュアル”を目指すなら、ここは押さえるべき重要ポイントです。時流に合わせたバッグのアップデートをぜひ、抜かりなく。
ルイ・ヴィトン クライアントサービス
0120-00-1854
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