あらゆる選択の基準が“心地いいかどうか”に変わった。そして同時に、人に対して、私たちの社会や環境に対して、できるだけ優しい自分でありたいと思っている。そんな私たちの「ちょっといいコト」を描くファッションストーリー。
自分のために花を買う
おうちや職場のデスクまわり。パーソナルスペースは「好き」で彩りたい。誰かへのプレゼントではなく、自分用に花を買ってみる。そんなちょっとした贅沢を習慣にすれば、生活空間も華やぐし、気持ちにも余裕が生まれるはず。“フラワーセラピー”という言葉のとおり、疲れが癒され、日々のストレスが軽減され、周囲にもまた優しくなれる。自分のためにした“ちょっといいコト”が幸せの連鎖を生むきっかけになっていく。
誰かのために手紙を書く
SNSやメールのやり取りが多くなった今だからこそ、手書きのメッセージからは一層の想いが伝わる。直筆の言葉や文章には温かみがあり、文字のクセからは書き手の個性や人柄が伝わり、何よりも手間と時間をかけて書いてくれたという事実が受け取った相手を幸せな気持ちにさせる。素敵なレターセットを選んで、静かなカフェでお茶をしながら、大切な誰かに手紙を書いてみよう。指先だけを動かして言葉を連ねるのではなく、一文字一文字、心を込めて。
未来のためにできることを考える
深刻な環境問題のニュースを耳にするたび、難しいことはよくわからなくても今のままじゃいけないと強く感じる。大きな何かを成し遂げることはできないけれど、地球のために、小さな“いいコト”を重ねていきたい。シェアリングサービスの利用はその1つ。必要なタイミングで、必要なモノを手にする。例えば、近距離の移動にはシェアサイクルという選択。環境負荷の小さい自転車という交通手段も、サステナブルな社会への尊い一歩となる。