ファッションやビューティの最前線に触れるイベントへ、顔を出す機会も多い愛莉。その華やかな現場でダイレクトに感じた想いやブランドに対するリスペクト、五感に響いた感動を、この連載でレポート。記念すべき1回目のブランドは「PRADA」。【松井愛莉の「PARTY CRUISE」】
Event:– PRADA MODE TOKYO –
プラダの手がけるコンテンポラリーカルチャーをテーマにしたイベントが、東京都庭園美術館で開催された。館長で建築家の妹島和世氏をキュレーターに迎え、アートや音楽、食などの多様なジャンルを横断したコンテンツが満載の巡回型イベント。2日間にわたって、敷地全体がプラダ色に染められた。
会場は、重要文化財にも指定される東京都庭園美術館。
「都会の真ん中に、こんなに緑いっぱいで息抜きできる場所があったなんて」と愛莉も語るように、広大な芝生が広がる敷地内には、プラダ モードのために作られたオブジェがいたる所に。
エントランス付近には妹島氏によるキュレーションのもと、現代作家たちの作品が展示されたアートギャラリーも。その一点一点に熱心に見入っていた愛莉。
会場内は常に生演奏の音楽が流れ、特設されたパビリオンでは現代作家たちによるトークセッションが次々と催される。開放感に包まれる庭園を回遊しながら、その眺めや音、空気など、五感が刺激される芸術に触れ極上のアート空間を堪能した。
ランチには、焼きたてのピザと「銀座 久兵衛」のお寿司に舌鼓。普段、人混みがあまり得意ではないという愛莉も「ずっと居られる空間ですね」とプラダ モードの心地よさに酔いしれた。
Airi's Review
アートピースに囲まれてゆったり呼吸する優雅な空間
美術館へ鑑賞に訪れたことはあったけれど、この庭園をのんびり歩いたのは初めて。これだけ自然が多いとたくさん呼吸したくなりますよね。ウッドオブジェやチェアも、緑のなかにマッチしたアートピースで、眺めているだけで心地いい。開放的な空間で、アートに囲まれながら美食と音楽に触れる優雅なひとときでした。思いがけず知り合いにも会えてうれしかったです。こういう機会だからこそ偶然会える人もいて、交流の場としてもいいですよね。久々に体のラインが出る素敵なドレスを着て、背筋も伸びました。