毎日の生活になくてはならないコンビニエンスストアでは、SDGsに向けたさまざまな取り組みが進んでいる。今月の「香里奈が考える今、できること」は、2019年3月から「SDGs委員会」を立ち上げ、社会課題の解決に向けて取り組んでいるローソンを取材。サステナブルな施策を集約した全国で唯一の店舗、「グリーンローソン」に香里奈が訪問!
身近なコンビニで考える、私たちが「今できること」
20以上のサステナブルな取り組みを行っている豊島区北大塚の「グリーンローソン」1号店。
まずは入り口のカラフルな看板に注目。いつものローソンの青い看板ではなく、カラフルな18色使い。これはSDGsの17色を優しい色調に調整し、ローソンブルーを加えた全18色で構成されている。地球が躍動している、そんなイメージで描かれているそうで、この看板も再生プラスティックを80%配合した、再生アクリル板を使用。
グリーンローソンの取り組み1:お弁当の冷凍販売
通常店舗で販売しているチルド弁当や常温弁当はなく、“冷凍弁当”が新登場(2月からは店内で解凍した商品も販売中)。必要なときに、必要&食べきれる分だけ。消費期限が長い商品の販売もフードロス削減に一役。
グリーンローソンの取り組み2:扉付き冷蔵ショーケース
自宅の冷蔵庫ように、グリーンローソンの冷蔵ショーケースは扉付きの設備。外気の侵入や冷気の漏れを防ぎ断熱性能を高めることで、冷蔵効率をアップ。電気使用量とCO2排出量を削減。
グリーンローソンの取り組み3:アバターによるリモート接客
時間、距離、年齢、介護や育児で外出しづらかったり、身体的なハンディキャップがあるなど、障害や制約にとらわれずに働くことができる、アバター雇用。香里奈が訪れた日は、大阪の女性スタッフがリモート対応!
グリーンローソンの取り組み4:セルフレジで省人化
お会計はセルフレジで。お酒やたばこも運転免許証の提示で購入が可能。困ったときはサービスカウンターのスタッフがサポート。
「今回紹介したサステナブルな施策以外にも、捨て方に迷うインクカートリッジの回収や、処方せん医薬品受取ロッカーなどはありがたいなって思いました。特に薬は24時間いつでも受け取れるほか、感染対策として非対面・非接触で受け取りたいと思う人にとっても便利」(香里奈さん)
「アバター接客やフードドライブなど、人にあたたかい取り組みが多いことにも感動しました。マイバッグやマイカトラリー持参といった日々の習慣にしたいことから、フードロス削減に繋がる画期的な取り組みまで、意識してみると店舗内には新しい気付きがいっぱい。身近なコンビニの利用の仕方から、私たちの『今できること』をどんどん実践していきたいですね!」(香里奈さん)
グリーンローソン(ローソン北大塚一丁目店)
「圧倒的な美味しさ」「人への優しさ」「地球(マチ)への優しさ」という3つの約束を掲げ、ローソンがこれまでに実施してきた環境配慮や省人化の取り組み、そして新たに導入する施策を合わせて実験を開始。2022年11月に北大塚にオープンした、ローソンが目指す近未来型店舗。