3回の特番を経て、10月からレギュラー化したテレビ朝日のバラエティ番組「あざとくて何が悪いの?」。再現VTRをベースに展開される“あざとさ”論はSNSやネットニュースで話題になるなど、女子の心をわしづかみ! 出演者である山里亮太さん、田中みな実さん、弘中綾香さんに番組制作の表舞台と裏側の想いを語っていただきました。
あざとさは場の空気を良くするための潤滑油
山里 僕は、お二人とゲストのやりとりを眺めながら、好きなことを言っているだけ。一番近い観客という感じで、サイコーに楽しいですよ。
田中 さらりとそんなことが言えちゃう、山ちゃんてやっぱりあざとい(笑)。私たちみたいにわかりやすいあざとさではなく、社会で役立つテクニック満載の処世術的あざとさ!
山里 いやいや、これもお二人のおかげ。実は僕、“あざとさ”を敵視していたんですよ。でも、お二人とこの番組をやるうちに、それが今の時代いかに必要なのかということがわかってきた。“あざとい”には、サービス精神がものすごくちりばめられているんだよね。ここでこんな目線を切るだけで人はこんなにも喜んでくれるんだとか、こうするだけで心地よくなってくれるんだって。
田中 あざとさって、その場の空気を良くするためのものでもあると思うんです。ただ、タイプはさまざまで、自分のために使う人もいれば特定の相手に向けて連発する人もいる。
弘中 私も、自分が主役になりたがる人はちょっと…。飲み会にいたら、次の飲み会には呼ばないかも。
山里 でもさ、その技を駆使すれば、相手は落とせるわけでしょ。
田中 だけど、周りの人が不快に感じる時点で、「それはあざといではないんじゃない?」と思うわけです。
山里 飲み会でめちゃタイプの人がいて横に座っても、“あざとい”を、場を盛り上げる方に使っちゃう?
田中 そのときは、みんなに公言します。「顔が好き! タイプ」って。
山里 それはもうロックオンでしょ。
田中 でも、公言しているから。
弘中 コソコソ使われるよりいいです。「あとは二人で勝手にやって」ってなるかもしれないけど(笑)。
「あざとくて何が悪いの?」は毎週土曜21時55分から放送中!
「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日)
オンライン飲み会やカラオケなど、さまざまなシチュエーションで活用される“あざといテク”を、3人とゲストが分析&ツッコミ! 再現VTRにスペシャルなゲストが出演したり、隠れた名曲が使われることも話題に。(※一部地域を除く)
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