栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピも参考に!
新鮮なバジルが◎。特徴的な香りが魅力
バジルは王を意味するラテン語に由来するとか。神聖で高貴なハーブとみなされていたようです。熱帯アジア原産、今日では世界中に広く分布。強い香りが特徴的で、イタリア、タイ、ベトナム料理などでもよく使用されていますよね。バジルにはビタミンやミネラル、さらに抗酸化力を発揮するβ-カロテンなどの栄養素が含まれています。それから香りはオイゲノール、リナロール、シトロネロール、リモネンなどが主な成分。抗菌・抗炎症作用を持つ成分を豊富に含有しています。ただ、バジルといっても品種は多数で、それぞれメリットが違うとも。もっとも知られているのがスイートバジルで、含有しているオイゲノールは血圧を下げる効果があるといわれています。乾燥すると成分が失われるといわれているので、新鮮なバジルの使用がベター。
1枚目の写真はバジルソースを絡めるだけのシンプルなジェノベーゼパスタ。バジル、ニンニク、松の実、パルメザンチーズ、オリーブオイルで作ったソースは作り置きしておくと便利。パスタに絡めたり、鶏肉や魚のソースとしても。
ダイエット中には、コレ。栄養価が高いのにカロリーが低いトマトとバジルのスープ。材料は、炒めた玉ねぎ、トマト、バジルパウダー、パプリカパウダー、豆乳。味付けは塩・コショウのみ。
体の中から抗酸化ケアしたいときにはレモネード! レモンジュース1カップ、はちみつ1/3カップ、フレッシュなバジル3/4カップをブレンダーで攪拌。3カップの水を加えて薄める。
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