栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピもご参考に!
鮮やかな紫芋は、美容にいい、抗酸化物質アントシアニンが豊富!
サツマイモの一種、紫芋。皮、中身ともに鮮やかな紫色は、ブルーベリーやブラックベリーと同じ天然色素のアントシアニンによるもの。
しかも紫芋は、ペオニジンやシアニジンなど少なくとも13種類のアントシアニンで知られ、通常のサツマイモの約2.5倍の抗酸化物質が含まれているといわれています。
眼のサプリメントなどで有名なアントシアニン。多方面で研究されていますが、体内に脂肪が蓄積するのを防ぐ効果、腸内環境を整える、免疫力向上、血糖値上昇の抑制なども示されています。
また紫芋は、サツマイモと同様に満腹感が得られる食物繊維が豊富。しかも2種類の食物繊維を含んでいるため、便通の改善だけでなく、肝臓の働きをサポートするアプローチも。ビタミンCやA、マンガン、銅、カリウムなど栄養素は、女性にうれしいものばかり。
1枚目の写真は、紫芋のマッシュポテト。定番のマッシュポテトを紫芋で作ると華やかなおもてなし料理に。柔らかく茹でた紫芋に、ココナッツミルクなどを加えてなめらかなペースト状にして。海塩でシンプルに味付けを。
スティック状にカットした紫芋をアルミホイルにならべ、オリーブオイルをかけて、トースターで焼くだけ。熱を加えても紫芋は変色しないので、見た目も◎。
食物繊維が豊富な紫芋。スープ1杯でもお腹を満たしてくれそう。炒めた玉ねぎと紫芋を、チキンスープや野菜スープで柔らかくなるまでコトコト煮て。ピューレ状にするとより食べやすくなります。
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