栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピもご参考に!
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ビート入り温野菜
パフォーマンスも向上!?赤いビートは、ポリフェノールが豊富
ホウレンソウやキヌアと同科の根菜、ビート。ビーツ、テーブルビートなど複数の呼び名があり、品種もさまざまです。一般的なのが、濃い紫色の根を持つタイプ。ボルシチなどのスープに使われ、ロシアや東ヨーロッパではポピュラーな野菜で、茹でたり、ローストしたり、生で食べたり、レシピが多彩です。19世紀半ばにはワインの着色にビートのしぼり汁を使用していたとか。そのビートの根の赤紫の色素は、ベタレインという頼もしい抗酸化物質です。また葉も茎も食用ですが、根のほうは葉酸も多く含み、マンガン、銅、食物繊維、カリウム、マグネシウムなどの栄養素も含有しています。アスリートのパフォーマンスを向上する研究で注目の硝酸塩も含んでいるので、生のビートに、人参やりんごを加えたジュースは、ヘルシー志向の方におすすめです。
写真は、ワインのおつまみにもぴったりな、ビート入り温野菜です。ローストしても美味しいビート。かぼちゃ、玉ねぎ、ビートに塩、コショウをふり、オーブンで柔らかくなるまで焼く。フェタチーズやルッコラをのせ、バルサミコ酢のドレッシングを。
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ビート×ひよこ豆フムスのヘルシーブレッド
ビート×ひよこ豆フムスのヘルシーブレッドは、食物繊維を積極的に摂取したいときに。ニンニク、ひよこ豆、オリーブオイル、塩で作るいつものフムスに、ビーツを投入。トーストしたパンにフムスを塗り、好みの野菜をトッピング。
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ビートの濃厚ボルシチ
こちらは寒い季節の定番スープ、ビートの濃厚ボルシチ。ビート入り、本格ボルシチで、体の巡りをアップ! 野菜は玉ねぎ、人参、ニンニク、蒸したビーツ。ベジブロスを入れてブレンダーで攪拌。好みでレモン汁、アーモンドミルクを加えて。