栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピもご参考に!
立ち向かえる体を作る栄養素が豊富。レッドオニオンを食べよう!
赤玉ねぎ、紫玉ねぎとも呼ばれるレッドオニオン。一般的な白玉ねぎとの違いは、抗酸化物質の含有量にあります。レッドオニオンは、ブルーベリーやアサイーなどに含まれるポリフェノールの一種、アントシアニンを25種類以上含んでいるそう。また、玉ねぎ全般に含まれるケルセチンは、ウイルスに立ち向かう作用があり、海外では風邪やインフルエンザなどの感染症予防の成分としてサプリメントでも人気です。またケルセチンも見逃せないところ。亜鉛と組み合わせるとその効果が高まるといわれているので、サラダを作るときはカボチャの種などと一緒に食べましょう。それから血液をサラサラにすることでおなじみの硫化アリル、食物繊維など腸内を整える栄養素も含有しています。腸のバランスを整えることは、免疫力の強化にもつながります。
上の写真は、そのまま食べても、アレンジしても美味しいレッドオニオンのピクルス。
肉、チーズ、野菜、ハーブなどと相性の良いレッドオニオン。生でも美味しいですが、リンゴ酢、水、ハチミツの液につけてピクルスにしておけば、しばらく保存できて便利です。
こちらは、レッドオニオンがアクセントのアボカドのワカモーレ。
レッドオニオンは加熱するとアントシアニンの一部が減少。もれなく栄養素を摂取したいときは生で食べるのがおすすめです。レッドオニオンの辛味は、ワカモーレのアクセントに。
インド料理風に、レッドオニオンのライタもおすすめ。
野菜、豆、果物などレシピが豊富なインド料理のライタ。作り方は簡単。ヨーグルトと塩を混ぜ、クミンパウダー、スライスしたレッドオニオン、青唐辛子、コリアンダーの葉を投入するだけ。