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MYSELFウェルネス

2018.09.21

夏から秋への体調変化による肌トラブルの秘策は、血流アップ!

体が冷えて血流ダウンしていませんか? 季節は少しずつ変化して秋の気配を感じます。夏の紫外線で肌ダメージが残っているところに、秋の乾燥がやってきます。肌疲れを解消しておかないと、本格的な乾燥シーズンの秋冬に肌がついていけなくなってしまいます。肌トラブルを回避するには、血流アップの対策が必要。その秘策を伝授します。

血流ダウンしている人は肌トラブルを起こす可能性大!

肌トラブル

(c)maroke/Shutterstock.com

暑いときは、冷房に冷たい飲み物、食べ物と、気づかないうちに体が冷えています。そのため、血流がダウンしていることがよくあります。
血流ダウンで起こることと言えば・・・。だるい、疲れるなどの体調不良はもちろんですが、肌トラブルも重要な不調です。
血流ダウンで、どんな肌トラブルが起こりやすいかと言えば、肌荒れ、吹き出物、くすみ、むくみ、たるみ、シミ・・・など。女性にとっては、気になる肌トラブルばかりです。

まずは、血流チェックを行ってみてください。

□ 食事の時間が不規則
□ 丼ものや麺類など単品の食事が多い
□ 揚げ物が好きでよく食べる
□ 冷たいお茶、ジュース、清涼飲料水をよく飲む
□ 根菜類はあまり食べない
□ 週に2回以上インスタント食品を食べている
□ 週に1回以上ファストフードを食べている
□ 週に1回以上ラーメンを食べている
□ 味が濃いもの、塩辛いものが好き
□ ケーキやクッキーなどの洋菓子をよく食べる
□ おやつにスナック菓子を常備している
□ ついつい食べ過ぎることが多い
□ 食べるのが早い
□ お酒を毎日たくさん飲む
□ タバコを吸う
□ 1日歩く時間は20分以内
□ 運動不足だと思う
□ シャワーですませて湯船に温まらない
□ クーラーをつけっぱなしで寝ている
□ 睡眠不足、または寝る時間が不規則
□ 呼吸が浅い
□ 加工食品を食べることが多い
□ 旬のものがよくわからない

※『血流美人』赤澤純代著より抜粋

いかがでしたか? 5つ以上チェックがついたら、血流が悪い傾向にあります。秋の初めから、肌トラブルを起こしやすくなるリスク大なので、要注意です。

血流美人は、素肌美人に!

温かい飲み物

(c)antoniiio90/Shutterstock.com

チェックリストで、「血流ダウン気味で要注意」と出た方は、乾燥の季節が本格的に来る前に今のうちから、肌ケアをしておきましょう。
肌のためには、保湿も大事ですが、同じくらいに「血流アップ=血行をよくする」も重要です。

まず、体を温める方法を考えてみましょう。暑い夏は「体を冷やそう」としてしまうので、季節の変わり目は、1日1回は体を温めることを取り入れてみてください。

冷たいものを飲んだり食べたりしたときには、一緒に温かいものを飲むか食べるかすること。たとえば、冷たいそうめんや冷やし中華、アイスクリームやフルーツを食べたら、温かいお茶を飲む。お味噌汁を1品食事に加えるなどの工夫をしてみてください。水もできるだけ常温で飲むようにします。
それだけで、ずいぶん内臓の冷えが改善できます。内臓(特に胃腸)が冷えて弱くなると、肌が荒れやすくなります。内臓を冷やし続けないようにしましょう。

首、ウエスト周り、足首を温めます

温活

(c)PV productions/Shutterstock.com

オフィスや電車の中では、汗で濡れた衣服が冷えると、体を冷やしてしまいます。「寒い」と感じる前に、首周り、ウエスト周り、足首を温めます。この3つの部位を温めることがポイントになります。
オフィスでは、首にショール、ウエストに腹巻き、足首にレッグウォーマーなども準備しておけるといいですね。

寝ているときも、首とウエスト、ひざ下をカバーしておけば、寝冷えしたり、風邪をひいたりすることも防げます。
 
そして、簡単に血流アップできて、美容効果の高い方法は、“入浴”です。
暑い季節は、シャワーだけで済ませがちですが、美容のために、ぜひ湯船に浸かって温まってください。肌の透明感も変わりますし、リラックス効果も高くて、簡単にできるケアです。

初秋は思い切った「保湿」も大事です!

保湿

(c)AndreyCherkasov/Shutterstock.com

夏は、さっぱりとしたスキンケアを好む人が多いですが、9月になったら乾燥対策をしておくことがダメージを最小限にするコツです。

夜、寝る前に、たっぷりとクリームなどで保湿ケアをしておくことは、もちろんですが、朝、出かける前の保湿はもっと大事。
外敵から肌を守るために、保湿を十分してから、UVケアとファンデーションをつけます。9月は冷房もまだ使い、紫外線も強い季節。冷房や紫外線による昼間の乾燥のほうが、怖いのです。

化粧品は、いつも使っている好きなものを使えばいいですが、化粧水と乳液で終わりにせず、しっとり系の美容液やクリームをたっぷり使います。
夏の肌ダメージを残さないために、今から保湿ケアを頑張りましょう!

TEXT=増田美加(女性医療ジャーナリスト)

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