フリーアナウンサーの青木源太さんによる美容×コミュニケーションにまつわる連載。第3回目の今回は、これからの季節に欠かせない紫外線対策について。
vol.3 日常に潜む“敵”との戦い
冬になるとなおざりになりがちな紫外線対策。もちろん、夏に比べて降り注ぐ量は少ないのですが、肌が乾燥してバリア機能が低下しやすいため、しっかりケアをして肌を守る必要があります。時間帯としては、午前10時から午後14時までが最も強いとされていて、ガラスも通過するので室内にいたとしても安心はできません。季節としては3月から急に強くなりはじめ、5月から7月にかけてピークを迎えます。余談ですが5月はかなりの量が降り注いでいるのにもかかわらず、まだまだ気温が上がらないため、対策が疎かになりがちなので要注意。
そんな日常に潜む敵と戦うには、武器(=日焼け止め)が必要で、最近はその種類も増えましたよね。まずは「塗る」日焼け止め。大事なのは塗りムラをなくすことと、必要に応じてこまめに塗り直すことです。朝塗ったからといって安心していてはいけません。また日焼け止めには「SPF」や「PA」と書かれた表示があり、どちらも数値が高ければ高いほど、紫外線防御効果も高くなります。とはいえ、単に数値が高いものを塗れば良いというわけではなく、高ければそれだけ肌への負担もかかるので、適材適所で投入することが大切です。僕は常にSPF15~50+までを常備し、その日のスケジュールによって塗り分けています。近所に買い物に行ったり家から駅まで少し歩くだけならSPF15、外でロケをするような仕事ならSPF35、ゴルフや海水浴ならSPF50、という具合です。そういう意味ではSPF50を塗る機会なんて年に数える程度です。
加えて最近では「飲む」日焼け止めが登場しています。服用すれば約24時間、体の内側から紫外線をガードしてくれます。飲む日焼け止めの最大のメリットは、「塗り忘れ」や「塗りムラ」が発生しないこと。また塗ることが難しい唇や頭皮の日焼けも防止できます。僕は頭皮が焼けやすくて、夏場は特に頭頂部のつむじ付近が赤くなってしまうので重宝しています。
この勝負、結果が出るのは数年後ですが、負けないようにしっかりとケアしていきましょう!
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