知っておきたい、お給与が変わらなくても賢く税金を減らして手元にお金を残す節税術をご紹介。今回は、高額療養費制度を解説。
支払い額を大幅に減らせる!
高額療養費制度とは、医療機関の受診や薬局での購入で、その月に負担した医療費が自己負担限度額を上回った場合、超過した分のお金が払い戻される制度のこと。公的医療保険制度の利用で自己負担額が1~3割に減ったとしてもなお、多額の医療費がかかった場合、高額療養費制度を利用すれば医療費の負担を軽減することが可能に。
高額療養費制度の対象となる人は?
負担額は年齢と所得区分で異なる
高額療養費制度は、健康保険や国民健康保険といった公的医療保険制度のひとつであり、各保険の被保険者が利用可能。払い戻しされる金額を計算するベースとなる自己負担限度額は年収等で異なるので、自分はどこに該当するのかをチェック。
※2023年2月時点の情報です。
監修者/西山美紀
お金、生き方などをテーマに取材を重ね、単に貯蓄額を増やすのではなく、日々にうるおいをもたらしてくれるお金の貯め方、使い方を発信中。All About貯蓄ガイド。著書に『お金の増やし方』(主婦の友社)、『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)など。